待ちわびる主

 

聖体拝領・聖餐

聖体訪問

 

1.ヴァッスーラ

2.ヨゼファ・メネンデス

 

 

 

1.ヴァッスーラ

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P4

‘89・9・29

 

あなたを拒むことは決してない ♡ 私を受けに来るたびに、我が聖心は歓びで跳ね上がる、小さな白いホスチアのうちに 自分を非常に小さくしたのです。 私を拝領するなら 私を受け入れ、このような仕方で私を受け入れるなら、真理を認めたことになる、そして私とあなたは一致し、親しく交わるのです、あなたの神 私とともに過ごす以上に悦ばしいことがあろうか? これ以上清い聖なる出逢いがあろうか? 私、あなたの神と、あなた、我が被造物とが出逢い ♡ 私、あなたの贖い主と あなた 贖われた者とが出逢う、私、イエスは、あなたを気も狂わんばかりに愛している、あなた方の誰が私の愛を疑い、この清い聖なる愛を冒涜できようか? ホスチアの我が現存をどうしてそれほど多くの者たちが疑うのか? 我が聖体は不注意に落とされたり あたかも聖でないかのように扱われるべきではない、あなた方に何を差し出し 自らのうちに迎え入れている者が誰であるかを十分理解さえしたなら、絶え間なく私を祝福しているであろうに、見なさい! 上から眺める天使たちさえもあなたに許されているこの食物を望むが、許されていない、それでいてあなた方の多くはこのすべてを十分把握していないように見える・・・私は一つ一つの聖櫃の陰であなたが訪れるのを待ちわびる愛の虜です。 いまだにこの荒野をさ迷うすべての者たちよ 近づきなさい、清く汚れない私のもとにやって来なさい、あなたを歓べるようにさせなさい、そこで悔い改め、罪を認めてさらに私を喜ばせなさい、「告解する必要があるだろうか? 聴罪師に話すことは何もない」とは言わないように、罪に対する感覚を失った者たちの一人になってはならない。 あなたは完徳からほど遠い、だがあなた方のある者は汚点がなく完徳に達したかのように振舞っている。 謙遜でありなさい、謙遜でありなさい、あなたの罪は真摯な心で祈り 見つける助けを願うなら それを容易に見い出せよう。 我が掟を守り金言に従う人びとは幸い、私の秘跡を尊びなさい。 全き信仰のうちに訪れ 私を食し 飲むすべての人は幸い ♡ 私は聖なる者 そこで霊魂を生き生きとさせる恵みを この限りなく聖なる瞬間に注げるよう私を聖なる者として扱いなさい、あなた方に富を隠してはおかない、最も小さな者たちにも自由を与える。来なさい 共にいることをどれほど望んでいることか そこで早口にせっかちな祈りをしないように。 信心を侮ってはならない、私の戒めについて反省し 黙想しなさい、姿は見えなくとも、言っておくが 私はあなた方一人ひとりに手を置いて、我が息吹をとどめながら、皆を祝福している。 一つであるように ♡

 

 

 

 

ヴァッスーラ/神のうちの真のいのち/4巻P151

‘90・5・12

 

イエス?

 

私です、あなたに平和、ヴァッスーラ、明日我が教会であなたの足音を聞かせてほしい。 首を長くして待っている。 ・・・あなたと一致するこのひと時のために 私ほどにあなたも待ち遠しいか? ヴァッスーラ、・・・(*)書くに任せなさい、愛している。

 

    イエスが、「愛している」と仰しゃいましたが、お書きになるのを止めたのです。

 

まだ答えをもらっていないが、どうか?

 

はい、主よ、ギリシャ教会に参ります。けれど言葉の問題がいつもあるのです。司祭の仰しゃることに殆どついていけません。

 

しかし私がそこにいて 心のうちで話すのを聴いている。 話しかけるように ・・・ さあ、これを聴きなさい: 会うのをたのしみに待っている友達を 訪ねて行くとする、友人に会った時、遠くに立ったままでいるだろうか? それとも近づいて 温かくキスして挨拶するだろうか? 次に、ともに腰掛けて話すであろう? それとも座ったまま黙っているだろうか? もちろん話すに決まっている! 我が家を訪ねて来る時は 私にもこうしてほしい。 会うたびに 心はずませているのを感じたい、心をもって話すのを聞かせてほしい、あなたの神、私に話すとは祈ることです。 そうするならあなたの口もとに 耳はぴったりと引き寄せられ 一言一言を蜜の雫のように 受け取るであろう。 娘よ、さて次は私にとって偉大な瞬間が訪れる、非常に待ち焦がれている瞬間でもある、ゴルゴタで私自身をあなたに与えた瞬間です、私が生けにえとなる聖なる時、あなたが贖われ、あなたと一致する聖なる時です。 私を食べ 私を飲むように二人を待っている(*)。 祝福を与える 我が子よ。 こうした愛のひと時、聖体拝領のひと時を拒まないでほしい ♡ 

 

    ロシア人の友達と私。

 

わが主よ、主を讃えます、神に栄光、主は祝福されますように!

 

あなたに平和 小さな者よ、私を喜ばせ 識別しなさい。 ともに過ごすこのひと時は私にとって悦びの瞬間です、渇いた土が喜び迎える雨のように。 あなたの声を聞くのがたのしい。・・・(*)

 

    しばらくイエスは沈黙しておられましたが、この時こうお尋ねになりました、「書きたいか?」 私は、はいと、お答えしました。

 

 

 

与えたものを取って読みなさい。 ・・・言いなさい、このすべての試練があっても幸せか?

 

はい!

 

花よ、花びらの一枚がちぎれたなら 必ず別の花びらが取って代るようにする。 我が光で茎を強くする、あなたをいかに護り、ていねいに扱っているかが分かったなら ・・・疲れている時は依りかかりなさい 憩わせよう ♡ 来なさい

 

 

 

 

2.ヨゼファ・メネンデス

 

 

ヨゼファ・メネンデス/愛の招き/P353

 

聖体の中に愛の虜となって、わたしは人々がその悩みを抱いて訪れるのを待っている。最もやさしい心、よき父、いつも忠実な友のそばに来て、慰めを受けられるようにと待っている。

 聖体は愛が発明したものだ。だが人々のために疲れはて、使いつくすこの愛に答える者は何と僅かなのだろうか! 

 罪人の間に住み、その救い、生命であって、また腐敗した天性から生ずる病に、医者とも薬ともなって助けるのに、その報いとしてかれらはわたしを遠ざけ、わたしをののしり辱める!

 ああかわいそうな罪人! わたしから逃げないでおくれ。昼夜おまえたちを聖櫃の中で待っている。わたしは罪をとがめない、面と向って詰問しない。かえってわたしの傷の血で洗ってあげる。だから恐れずにお出で! おまえたちをどれほど愛しているか知らせてあげたいのだ・・・

 そしてわたしが特にかわいがっているおまえたち! どうしてそんなに冷淡でわたしの愛に無関心なのか? おまえたちが家族の面倒や家計の要件や世の煩いに、たえず悩まされていることもよく知っている。でも一分間位、愛と感謝を表わしに来てくれてもよいではないか、数知れぬつまらぬ用事に引きまわされている・・・愛の虜となっているわたしを訪ねるのに一瞬ぐらい暇をつくってくれないか。もしからだが病気になれば、癒してもらいに医者のところへ行く時間を見付けるだろう。

それなら霊魂に力と健康を与える者のところへ来て、おまえたちを待ちあぐんで呼んでいるこの聖なる物乞いに、愛の喜捨をしてはくれないのか。