話しかけなさい

 

 

来なさい祈り

主は聞かれる

主に相談する待ちわびる主

 

 

 

1.ヴァッスーラ

2.マリア・ワルトルタ

3.ファウスティナ

4.アヴィラのテレサ

 

 

 

 

1.ヴァッスーラ

 

 

ヴァッスーラ/花むこから花嫁への呼びかけ/P27

 

 望ましい祈りとは、心から単純に、直接神に語りかけること、とイエスはおっしゃいました。

 思い出しますが、スイスで16歳から17歳くらいの少年たちに会いました。彼らは祈ったことも教会に行ったこともありません。一人の少年が言いました。 「でも祈り方を知らないんです。どう祈ればよいか、分りません。」 私は言いました。「親しい友人が勿論いるでしょう? 親友とはどうやって話すの? 単刀直入に話しかけ、心の秘密を打ち明けるでしょう? それに友達を信頼してるでしょう? 神様にもそれと同じように話しかけてごらんなさい。」

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P80

‘87・12・23

 

♡ 私は手に我が心をのせ、与えようと、皆のところにやって来た、しかし訴えても多くの者は私を拒む、神として認めてはくれない 心を頑なにして もし私を愛するなら訴えに耳をかすはずであり、聞くのを拒むのは、もう子として私のものではないから、彼らの知恵が盲(めしい)にさせてしまった、しかし真に言う、私の羊たちは声を聞き分け、私の声を聞き分けない者たちは私の羊ではなく 我が全能を信じていない 私の仔羊がなぜ散らされ 私のからだが不具であるかを知っているか、教会の中になぜ不調和があるか知っているか? 夜導く灯を持たないで歩いていたからだ ♡ 光である私を探し求めなさい そうするならあなた方を導く、偽善と頑なさを捨て去り、柔和 謙遜であるように、心を開いて 私のいのちの雫に満たされなさい、私は良い羊飼いで あなた方を愛している ♡♡♡ ヴァッスーラ 私に話しかけなさい、聖なる仲間として接してくれるように ♡ 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/2巻P270

‘88・8・7

 

今日は、啓示の聖母の記念堂トレ・フォンテインと聖心の一万人の殉教者を祭る教会を訪ねる予定です。―トレ・フォンテインの向かい側にある三つの教会を訪ねました。最初の教会で内的呼びかけを感じましたが、そこを出てもイエスは引き返すよう 呼んでおられます。その感じは三つ目の教会でいっそう強くなりました。

 

♡ ヴァッスーラ、戻って来るように呼んでいた、 あなたが本当は全然私に話しかけていないように感じたのだ そこで私を尊びに戻って来てほしかった、愛している 子よ、それに気づきなさい、私を感じてほしい、我が心の望みを感じなさい、愛への飢え渇きを、そばにおきたいという望みを、全人類にたいする嫉妬深い愛を感じてほしい。 野心を捨てなさい、全く持たないように、私の前でこういったものは不要だ、養うのが私である以上は、私のわざをすべて私のものとし あなたを導くこのやり方を受け入れるように、私の聖心に入りなさい、あなたを祝福する ♡♡

 

 *確かに、不毛な全く霊感が湧いてこない感じでした、そして一言もお話ししていませんでした。

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P77

‘88・11・21

 

 ♡ 祈りのうちに 私を訪れなさい、そこにいて 耳を傾けている! 救い主の腕の中に入って来なさい、欠点を持って来るなら、あなたを清め 癒してあげる、あなたに神聖さを与える 私は神聖、あなたを完全なものとする! ありのままの姿で 私のもとに来なさい、怖れないように、私は愛なる神、みじめな者にとって慈しみ深く、哀れみに満ちあふれる神! 私に祈り、話しかけなさい、躊躇しないで! あなたを心待ちにしている・・・ あなた方にたいする愛が それほどまでに大きいため、聖なる者の中の聖、永遠なる者 造られたすべての頭である私は、はるばる身を屈め、あなた方に届き 弱さを癒そうと 降りて来た ♡ 私はいつまでも 終わりの日まで あなた方のさ中にいる。・・・我が平和と愛のメッセージを広める人びとは幸い! 私のもとに来て 慰めとなる人は幸い。 私と一つであるように。 永遠の私の愛に留まっていなさい ♡

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/3巻P171

‘89・5・12

 

♡ 皆が一緒に今夜ここに集まっているのを見て 喜んでいます。 お持ちの聖具をすべて祝福します。 今夜は徹底して霊魂を糾明し、特別な黙想の夕べとしましょう。 イエスと私は扶けようとして いつもあなたの前にいます、ですから心を込めて話しかけて下さい そうしたら聞きましょう ♡ 皆を父と子と聖霊の御名によって祝福します、アーメン。

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P15

‘89・10・10

 

♡ 私、主は、あなた方の心を今日探し求めている 必要なのは愛、愛の立ち帰りだからです ・・・ 来なさい、単純な心で来なさい、安心して父親のもとに近寄る子どものように、弱さを見せ 問題を話しに、私のもとにやって来なさい、天の御父に聞いていただきなさい ・・・ 私は愛、愛の立ち帰りに渇く、私は愛の崇高な源、私の嘆願を拒まないように、あなたを取り囲んでいる誘惑を拒みなさい、我が子よ、サタンに足場を引き渡すのを拒みなさい ♡ 私(I Am)がどれほどあなたのそばにいて どれほど熱心に霊魂を我がもとに引き上げ まことの食物のために乳離れさせようとしているか分かったなら! 私を理解しようとしなさい、我が意思を悟ろうとしなさい、好奇心を満足させるためだけではなく、学ぶためにここにいなさい、私のためだけに心をひろげ、あなたのうちに住まわせてほしい。

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P151

‘90・5・12

 

イエス?

 

私です、あなたに平和、ヴァッスーラ、明日我が教会であなたの足音を聞かせてほしい。 首を長くして待っている。 ・・・あなたと一致するこのひと時のために 私ほどにあなたも待ち遠しいか? ヴァッスーラ、・・・(*)書くに任せなさい、愛している。

  イエスが、「愛している」と仰しゃいましたが、お書きになるのを止めたのです。

 

まだ答えをもらっていないが、どうか?

 

はい、主よ、ギリシャ教会に参ります。けれど言葉の問題がいつもあるのです。司祭の仰しゃることに殆どついていけません。

 

しかし私がそこにいて 心のうちで話すのを聴いている。 話しかけるように ・・・ さあ、これを聴きなさい: 会うのをたのしみに待っている友達を 訪ねて行くとする、友人に会った時、遠くに立ったままでいるだろうか? それとも近づいて 温かくキスして挨拶するだろうか? 次に、ともに腰掛けて話すであろう? それとも座ったまま黙っているだろうか? もちろん話すに決まっている! 我が家を訪ねて来る時は 私にもこうしてほしい。 会うたびに 心はずませているのを感じたい、心をもって話すのを聞かせてほしい、あなたの神、私に話すとは祈ることです。 そうするならあなたの口もとに 耳はぴったりと引き寄せられ 一言一言を蜜の雫のように 受け取るであろう。 娘よ、さて次は私にとって偉大な瞬間が訪れる、非常に待ち焦がれている瞬間でもある、ゴルゴタで私自身をあなたに与えてた瞬間です、私が生けにえとなる聖なる時、あなたが贖われ、あなたと一致する聖なる時です。 私を食べ 私を飲むように二人を待っている(*)。 祝福を与える 我が子よ。 こうした愛のひと時、聖体拝領のひと時を拒まないでほしい ♡ 

  ロシア人の友達と私。

 

わが主よ、主を讃えます、神に栄光、主は祝福されますように!

 

あなたに平和 小さな者よ、私を喜ばせ 識別しなさい。 ともに過ごすこのひと時は私にとって悦びの瞬間です、渇いた土が喜び迎える雨のように。 あなたの声を聞くのがたのしい。・・・(*)

  しばらくイエスは沈黙しておられましたが、この時こうお尋ねになりました、「書きたいか?」 私は、はいと、お答えしました。

 

与えたものを取って読みなさい。 ・・・言いなさい、このすべての試練があっても幸せか?

 

はい!

 

花よ、花びらの一枚がちぎれたなら 必ず別の花びらが取って代るようにする。 我が光で茎を強くする、あなたをいかに護り、ていねいに扱っているかが分かったなら ・・・疲れている時は依りかかりなさい 憩わせよう ♡ 来なさい

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P245

 

霊魂よ、祈りなさい、それは話しかけなさい、という意味です!

 

 

 

 

2.マリア・ワルトルタ

 

 

マリア・ワルトルタ/イエズスに出会った人々2・P103

 

 まだ私の祈りは教えられないが、祈りとは何か、どのように祈るべきかを知らせたいのです。祈りとは、父と子らとの対話、霊と温かく深い信頼でつながれた率直なおまえたちの霊魂との対話です。祈りがすべてです。祈りは告白で、己の認識、己への涙、己と神との約束、神への要求、すべてを御父の足元に頼むことです。そして、巨人でない限り、祈祷は様々の世間の雑音の真っ只中でできるものではない。巨人たちさえも、祈りのとき、世間との接触や雑音に悩まされます。ましてや、おまえたちは巨人ではなく小人です。霊の道において幼い。ここで霊的理性の年齢に達するでしょう。

 

 

 

マリア・ワルトルタ/マグダラのマリア/P264

 

 マリア、話したいことを言いなさい。自分の考えていることを私に伝えるのをいつでも恐れるな。

 

 

 

マリア・ワルトルタ/復活/P202

 

「おお! 主よ、私をあなたなくしてこの世に残さないでください。私はあなたの誕生から死に至るまで、そして死から復活に至るまで、いつも・・・。

それなのにもうあなたが私たちと一緒にいないと知ったら何と悲しい。あなたはエリゼオの父の願いを聞かれた。多くの人々の願いを聞かれました。主よ、私の願いも聞いてください」

 イザクはひざまずいて手を差し伸べて頼む。

「あなたは、私の宣教を、それに私のために殉教するのを今、恐れているのか?」

「主よ! 私の光栄はあなたに従いたいという事だけです。私は貧しく、愚かな者です。けれども私は、私をあなたにささげた。すべて善意をもってささげた。今、これだけを望んでいます。あなたについて行く事。そしてあなたのみ旨どおりになりますように、今も、いつも」

 イエズスは、イザクの頭の上に手を置き、撫で続けながら皆に向かって言う。

「私に質問したい事はないか? これは最後の訓戒である。あなたたちの先生に話しなさい。・・・この小さな子が私に対してどんなに信頼しているか見なさい」

 今日もマルジアムは、イエズスの体に自分の頭をもたげている。イザクも自分の望みを話すのに躊躇しなかった。

 

 

 

 

3.ファウスティナ

 

 

日記921

 

「我が娘よ、あなたには多くの単純さがあると聞いている。それなら、どうしてあなたは自分に関わる万事について、最小の事柄でさえ、わたしに話さないのか。万事についてわたしに話しなさい。そして、これがわたしに大きな喜びを与えることを悟りなさい。」わたしは答えました。「でも、主よ、あなたは万事についてご存知です。」すると、イエスは答えられました。「もちろん知っている。しかし、わたしが知っていることを言い訳にしてはならない。子供のような単純さで万事についてわたしに話しなさい。わたしの耳と心はあなたに向けられており、あなたの言葉はわたしにとって愛しいからである。」

 

 

 

 

4.アヴィラのテレサ

 

 

自叙伝12章・2(P130)

 

私たちは精神的にキリストの尊前(みまえ)に身をおき、その聖なるご人性に対する最大の愛に少しずつ燃え立ち、常に彼のおそばに侍(はべ)り、彼に語り、私たちの必要とすることをお願いし、悲しみにあっては彼に向かって嘆き、慰めにあっては彼とともに喜び、幸運にあっては彼を忘れないよう警戒し、複雑な祈祷文など求めず、自分の望みや、必要を打ち明ける単純な言葉でお話するようにしましょう。これこそ短時日で進歩させるすぐれた方法です。このように、とうとい伴侶とともに生活することに専心し、そこから最大の利益を引きだすべくつとめ、私たちがこれほどご恩をこうむっているこの聖主に対する真剣な愛を、そこからくみだす者こそ、念祷の道に進歩した者であると私は断言します。