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■草野マサムネ■ |
「草野正宗」という名前がすでに、スバラシイじゃないですか。草野心平プラス伊達政宗って感じ。バッタっぽい。戦国時代の草っ原を飛び跳ねてたトノサマバッタって風情。(あ、これって「稲中」の前野の前世?今、読み返してて気がついた)良い名前。 で、そう「バッタ」。スピッツは昆虫系アーティストの総本山なんです。って勝手に認定って言い張ってるんですが。えへ。昆虫系。有名なところでは「スパイダー」や「グラスホッパー」あと「ホタル」!も、昆虫系代表曲。他にも「鈴虫を飼う」とか、そうか、CDジャケットにも、トンボやらクモやらハチなんかが多用されていますよね。昆虫。昆虫って、身近で手軽なノスタルジーというか、純粋性とか精一杯感が、感じられやすい記号のように、思うのですが、それが厭味じゃないところが、スピッツの素晴らしいところだと、昆虫好きとしては思うのです。 草野正宗さんは、すごいよ。いや、ほんと、すごいよー。声とか顔とか。「ハチミツ」のプロモーションビデオ、を、見た時はなんかもう「ズルイ」と思いました。このはにかみ笑顔ナンバーワンって感じで。かわい過ぎです。うふ。でも一番最初、テレビで歌っているのを拝見した時「上村一夫のマンガに出てきそうな顔だなぁ」と思いました。それをお友達に言ったらすごい、「はぁ?」って言われました。なんか、悪い意味じゃなくてぇ(強調)、古いタイプの顔というか、畳が似合いそうな。「ニノウデの世界」ってもろ「その世界」な感じがするんですけど。君のニノウデは青い畳のようって、これはサニーディでした。いいなぁ。うふ。 文豪っぽい雰囲気すら、感じる。芥川とか(太宰、と書くのは遠慮しよう。ふう)。文豪っぽいんです。文豪なのに、無理して現代に生きているというか。文豪が今の時代に生きていたらきっと草野正宗さんのようだったんじゃないか、にゃと。あんまり現実性がないっちゅうか、あるっちゃーめちゃめちゃあるっちゅうか。他のどのミュージシャンにも属さないというか、スピッツの中ですら、なんか違和感を、感じる。ほんと悪い意味じゃないんですけど。 何年か前、雑誌のインタビューで草野正宗さんが、自分はヘアヌード写真集を持っていたらいけないキャラだ、というような発言を、されていたのがとても印象的でした。(巻頭特集で、記事も長く、何日かにわけて立ち読みしたのでちゃんとは憶えていないんですけど。えへ。今となっては買っておけばよかったぜ、切実に)ほんと、ヘアヌードは、持ってたらダメだ、と思って。例えば、多分同世代のミスチルの桜井さん、が、ヘアヌードを持っていたとしても、それがたとえロシアものとかでも、笑って聞けるじゃないですか。でも草野正宗は、嫌!持ってちゃ嫌!!じゃ、何なら持っててもいいんだろう、と暇な私は思いを馳せてたのですが。ヘアじゃなくても、熟女ものも、ダメだし、普通にグラビアアイドル系も、なんか違うし、ロリータっぽいものはマジっぽくてコワイし。河原とかでスコラとか拾って読むくらいなら、大丈夫、というか、それこそヤバイですね。想像してしまった。ふう。で、思い至ったのが、草野正宗さんご自身がヌードを撮るのは、「あり」だなぁと。本当に撮るとか撮らないとかではなくて、そういう行動は、許容されてる感じが、しませんか。商売としてではなくて趣味として。趣味としてっていうのも、変ですけど。女の子がセルフヌード撮るっていうカメラのCMでスピッツの曲が使われていたのもあるかと、思うのですが、草野正宗がヌードを撮るという行為が気持ち悪かったりこわかったりしない、のは私だけでせうか。こうエロエロな感じでという意味ではなくて、芸術的というか、映画「ひなぎく」の世界というか、そういうガーリィポップの延長な、感じで(って適当に書いてしまいました。えへ)。で、他にそういう行動が許容されている著名人はいるかなぁと思って、考えたのですが、浮かばない〜。年齢的な問題もあると思うんですけど。いないなぁと思って。(なんかほんとくだらないことを、一生懸命考えました!←なっち風に。)と、いうことは、やっぱり草野正宗さんは他に類をみない独自の存在。とても独特、かつ貴重な人だーっと、しみじみ思いました。ありがとう!よくわからないですけど。 |
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