あなたがたのまわりにある支えは、全部私が、くつがえします
1.聖母から司祭へ
1.聖母から司祭へ
聖母から司祭へ1973.12.19
私の運動の司祭たち皆が、この偉大な仕事に準備されるため、どのような心遣いをこめて前以って私に選ばれ、教育され、形づくられたかを知ったならば・・・!
最も取るに足りぬものであっても、彼らの人生におけるすべてのものには、的確な深い意味があります。そのため、めいめい、その存在の、茫然とするほどすばらしい本を、私と共に読む習慣をつければよいと思います。
彼らに心の上智の賜を与えましょう。そうすれば自分に関するすべてのことに、どのような意味があるかを私と共に理解するでしょう。
不可解だったたくさんのことの理由、苦しみの意味、見捨てられたことのわけ、倒れてしまったことの意味がみなわかるでしょう。ああ、私が特別に愛しているこの子供たちは、その人生において、どれほどの暗黒と煩悶の時を経験しなければならなかったことでしょう。
でも、それは彼らにとって必要で実り豊かな時期でした。それは、私が彼らをいっそうわがものとするためであり、あらゆるもの、すなわち自分のものの見方、感じ方、いろいろのもの、良い結果、良い活動、成功などに、たやすく執着することから離脱させるためでもあり、また、私だけのものとなり、私のためにのみ生き、ただ私の望みだけを行うことを学ばせるためでもありました。
自分は何もよいことはできない、たいした者ではないという印象を受けさせたかったのです。それで心の謙遜と幼子の精神という大きな贈物を彼らに与えました。私以外には何の支えも信頼できるものもなく、ただ私だけのものであるということを感じさせたかったからです。
嘲笑され、踏みつけられた、私のこの可哀想な子供たちによって、私は大きな計画を実現するでしょう。
聖母から司祭へ1977.8.6
母の心遣いで、あなたがたを養います。神のみ心にかなわないものは、私自身の手で、根こそぎに取り除きます。
私を包む霊は、あなたがたの中で、すべてを焼き尽くす火となります。天の母は、あなたがたを、暗闇の陰すらない神の美しさまで連れて行きたいのです。
聖母から司祭へ1978.4.10
それで、私は、あなたがたひとりびとりを、小さく、ますます小さなものにしていきます。さらに、まったく自我が消えてしまうところまで小さくします。私には、あなたがたのその拙さが大切です。それは、あなたがたのみじめさは、私の汚れなき心のあわれみ深い愛を引きつけるからです。
私は、あなたがたのうちからも、まわりからも、たのみとすることの出来るものを、すべて亡ぼしてしまいます。それは、あなたがたを、素直と信頼へみちびき、子どもとしての依託の道に進ませてあげるためです。
聖母から司祭へ1979.3.25
主が、今日、あなたがたの天の母の汚れなき心からほとばしり出る声によって、あなたがたに願われることに承知してください。その承諾を私の承諾にならいなさい。もうけっして、疑ってはなりません。
よそにさがしてはなりません。そうです、あなたがたは、もう乞食のように、保障や、励ましなどを探す必要はありません。
私の業をおこなうために、ただ、私の汚れなき心だけが、あなたがたの支えとなるように、計画されています。あなたがたのまわりにある支えは、全部私が、くつがえします。それは、あなたがたに、人の励ましとか、ただの保障に身をゆだねさせたくないからです。
聖母から司祭へ1982.5.30
また教会は、現世的な財産をはぎ取られて、多くの権力の集団から清められるでしょう。それは、もとの貧しく謙遜で単純なつつしみ深いものとなるためです。
聖母から司祭へ1986.8.8
イエズスだけが、教会を貧しく、福音的で清いもの、そして、今たよりにしているすべてのものを脱ぎすてた聖なるもの、美しく、天のあなたたちの母のように、汚れも、しみもないものとしてくださるでしょう。