讃美

 

感謝苦しみを捧げる

 

 

1.聖書

2.トマス・ア・ケンピス

3.讃美は力

4.ヴァッスーラ

5.マーリン・キャロザース

6.愛の実を結ぶこと、即ち、忠実に、誠実に、勤勉に、自分の職務の業を行うこと

 

 

 

 

1.聖書

 

 

詩篇34・1−23

 

どのようなときも、わたしは主をたたえ

わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。

わたしの魂は主を賛美する。

貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。

わたしと共に主をたたえよ。

ひとつになって御名をあがめよう。

わたしは主に求め

主は答えてくださった。

脅かすものから常に救い出してくださった。

主を仰ぎ見る人は光と輝き

辱めに顔を伏せることはない。

この貧しい人が呼び求める声を主は聞き

苦難から常に救ってくださった。

主の使いはその周りに陣を敷き

主を畏れる人を守り助けてくださった。

 

味わい、見よ、主の恵み深さを。

いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。

主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。

主を畏れる人には何も欠けることがない。

若獅子は獲物がなくて飢えても

主に求める人には良いものの欠けることがない。

 

子らよ、わたしに聞き従え。

主を畏れることを教えよう。

喜びをもって生き

長生きして幸いを見ようと望む者は

舌を悪から

唇を偽りの言葉から遠ざけ

悪を避け、善を行い

平和を尋ね求め、追い求めよ。

 

主は、従う人に目を注ぎ

助けを求める叫びに耳を傾けてくださる。

主は悪を行う者に御顔を向け

その名の記念を地上から絶たれる。

主は助けを求める人の叫びを聞き

苦難から常に彼らを助け出される。

主は打ち砕かれた心に近くいまし

悔いる霊を救ってくださる。

主に従う人には災いが重なるが

主はそのすべてから救い出し

骨の一本も損なわれることのないように

彼を守ってくださる。

主に逆らう者は災いに遭えば命を失い

主に従う人を憎む者は罪に定められる。

主はその僕の魂を贖ってくださる。

主を避けどころとする人は

 罪に定められることがない。

 

 

 

 

 

 

 

詩篇66・1−2

 

全地よ、神に向って喜びの叫びをあげよ。

御名の栄光をほめ歌え。

栄光に賛美を添えよ。

 

 

 

詩篇66・18−19

 

わたしが心に悪事を見ているなら

主は聞いてくださらないでしょう。

しかし、神はわたしの祈る声に耳を傾け

聞き入れてくださいました。

神をたたえよ。

神はわたしの祈りを退けることなく

慈しみを拒まれませんでした。

 

 

 

イザヤ61・3

 

シオンのゆえに嘆いている人々に

灰に代えて冠をかぶらせ

嘆きに代えて喜びの香油を

暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。

彼らは主が輝きを現わすために植えられた

正義の樫の木と呼ばれる。

 

 

 

マタイ21・16

 

イエスに言った。「子供たちが何と言っているか、聞こえるか。」イエスは言われた。「聞こえる。あなたたちこそ、『幼子や乳飲み子の口に、あなたは賛美を歌わせた』という言葉をまだ読んだことがないのか。」

 

 

 

マタイ26・26−30

 

 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。言っておくが、わたしの父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」一同は賛美の歌をうたってから、オリーブ山で出かけた。

 

 

 

ヘブライ13・15

 

だから、イエスを通して賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえる唇の実を、絶えず神に献げましょう。

 

 

 

ヤコブ5・13

 

あなたがたの中で苦しんでいる人は、祈りなさい。喜んでいる人は、賛美の歌をうたいなさい。

 

 

 

黙示録5・12

 

天使たちは大声でこう言った。

「屠られた小羊は、

力、富、知恵、威力、

誉れ、栄光、そして賛美を

受けるにふさわしい方です。」

 

 

 

黙示録19・5

 

また、玉座から声がして、こう言った。

「すべて神の僕たちよ、

神を畏れる者たちよ、

小さな者も大きな者も、

わたしたちの神をたたえよ。」

 

 

 

2.トマス・ア・ケンピス

 

トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/2・11・2

 

けれども自分の慰めのためでなく、イエズスのおんためにイエズスをお愛しする者はつらい悲しいことや心配のある時でも、この上ない慰めをいただいている時と同様に、かれを賛美するのである。

 そしてたといかれが少しも慰めを与えようとなさらずとも、いつもかれを賛美し、かれに感謝しようとするのである。

 

 

トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/3・30・5

 

 わたしがあなたに、苦しみ、またはいかなる患難不幸をくだしても、不満に思ったり、落胆したりしてはならぬ。

 わたしはすぐまたあなたを慰め、あなたの苦しみを喜びに変えることができるのである。

 わたしはあなたに対してそういうふうにしても、やはり正義にして大いに賛美すべき者なのである。

 

 

 

3.讃美は力

 

 

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善から発した真理にはこうした力があることは、真理とその信仰とは単に思考にすぎないと考えている者らからは把握されることは出来ないが、それでも人間の意志から発したその思考はその身体の凡ゆる力を生み出し、もしそれが主により主の神的な真理により生気を与えられるなら、人間はサムソンの力でさえも持つであろう。

 

 

 

4.ヴァッスーラ

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/10巻P152

00・1・20 教会一致週間

 

私を知り理解するという宝は いつの日も地上を天国にする。 それは地上で 親切、義、誠実をもって治めること。 聖霊による恵みによってこの宝を得たなら あなたのうちに働く私の意思が分かるようになる。 私どもはかつてこう言った、「もし誰かが自慢したいなら こう自慢するがよい、 私を理解し 知っていると・・・」この宝は 真珠の値打ちを上回るもの。 ああ、次の宝は 親密さ、神なる私との親密さ。 燃え立つ愛によって 心から発する炎の火花が、私との親密さの最初の印となる、絶え間なく私を探し求める渇きの長い期間は 私がすべての霊魂に切に望む あの親密な一致へと近づく予兆となろう、こうして彼らは 私の甘美を味わいに訪れ そして、全霊を込めて、天国の悦びに入り あなた方にたいして注いだ私の慈悲を称えて 天国の我が天使たちの調べを歌う。

 

 

 

 

5.マーリン・キャロザース

 

マーリン・キャロザース

 

 

 

 

6.愛の実を結ぶこと、即ち、忠実に、誠実に、勤勉に、自分の職務の業を行うこと

 

結婚愛9

 

あなた方は神を賛美することの意義を知られない。それは愛の実を結ぶことです。即ち、忠実に、誠実に、勤勉に、自分の職務の業を行うことです―なぜならそれが神に対する愛と隣人に対する愛に属しているからです。またそれが社会とその善のきずなともなっています。それによって神は崇められ、そこから定期の礼拝によって崇められるのです。あなた方は主の以下の御言葉を読まれませんでしたか―

 あなたらが多くの果を結ぶことによって、わたしの父は崇められたもうのである、かくてあなたはわたしの弟子となるでしょう(ヨハネ15・8)。