Studio's Literary


管理人手記 / 雑記帳

ここはこのサイトの管理人kuribowの日々の自堕落... もとい切磋琢磨している
様子が克明に記された血と汗と涙と そして笑いのドキュメントであ〜る...


2002 October : 打たれ続ける邦人達

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Oct. 1 (tue) 

 
そろそろ秋の風が吹き始めております
 




 

 
ボストンの秋は短いです





Oct. 2 (wed) 

 
今日は
ジョージ・ガゾーン(ts)のコンサートがBPC(大学保有のホール)でありました。
 

この人も先日書いた
ジェリー・バーガンジー(ts)と同様、日本での知名度は低いのですが
隠れた名手として多くの尊敬を集めるアーティストの一人です。
バークリーの教授を勤める傍ら、最近は自身の音楽活動を積極的に行うようになった人ですね。
サックスのプライベート・レッスンをはじめ、彼の授業はすぐに定員が埋まってしまう人気教授です。
実際、彼のレッスンを受ける為にこの大学を選ぶ生徒も決して少なくはないように思います。
 
彼の演奏スタイルは極めて個性的で独創性に富んでいます。
少々難解なスタイルでジャズをプレイするというイメージを持たれている人ですが、
非常に美しく構築された歌を感じさせる素晴らしいアーティストです。
こういう人のプレイを聞くと、ジャズという音楽の可能性の深さを実感します。
 

今日の公演、内容はおろか彼の名前しか発表されていなかったので我々生徒の間では、
彼のレギュラーのトリオ(フリージャズ)なのではなかろうかとか一人でやってしまうのではなかろうかとか、
ビッグバンドのリハーサルのようなものを目撃したという噂であるとか、色々な憶測が飛び交っておりました。
 
会場に入ってみると、
ジョー・ロバーノ(ts)フランク・タイベリ(ts)もう一人が三人で談笑してました。
それは凄い光景でした。
タダモノではない雰囲気を醸し出す三人、しかも笑ってます。
その
もう一人がまた恐ろしくオーラをはっきり出す人物だったのですが、公演中に誰であるかが判明します。
 

結局は、先生達で編成されたスモールバンドが第一部、中に生徒も混じったビッグバンドが第二部という
構成でしたが、驚いたのはスペシャルゲストでそのもう一人、
ボブ・ブルックマイヤー(tb)が共演。
一度はナマで聞いておきたい人だったのでこっちのテンションはのっけから上がりっ放しでした。
一音の重みやその存在感の大きさたるや言葉では表現できないプレイを披露。
もう相当なお爺ちゃんだと思うんですが絶えず進化を続けている人なのだという印象を受けました。
 
そして我が師匠
フランク・タイベリ(ts)も途中から飛び入りゲスト出演。
又とない素晴らしい演奏に一部のオーディエンスのボルテージはもう上がりっ放し。
 
確かに難解なスタイルの音楽であったため、公演途中で客はごっそり帰ってしまったんですが、
愛のある、それぞれを尊敬し合う、それこそ人にしか出来ない温かい音楽に触れたようでした。
私の中では過去三本の指に入る、心に染みる印象深いコンサートでした。
 

私はここで、音楽をする為に必要なものの全てを見たような気がしました。





Oct. 3 (thu) 

 
彼が朝目が覚めると、彼の食卓の上に少し小さめの
段ボール箱が置いてあった。
 





 

『・・・・・、なんだろう?』
 

 





そう思い、眠い目をこすりつつ
に近づく。
 

 
朝は異様に苦手。
といっても起きたのは昼前。
 
部屋から洗面台に辿り着くのに大体2〜3回頭をぶつける。
シャワーを浴びるまではふらふら

 

 




『- - - - - 。』
 





 
何も考えられない・・・

ただぼけーっと
を眺めてても一向に埒が開かないのでとりあえず遅い朝飯を。
その
の隣でシリアル牛乳をほおばる彼。
再び眺め、何気に
を立たせてみたりする。
完全にボケている・・・
 

 

その後シャワーを浴び、軽く目を覚ました所で再び
を眺める。
 

 

 

 

『どこから送ってきたのだろう?』
 
(普通を見た瞬間に中身を開けるだろう、とかいう類の突っ込みは今の所ご容赦下さい)
 






 

 

 

送り主は何と
電話会社だった
うーん、何もオーダーした記憶はないのだが・・・。
 












 

 

 
ここでようやく
を開けるという行為を思いつく。
(起床後30分経過)
 

 

 

 

 


 

 


 

 
『なんだこりゃ?』
 

 

 

 

 


 

 
の中身は何やらモデムらしきキカイの箱と無数のコード。
 

 

 


 

 


 

 

 

 

 

 
ONLINE DSL! ばーん
 

 

 

 

 

 


 

 

 

 
おおお!
いわゆる日本で言う所の
ADSLじゃないですか!?
 

 

 

 


 

 


 

 

 

『・・・・・、頼んでないんですけど?』
 

 

 

 

 

 

彼の戦いはこの日から始まった・・・。
送られて来たこの箱によってこれから起こる災難の数々を、当然彼はまだ知らない・・・。
 


Oct. 5 (sat) 

 
上の階の住人
あきひと君あきこが買い物帰りに遭遇した事件
 

 

 

 


 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

酔った(or ラリった)黒人に窓から爆竹を投下されたらしい(恐怖
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
完全に狂ってますな。
普通に日本で生活してたらありえないような事が起こります。
というかやって良い事と悪い事の区別はありませんね、ヤツらに・・・。
非常にマッドです。
 
幸いな事に彼らに怪我はなかった模様。
 


 

 

 

 

 
 

 

 

 
ただね、その後
あきひと君が異様にヘコんでまして・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
『僕ね、音がした瞬間ビビってあきこさん置いて一人で猛ダッシュで逃げ出してしまったんですよ、サイテーなオトコっす・・・。』
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投下犯(黒人)の事はさておき先ず自分を責めるなんて!
なんてデキたオトコなんだ
あきひと君!!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
最低なもんか!キミは正真正銘の漢(オトコ)だよ!!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




一方放置された
あきこの方は全く驚く様子もなく平然と投げた連中を凝視していたらしい。
 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 
 

 

 
キ、キミこそ正真正銘の漢(ヲトコ)だぁぁぁ!!!
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
つうか根性すわりすぎですよあなた!

この日記彼女が読んでたら私どつかれそうですな、はっはっは。

 
しかしこれでは危なくてうかうか道も歩けないです。
一体どうしたものでしょうかねぇ・・・。 

 
 


Oct. 6 (sun) 

 
ちょっと前に、うちの癒し系(吉川君)がパソコンを買ったというお話をしたと思うんですが、
何と確実に使いこなしつつあります。
 
しかも彼、何と
にハマっておりました!
 

 
それでは彼が最初作った作品をお楽しみ頂きましょう・・・。
 
※フラッシュ・プレイヤーをお持ちでない方はこちらよりDLして下さい
 

 

 

  

 

 


 

 

 

 

 

 


題:投獄
 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どういう脳構造しとんねん!?
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 
と、投獄って・・。
しかもこの鳥はなに?
 
だんだん彼のことが分からなくなって来ました・・・。
 

 

嗚呼、どうか遠くへ行かないでおくれぇ!
 



Oct. 14 (mon) 

今セメからご入学の歌のおねいサマ、
かおり嬢の誕生日会を開きました。
 

 

 

 

 
サイセイ:『栗田さん、今日はフォーマルでお願いします
 

 

 

 

 
この意味は、今日一日で起こる
全ての予定調和はネタであるということが
宣言されたという事です。普通まだよく知らない友人の誕生会にフォーマルなんてオカシイですもの。
サイセイとの仲も5年以上、その位は心得ております。
 

 

 

 

 

あきひと君:『栗田さ〜ん、正木さ〜ん、そろそろ行きましょう
 

 
 

 

 


なるほど、上の階の住人
あきひと君も行く事になってたのか。
そう思い部屋の扉を開いた。
 

 

 

 



 
あきひと君:『フォ、フォーマル!?
 
サイセイ:『そうだけど?
 
 

 

 


 
 

 

 



 




な、何かおかしくないですか?黒ネクとか・・・
 

 

 

 

 

 

 
無論気のせいである。
と言うか
あきひと君、やはりサイセイの『フォーマル』の意味をちゃんと汲み取れなかった模様・・・。
 

そして同じく上の階の住人
あきこも参加。
同じ歌同士、既に仲良しの
あきこがやたら気合入れてケーキを焼いていたというので楽しみに会場へ。
 

 

 
現地に着くと既にパーティモード。
早速本人(
かおり嬢)によるケーキ・カットの場面をどうぞ。
 

 

 

 
めっちゃ美味しそう♪
あきこ、これはすごいよ!
 
さて、じゃあ頂きま〜す!
 

 

むしゃむしゃ、ぱり♪
 

 

ん?『
ぱり?
 

 

 

 

 

 

 

 

 
げぇーーっ、何だこの今までに経験したことのない食感は!?

 

 
 

 
 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 
スポンジっつーか、河原焼き
 

 
 

 
 

 

 
 

 

 



 


 
あきこ:『栗田さん、どうやら摂氏と華氏を間違えて焼いてしまったみたいです・・。
:『そ、そう? こ、これはこれで美味しいよは・・・・
 

 

 
・・・・・どうりで膨らんでないわけである。
 

 

 
確かに私が作ったとしてここを間違わないと言う自信はないですね。
因みに
「華氏→摂氏」の簡単な導き出し方は「(華氏−30)÷2=摂氏」だそうです。
 
 

 

 

しかし、今日起こり得る事は全て
ネタという事で・・・。
 

 


あきこ河原焼きスペシャル♪

 

 
しっかり使わせて頂きましたよ、
あきこちゃん♪
 
 


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