ときどき日記(20020816〜20020831)

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2002/08/18(日)

 もう台風はいいよう今年は。はやく10月になっておくれ。

 8月15日に高校野球を見ていたら、東邦OB(かつ戦争経験あり、ということだったんだろうけど)ということで安居玉一が映っていたのにはかなり驚きました。阪神−大洋−国鉄−近鉄−大映と渡り歩いて通算1298安打・.267、50年には.300、翌51年に.321と連続3割。記録から見る限り俊足好打の外野手だったのでしょう。今年10月で80歳。

若者ん/もとみやあゆみ(増刊ヤングジャンプ漫革2002年9月25日号)

 もとみやあゆみ≠もりたあゆみ、かな。これを読んだ感じでは。もしかしたら作者の実体験にもとづくとおぼしき、軽妙なセミ・ノンフィクションです。
「関西に足を踏み入れる巨人ファンは殺されると思え!!(ウソ)」→阪神ファンと同じくらいおります。
「阪神電車の乗車審査に通らないと思え!!(ウソ)」→んなもんあるかい。
「ツッコまれたっらおいしいと思え!!(本当)」→無視されると寒くて死にます。
「六甲おろしを覚えろーー!!(本当)」→ほっといてもいつのまにやら覚える気が。
「そして 京都人には気をつけろ(ノーコメント)」→えーと…
ということでこのまんがに描いてあることはだいたいほんとです。たぶん、これ以外の部分も。
 これはこれでとてもおもしろい。でも、エッセイコミックじゃないのもまた読みたい。とても読みたい。悩ましいところです。

ここで逢いましょう/海野そら太(増刊ヤングジャンプ漫革2002年9月25日号)

 14ページ目、少女が「にっ」と歯を見せて笑う絵を見て、うーんだれだったっけこういう絵を描く人いたよなあとさんざ考えて、ようやく福島聡だと思いあたる。それまでにヒットはしたが「いやこれじゃない」と捨てた名前が稲光伸二と冬目景。なんとなく絵の雰囲気はつかんでもらえるのではないかと(ほんまか)。
 おはなしは当然絵と親和性のあるおはなしなわけで、それでも福島−稲光あたりよりはややポピュラーでやや明るいかな。それでも援交に精を出しガキにガンを飛ばす女子高生が主人公、親父は借金抱えて10年前に出奔、偶然再会したらヒットマンになってた、というあたり、明るくもなんともない話だが、それでもラストの前向きなあたりがこのひとの個性でしょう。(最後やや簡単に解決しすぎ、という気もするけれど)
 ラスト前の一発逆転にはきれいにやられました。続けていくつか読みたいな、と思います。どんなふうなのを描いて行くのか楽しみ。

エコドライブ/山岸将人(増刊ヤングジャンプ漫革2002年9月25日号)

 エコタクシーに乗ったら冷房がついてなかった。ついでに後ろから熱気とあえぎ声が聞こえた。どきどきしながらめくったら人が3人車をこいでいた…なんとあほらしい。
 ここにはバカ漫画に必要な全てが揃ってる。気がします。もっともらしいがありえない。あほらしいのにむやみに熱い。10000回転っていったいなにが回転してるのだ。坂道で「にせエコ車」プリウスと競り合い差し切るシーンなんかやたら感動的なのだが、冷静に眺めるとめちゃくちゃだ。でもおもしろい。
 一家に一台バカ漫画、じゃないけれど、こういうのがひょっこり雑誌に載ってるとうれしくなります。バカ漫画ばんざい。


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