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hitorigoto

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 ★★★「鮫肌男と桃尻女」を見た

 去年(2001年)の11月にテレビ東京で放映された「鮫肌男と桃尻女」、ビデオに録画しておいて、ずっと見る気になれなくてそのままにしていたんですけど、昨日ようやく見ました。結構そのまま、直球でキャラ勝負な感じで、正直あんまり笑えないまま終わってしまいました。その中にあってやっぱし「山田」!我修院さん(漢字、これであってたかしら?)、すごい、良かったー。最も直球でキャラ勝負してる人だけど(笑)。すごい、最初濃すぎてダメかと思ったけど、良かった。トイレで鮫肌に「好き」って告白する場面、すごい涙出そうになったくらい良かった。本当に!!最初、そういう、油断させる作戦なのかと思ったら、本当に好きになってしまっていてさ、あれはすごい、私の中では、告白シーンの歴史に残るほど、可愛らしく感動的でした。本当だよ!奇を衒って言ってる訳じゃないです。この告白するシーンの前にさ、ドライブインの駐車場で「山田」が大あくびするんだけど、私思わず「もらいあくび」してしまってさ、その時は、若人あきらから「もらいあくび」しちゃったよ!って普通に気持ち悪かったんですけど(笑)、その後の告白シーンを見てからはもう、すっかり「山田」に感情移入してしまいました。鮫肌に恋してしまった「山田」は鮫肌のこと殺せないって、殺人の依頼者である支配人に言うんですけど、支配人は「とし子を連れ戻せ」って「山田」に命令するんです。その時「山田」は支配人に向って「あんたおかしいよ」って言うんですけど、このセリフを「山田」に言わせていることがすごい上手だなぁと思いました。本当、支配人、あんたおかしいよ。一番、おかしい。一見すると、どう考えても「山田」が一番異常な人物に見えるけど、支配人くらいのズレで、世の中に紛れて普通に存在しているヤツが一番危険人物というか、結構身近にも居るぞ?って感じで怖い、感じ。でも「山田」も存分におかしいけどね。全体的に、正直期待ハズレでした。期待がデカかっただけに。もう一回は見ないな、きっと。支配人を見たくない〜。本当に怖かったんだよぅ。あの役者さんがまた、生々しくて。あの役をきっと、光石研さんがやったりしたら、あそこまで気持ち悪くなかったろうなと思う。あの髪の毛の色具合とか、本当容赦ないキャスティング!放送禁止にした方が良さそうなくらいの生々しさでした(って俳優の方に失礼ですね。でも、それくらい、の、演技力をお持ちだということで。えへ)なんか結局支配人のことばかり残ってしまったなぁ。あ、津田寛治さん、ほっとするほど普通に男前で良かったです、珍しく、ね(笑)。それくらい!

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