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■交信・太宰治■ |
康成サマのページを、おこがましくも運営させて頂いている身にあって、太宰のことを書いて良いものかは。でも太宰も好きなんでーす。好き、なんてあまりおおっぴらには言えませぬが。そういえば、おおっぴらに「太宰を尊敬している」と言っていた人を発見した。その御方の名は「林家ペー」さん。がちょーん。それで外枠ピンクってわけじゃないですが。 で、高校生になって、現代社会の先生が「太宰治の『人間失格』を本屋で手にしている人を見たら、かなり陥ってる人だと思え」のような発言をされていて、なるほど、と思ってしまい、いよいよ太宰を敬遠するようになってしまった。 高校生は『人間失格』をきっと読むべきだ。グルグルを抱えてる人はきっと、救われるはずだ。太宰をわかるのは俺だけだーとか、思っちゃったらきっと逆効果だけれど。みんな死にたいし、みんな生きたいのだ。4回(でしたっけ?)も心中やら自殺やらを繰り返した、太宰はすごいよ。七転び八起きだよ。七転八倒だよ。はちゃめちゃだよ。あばれハッチャクだよ。もうずーっと、千年くらい、心中しちゃあ、生きかえって、作品書いたり、というか、生活をしていてほしかった。生きていてほしかったな。そうか、作品の中に生きているのか。文学ってスバラシイ!にゃんて。テンションおかしくなってしまいました。ごめんね、太宰。 ところで、デニス・キ―ンさんとおっしゃる(ドナルド・キ―ンさんではないですよ)、一部の外国人の方が日本をどう受けとめているのかが、よくわかる、日本文学者(なのでせうか)の方が、いらっしゃいますが、その方が著書の中で「太宰はポップシンガーだ」と書いてらっしゃいます。なるほど、と思ったのですが、よく読んでみると、太宰の文学性は一応、まぁ認めるといった程度に認めていらっしゃるようなのですが、太宰が今でも、特に女子大生に人気があるのは、その美貌のためだ、と。なので太宰が何を書いていようともてはやすのだ、と。で、このことが日本の文壇状況を端的に表している、と、日本において文学者は顔が命だーっというような意味のことが書いてありました。オーマイゴッ!太宰の顔が好きで、その付属品として作品が好きなんだ、とお?と、ちょっと怒りに震えました。太宰に失礼だ。太宰の顔なんか好きじゃないわよ!(こっちの方がよっぽど失礼かもしれない)でもそれだけ、太宰はアメリカの方々に受け入れられないってことなのでせうか。誤解、されてる、のかな、可哀相な太宰。でも私が太宰なら、顔を誉められてちょっとうれしいかもな。えへ。ちょっとよかったね、太宰。 すごいおかしなテンションになっちゃった。それだけ太宰が好きってことで許してください。えへ。それにしても私のワード、「だざい」と打つと「堕罪」とか「堕剤」とかと変換されてしまう。堕剤なんて言葉あるのでせうか。なんかやばげな薬っぽい。 というわけで、大変失礼いたしました。 |
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