ここでは、葬儀に掛かる費用について考えてみましょう!

よく巷では、「葬儀代が高い!」とか

葬式は金が掛かる!」という不満の声が聞こえてきますが

果たして「葬儀代」とは何をさすのでしょうか?

決して、「葬儀代」=「お寺に支払う(?)費用」ではありません!


専能寺に限らず、葬儀を出した場合実際には「お寺」よりも「葬儀屋さん」に支払う額の方が大きいと思います。

主に葬儀に掛かる費用を考えてみますと、

@接待費 弔問に訪れた方々への飲食代等に掛かる経費 仕出屋さん等への支払い
A葬儀懇志 葬儀式に対する布施  お寺さんへの支払い(?)
B葬儀代 祭壇(仏壇)の設営、人件費、事務手続き他、 葬儀屋さんへの支払い

一般的には、これらをひっくるめて「葬儀代」と考えられているのではないでしょうか?

それこそ、「葬儀代」とはお寺さんに掛かる費用と受け止めている方が多いかもしれません。

次に、その三項目に分けた費用の内訳を調べてみますと

      @接待費(仕出屋さん)   A葬儀懇志(お寺さん)   B葬儀代(葬儀社)
A 北海道  

540,000円

 

510,000円

 

1,570,000円

B

東 北

 

570,000円

 

700,000円

 

1,040,000円

C

東 京

 

510,000円

 

1,010,000円

 

1,600,000円

D

北 陸

 

790,000円

 

420,000円

 

1,320,000円

※参照させていただいたサイト
http://www.netricoh.com/contents/oshigoto/ikura/#kankon
※他の地域の平均も出ています。

もちろん、この数値で全てを語れるとは思っていません。

◎注目すべきは、その比率です。

高い経費がかかるのは、「お寺さん」ではなく「葬儀屋さん」と言えるのではないでしょうか?


 ◎そもそも「相場」というのは誰が決めるのでしょうね?

  予め経費が決まっているのは

       @仕出屋さんのお料理代と

      B葬儀屋さんの経費のはず。

      Aの場合は、もし葬儀を出すのが代々おつき合いのあるお寺さんならば

   「遺族にできる精一杯を包んでください」と答えられるはず。

  しかし、「世間体があるから」とか何かしら何処かしらへの体裁を繕う為に

  「相場・平均値」が知りたくて誰かに訪ねるのではないですか?

  その訪ねる先が、市街地の葬儀屋さんなら「100万円です」となるのかもしれませんし、

  田舎の葬儀社さんなら「50万円です」となるのではないでしょうか?

  それこそ、お寺さんに限らず葬儀屋さん毎にかかる費用

  は違うわけで「相場」とはあってないようなものと考えたほうがいいと思います。

      ※そんな事言っても実際にはお寺さんごとに平均は違うわけで、それほど気にしなくても構わないと思います。
 
      ※訪ねるにしても、葬儀屋さんではなくお寺さんに聞けばいいんです。
  
      ※死んでから慌てても間に合いませんから、日頃からのお寺との付き合いが大切なのです。
     
      ※何より大事なのは、「いくらで葬儀を出すか」ではなく「どれだけ仏法を頂いたか」、
     
        「これから頂くか」なのですから本末転倒にならないように注意しましょう。




 ■お葬儀は格安に執り行なえたにして、果たしてそれで誰が救われて、誰が安心するのでしょうか?

 ■もしその葬儀の場で、あるいは葬儀後に「法施」(私が仏と成る功徳・仏法を施す)が無いようでは、
 
  残念ながら「形ばかりの儀式」をする事になり、、

  そもすると「できるだけ安く済ませたい」と考える方の自己満足を満たすだけになりがちです。

 ■お布施の額に関係ないことですが、
  
  仏式に葬儀が執り行われるなら、一連の儀式の中で遺族並びに会葬者、あるいは葬祭関係者に対しても、

  「法施」が施されないまま葬送の儀式が済んでしまったのでは、

  単なるセレモニー(=単なる式典)になってしまいます。

  そこは、僧侶も、遺族も、葬儀社さんも留意しなくてはならない重要な問題点だと思います。


 ◎それしにても、情報とは怖いもので「情報を流す人の思惑」で意図的に心理操作出来てしまいます。

  上記の記事にしても、「読み手にどんなイメージを持ってもらいたいのか」が

  良くわかる文章でした。

■どんな葬儀を出すかより、どんな生き方をするのかが大事なこと。

 どんな葬儀を出したらいいかを相談するのは、葬儀屋さんではなく本来お寺のはず。

 仏教各宗派それぞれ、生き方も、成仏法も違いますし、葬儀の意義も違ってまいります。

 誰かが亡くなってから、葬儀屋さんの紹介でお寺が決まるのではすぎます。

 決して、見栄えの立派な葬儀を出すことがいい事ではありませんし、

 どこかにお墓を求めれば安心して死んでいけるものでもありません。

 お寺さん(お墓?)を決める際に、「安いから」「近いから」、では無くて、

 例えばその「宗旨の生き方」で選んでほしいものです。

 仏門に帰依し、仏弟子として生きたとしての人生最後の儀礼が「葬儀」となります。

 死んだときだけ「仏式」で葬儀を出しても、その人の人生は取り返しが付きません。→※生きている間に「仏法」を聞きましょう!

 葬儀代が高いことを問題にするのではなく、生き方そのものを問題視しないところが一番の問題点なのではないでしょうか?

 

葬儀代?相場について

住職の意見


 ◎とある冊子に、元葬儀屋さん(勤務1年?)の談話として仙台市の葬儀事情について

 「ここの葬儀相場は100万円。一千万円というのもありました〜」

 と出ていましたが、

 この文章を読まれた方が、

 仙台の葬儀の相場=「お寺さんに支払う布施」が100万円なんだと思われては困ります。

 もし仮に100万円としても、

 それは仙台市中心地のごく一部の平均でしかないのではないでしょうか?

 もしかしたら、その葬儀屋さんでの平均値なのかも知れませんし・・・・。


■それに、葬儀懇志のみを取り上げて「お寺さんは高い!」という結論を出すのは安易過ぎると思います。

■例えば、「月参り」(お亡くなりになった方の命日のお参り・16日度とか)を毎月されているところや、

 先祖代々の「永代経」をあげている地域では

 葬儀懇志は比較的小額となる傾向があると思われます。

■受け取り方一つでしょうが、

 日頃お世話になっているお寺さん(ご本尊さま)に生きている間に布施するのか、

 人生の最期にまとめて施すかの違いといえるのかもしれません。

■それに、お寺とおつき合いのまったく無かった方が葬儀だけを依頼して、

 「高い」とお感じになられるのは仕方の無いことかもしれません。

 なぜなら、お葬義だけ頼まれた方は、

 生きている間にお寺さんから何の施しも受けていないとお感じになられるでしょうから…

※それにしても、1000万円がお寺さんへの葬儀懇志なら、葬儀屋さんに掛かった経費は一体いくらだったのでしょう?

※この元葬儀屋さんは、「坊さんに説教したくなった」そうですがその膨大な葬儀代の中から給料を頂いている以上、

 お寺さんばかりが悪者にされるのは何だか納得できません。

◎また、お寺さんの「葬儀懇志」ばかりに目を奪われないようにしましょう。

■例えば、格安で葬儀を請け負う葬儀屋さんの下請け業者のようなお寺さん(お坊さん?)もあります。

 葬儀懇志が他と比べて安い代わり、法要(1周忌や3回忌など)を

 「最低3万円で引き受けます」というようなお寺もあるそうです。

 そもそも、お布施はおまいり手当ではありませんので最低価格はございませんし、

 お寺から価格(?)を提示するものではございません。

 事業所ならともかく、お布施は「喜んで施す事ですので

 価格を付けた時点でそれは「サービス料金」になってしまうと思います。

    ★ 葬儀は最低10万円

    ★各種法要は最低3万円より

    ★「食事無し」の場合は+5,000円

なんて、業務メニューのありそうなお寺(事業所)がこれからの流行になるのでしょうか?

 ★お寺のは何時でも開かれています、心配な事、わからない事、

  聞きたいことがあれば、気軽に何でも尋ねてみましょう!

  専能寺(せんのうじ)022-258-3088

 ◎専能寺の「布施のページ」も参照ください。
「門徒さんから評判の葬儀社さん」もご参照下さい。

 http://www5b.biglobe.ne.jp/~sennouji/terafuse.htm