2000年1月15日（土）
出発〜成田空港	機内	入国〜ホテルチェックイン	ホテルにて
娘が発熱！ 車で空港へ 成田空港	離陸 夕食 貫徹の機内 朝食を食べて着陸	入国 ワイキキへ ワイキキ散策 昼食後ホテルへ	部屋に入る お昼寝 夕食 就寝

娘が発熱！

明け方に咳をしていた娘。 起きて熱を計ってみると37.5度。
娘は表示を見たとたん泣いてしまった。 実は先週末からの風邪が治ったばかりで、私が「治って良かったねー。熱のある子はパパとお留守番になるところだった。」と言ったのを思い出したらしい。
微熱だし、最悪でも到着後数日寝ていれば治るだろうと思った私は「絶対連れて行ってあげるから、横になって休もう。」と不安がる娘を寝かせた。

車で空港へ

娘の様子を心配した夫が、休出出勤をキャンセルして成田空港まで車で送ると言ってくれた。感謝！
いつもJRで行っていたので、時間の感覚が分からず、早めに家を出ることに。 慌てていて、高速入口の手前でベビーカーを忘れたことに気づきUターンしたが、4時前に成田手前のPAに入れた。
娘は車内でも寝ていたが、熱は下がった様子。 トイレに行った後、おにぎりを食べ始めた。 一方、車内でずっと昼寝していた息子も目を覚まし、おにぎりを食べる。
PAで表示されているフライト情報で確認すると20:00の出発が10分早まり19:50になっていた。 時間はたっぷりあったので、大丈夫。

成田空港

成田空港に着いた。 義妹と義妹のお母さんと落ち合い、すぐにチェックイン。 預けるのはスーツケース1個だけ。 ベビーカーは機内に持ち込んだ。
その後、すっかり元気になった娘を見届けて、夫は帰っていった。

早めに6人で出国審査を抜けて、ぶらぶらした後、ビジネスクラスの専用ラウンジ（ユナイテッドではレッドカーペットクラブ）に行く。 義妹とお母さんはエコノミーだったので、母親が「家族6人のうち2人だけエコノミーだけど、一緒に待たせてもらいたい」と受付でお願いして、特別に利用させてもらえることになった。 ユナイテッドの人も、母親の強引さには断りきれなかったに違いない(^^;
すっかり日も暮れていたが、手前では照明に照らされた飛行機が移動し、滑走路の夜景の奥には左手から右手に離陸していく飛行機がよく見える絶好のビューポイント！
娘も機嫌よくジュースを飲んで、もうすっかり調子復活で、一安心。 息子は飛行機の離発着を見て興奮してしまい、離陸するたびに「おー」とかいちいち反応していたので、なだめて静かにさせるのが大変だった。
出発時間が迫ったので、ラウンジを出て搭乗する。 搭乗は優先なので楽。

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離陸

娘と母親、息子と私の組み合わせで窓側の席の前後に座る。 座席は1Fで右翼の付け根付近。 ジュースを飲みながら、窓から翼や空港の景色を見て、子供達は大人しい。
心配していた離陸もなんのその、シートベルトも嫌がらず、耳も痛くなかったらしい。 水平飛行になってすぐに貰ったクレヨンや塗り絵のお子様セットを出して遊んでいるうちに、夕食がサービスされた。

夕食

エコノミーなら絶対頼まなかったチャイルドミールは「ビジネスクラス用のチャイルドミール」と電話で言われ、頼んであった。 期待して待っていると、運ばれてきたものは、陶器のお皿に大盛りの、ホットドック、生野菜のサラダ、スナック、リンゴペーストなどなど（エコノミーと同じメニュー？） 結局息子はチャイルドミールのサラダのトマトだけ食べて、私の幕の内弁当をほとんど食べた。 娘も半分ぐらいたべて、あとは母親の夕食をつまんでいた。
仕方なく私は残ったチャイルドミールを食べてみると、ホットドックはパンが「外がサクッ、中がフワッ」となるようにトーストしてあったので、びっくり。
食器も陶器だし、飲み物も1センチ飲んでもすぐ継ぎ足しに来てくれるし、さすがビジネス。 最後に、コーヒーを飲んで、ゴティバのチョコレートとケーキを食べて、お腹いっぱい。

貫徹の機内

夕食後、窓が閉められ暗くなると、間もなく娘は寝てしまう。
が、興奮状態の息子は全く寝る様子がない。 パーソナルテレビでディズニーアニメを上映していたので、ちょっとつけて見せたところ、画像にくぎ付けに。 ヘッドフォンが大きすぎたが、所詮音声は英語だし、聞いてもわからないかなと思って、画像だけ見せる。
私もウトウトしかけるのだが、10分おきにアニメが終わったと訴えるので、付き合っているうちに、気がつくと朝食サービスの時間になっていた。
担当していたスチュワードさんも、一睡もしない息子を見て驚いていたけど、うろうろしたり、大声を出したり、という他人に迷惑のかかるようなことは一切しなかったので、眠らないだけなら上出来と思うことにした。

朝食を食べて着陸

朝食はフルーツの盛り合わせで、大人とチャイルドミールは同じメニューだった。 娘はよく眠っていたので、ぎりぎりまで起こさず、朝食抜きになってしまった。
到着前に機体が少しゆれたので、すかさず「ベルトしてないお友達がいるから、ガタガタなるんだよー」と教えると、シートベルトを嫌がっていた息子が大人しくなった。 ホッ。

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入国

着陸後、息子を抱いたまま３連結のバスにのり、ターミナルに向かう。 外は雨が降った形跡がある。
ターミナルに入ってから、ベビーカーに乗せて出国審査の長蛇の列に並んだが、すぐに係のおじさんに誘導してもらい、並んでいる人を横目に出られる。
荷物カウンターに行くと、UA便となりのNW便カウンターにいる父親達4人を発見。 声をかけて無事に再開を喜んだ。
私の荷物はプライオリティタグ付なので、既に床に置いてあった。 持ってあっさり税関を抜ける。

ワイキキへ

空港から出て、バス組とシャトル組にわかれる。 娘にはバスを勧めたが、知らない土地で私と離れるのを不安に思ったらしく拒否。 そこで、伯父さんと父親と私と子供たちで大型の観光バスのようなシャトルに乗る。 残りの女性5人はバス組に。
シャトル代は一人8ドル＋荷物チップ代。 しかも6歳ならば大人と同額のシャトル代が必要らしい。 結局、1ドルまけてもらって乗った。 息子はバスに乗った途端、柔らかすぎるクッションの上で、爆睡モードに突入した。 ハワイ時間の朝8時、日本時間の夜中の3時。 2歳の子供には限界だったらしい。
ワイキキに着くと再び降り出した雨がひどくなっており、息子を抱えてホテルに駆け込んだ。 チェックインは3時だったが、フロントに交渉すると最短でも2時間後だと言われる。
まもなくバス組も到着したので、荷物だけ預かってもらって昼食後に戻ってくることにし、その旨をフロントに伝える。

ワイキキ散策

4時間ほどつぶすために、インターナショナルマーケットプレイス、ABCストア、キングスビレッジと近隣を散策する。
ABCストアで、娘が「弟に買ってあげたら？」と30センチぐらいのリムジンの模型を持ってきたので「買わないよー、返しておいで」「はーい」。 私はもともと、約束した時以外は買い物につれていっても何も買わないので、子供たちは母親とはそういうものだと思っているらしいが、この様子を見ていたおばあちゃんが聞き分けのいい子だと驚いていたと父親から後で聞いた(^^)
霧雨が降ったり止んだりしていたうえ、過去に中耳炎の経歴を持つ娘が耳が痛いと言い出し、キングスビレッジのベンチで休んだ。
アーリーチェックインをしない、レンタカーは借りない、といった我が家のような場合、チェックインまでの時間のつぶし方に悩む。 友人が、ホテルに荷物を預けてすぐシーライフパークまでバスで行き、親子で仮眠すると言っていたのを思い出した。 そういうちょっと休める場所と時間を確保するのがコツかも。

昼食後ホテルへ

やっと時間がたち、11:30開店のペリーズスモーギーに並んだ。 不機嫌だった娘はご飯を食べて元気を復活。 朝食を食べていない上に、ブラブラ連れまわしたので、おなかがすいて疲れていたらしい。 デザートのソフトクリームを食べるころには、笑顔になった。
ベビーカーで熟睡したままだった息子は、みんなおなかがいっぱいで満足そうになった頃、目を覚ましたので、こっそりご飯をもらって帰り、ホテルで食べさせることにする。 寝ぼけながらも、座っている座席の間を鳥がチョロチョロしているのが珍しいらしく、上機嫌。
フードパントリーに寄って1ガロンの巨大な牛乳、ミネラルウォーター、米、野菜などの食料とビールを買った。 バドワイザーが半ダースで$4.99。 1缶100円しないのかー。 ついでに、子供に柵と豚、牛などがセットになっている牧場のミニチュアのおもちゃを買った。

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部屋に入る

1時すぎにホテルに戻る。 フロントに尋ねると、私たちの903号室（2BR）に荷物を全部運んだので、他の部屋の用意ができるまで、そこで全員待って欲しいと言われた。
部屋に入ると、広さにびっくり！　 かつて私が新婚当初住んでいた2LDKのマンションよりもここの2BRの方が格段に広い(^^;　 室内を一通り見ると、快適な滞在が送れそうでひとまず安心。 当初の予定では、チェックイン後アラモアナSCに行く計画だったが、私も眠いし、みんなもやはり疲れているようなので、今日は部屋で休むことにした。
息子にペリーズスモーギーでもらった食事を食べさせ、おしゃべりして待っていると、まもなく、909号室の用意ができたとキーを持ってきてくれた。 残りの707号室はまだ30分以上かかると言われる。 部屋を確認するとSUTUDIOだったので、義妹とお母さんが荷物を持って、移動する。
30分ほど経って、やっと残りの部屋のキーが届いた。部屋を確認すると、またSUTUDIOだ。 てっきり1BRを頼んであると思っていた私は、ホテルの間違いかと思ったが、JTBの控えを見ると、SUTUDIOに1人追加で頼んであったので、おばあちゃん達が荷物を持って、移動する。

お昼寝

やっとみんなの部屋が決まったので、私と娘はちょっと寝ることにした。 母親が息子を見てくれると言うので、任せてベットに横になり、すぐ寝てしまった。 夢うつつの中で、息子が初めてのベットにはしゃいで、私が寝ている上でジャンプして暴れていたのに気づくが、注意する元気もない。 やっと目がさめて時計を見ると2時間が過ぎていた。 娘は既に起きており隣にいない。
私は昼寝をして元気になる。 母親はその間、スーツケースを開けて着替えをクローゼットにしまい、必要なものを出してくれていた。 感謝！

夕食

夕食は持参したうどんとツユ「どんでんねん（関西風のうどんだし粉末のスティックでお湯にとかせばOKのすぐれもの）」に、フードパントリーで買ったネギをのせた物、持ってきた機内食の残り。
ご飯も母親が炊いてみた。 なべがアルミの軽い薄いなべなので、どうかと思ったが、ちゃんと炊けた。 目分量だったので水が多すぎたらしく、柔らかくなってしまった。

就寝

バスタブに湯を張り、ゆっくりつかった。 シャワーだけでは寒いくらいの気温なので、バスタブがあってよかった。 子供と3人でお風呂に入り、すぐに寝かせる。 ちょっと昼寝をしたとはいえ、やはり眠かった子供たちはあっさりと寝付いた。 時差ぼけはまったくなし。
リビングのソファーをベットに組み立てようとしたが、ソファーが古いせいか硬くて私の力ではベットにできなかったので、フロントまで直接お願いに行く。 10分ほど待つように言われたので、部屋で母親とおしゃべりしながら待ったが30分たっても誰も来ない。 そこでフロントに催促の電話をかけると「今すぐ行く」との返事。 そしてやっと来てくれた従業員（最初フロントでお願いした男性従業員だった）が力ずくで引き出してくれた。
ようやく寝られると息子をベットに移すが、結構寒い。 追加の毛布は他の部屋で使っていて、シーツの上にタオルケットが1枚しかないのだ。 またフロントに電話すると、追加毛布を使ってと返事されるが、「全部つかったけど、足りない」と言って、あと2枚追加で持ってきてもらう。
というわけで、長い1日目がなんとか無事に終わり、9時就寝。

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