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ミステリー用語の基礎知識(か行)
(ミステリー収集のための用語などを適当に解説)
 勘定奉行 金田一耕助さんあなたの推理は間違いだらけ  講談社ハウ・ツー・ライト・ブックス  クロフツ 起承転結 がんもどき 口八丁、手八丁 憲法記念日 コレコーレ 観光地 国際マラソン

 勘定奉行

 2001/4/2

 パソコンソフトにおけるミステリー的存在。頻繁にテレビでCMしているが、あんなのでもうかるのだろうか?
 普通の会社は自社の業務にあわせたシステムを作成していて、そんなに売れるソフトではないようにも思えるが、意外に既製ソフトで間に合わせているのかな?

 金田一耕助さんあなたの推理は間違いだらけ

 2001/3/10



 これを読むと、ミステリーはストーリーではないんだなと納得できます。ストーリーから謎解きまで、かなり詳しく説明してありますが、ちっともおもしろくないものね。
ただ、いまはやりの「推理ミス指摘本」のハシリと言える本で、その点ではえらい。

 なお収録対象作は、パート1が「八つ墓村」始め16作、パート2が「病院坂の首縊りの家」始め13作、総集編は1、2から15作を抜粋したものです。

 

 講談社ハウ・ツー・ライト・ブックス

 2001/3/4


 昭和50年代に刊行されたシリーズ。全10冊だと思いますが、どうなんでしょう。
 左の写真では7冊しか写っていませんが、他に『ミステリーの書き方』と『ギャク作家として成功する方法』は持っているはずなので、未所持本は『主婦作家として成功する方法』の1冊だと思います。こうなると、ほしいな。

 もっとも、べつに読みたいとは思わないけどさ>『主婦作家として成功する方法』(^^;)

 クロフツ

 2001/2/24


 中学時代に読みつづけた作家がクロフツでした。凡人探偵というのが魅力でしたね。現在ではあまり評判が芳しくはない『樽』も、当時読んだときは、地道な捜査に圧倒され、非常におもしろかったですね。また、クロフツといえばアリバイ崩しという印象が強いですが、それ以外にも、今でいうところの日常的な謎もかなり提出されているんですよ。でもそれらの謎については、次のページあたりであっけなく回答が出ちゃってるんですけどね (^^;)

 現在、『フレンチ警視最初の事件』だけが入手難になってますが、これはなぜなんでしょうね。
 つまらんのかなあ?近いうちに読んでみますね。

 (追) 2001/7/29
  フレンチ警視最初の事件

 起承転結

 2007/8/2




 以前、ある古本屋に入った時のことだ。客は一人しかおらず、その客が店のおかみさんと話をしていた。彼はブラジルから来た留学生であり、おかみさんに、なぜか「起承転結」の意味を教わっているところだったのだ。

「起承転結というのはやねえ、文章をわかりやすく書くためのきまりやねえ。もともと中国の言葉なんよ。起は文章を起こす、承は承るということやねえ」
 ああ、さすがは日本の古本屋。国際交流の一翼を立派に担っているではないか。

「つまりやねえ。起承転結というのは、文章をわかりやすく書くためのきまりやねえ。どういうことかというと...
いつ、どこで、だれが......ええと、 あと何だったかねえ」
 えっ?違うぞ!それは5W1Hじゃないか。
 ああ... 日本とブラジルの国際交流はどうなる?

「起承転結というのはだから、文章を書くときは、いつ、どこで、だれが...つまりそういうことをきっちり書くということやねえ」
 その後、この説明が何回も繰り返され、「いつ、どこで、だれが...」のフレーズを少なくとも20回以上、聞くことになったのだった。


 がんもどき

 2007/8/2

 がんもどきの前に、まず「がん」を食わせろ。ほんとに「がんもどき」に似てるのか。
 他に「もどき」のつく言葉を調べると、「ショウリョウバッタもどき」、「タイワンサソリもどき」、「ペリカンウナギもどき」、「イヌウメもどき」など、揃ってわけのわからないものばかりだ。

 口八丁、手八丁

 2007/8/2

 豆腐じゃないんだから「丁」はおかしい。
それを言うなら「口八個、手八本」である。


 憲法記念日

 2007/8/3



 憲法記念日だけ休日というのはどういうものか。刑法記念日、民法記念日があってもいいではないか。消費税法記念日なんていうのも皮肉でおもしろいぞ。
 ここで自民党にアドバイス。「憲法改正記念日も休日にする」と言ってごらん。憲法改正に一層拍車がかかるから。

 コレコーレ

 2007/8/3


 愛知県の全テレビ局・各種マスコミから取材を受けた店はココ!
 「売値も買値も自分で決められる店」とのことだが、具体的にどういうシステムかはわからない。私は5年位前に旧店舗の開店直後に行っただけで、新店舗の位置すら知らないのだ。
 ただ、当時郵送されてきたダイレクトメールの難解さだけはよく覚えている。冒頭だけここに引用してみる。
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 弊社は常々全社に徹底しております「人材なくして事業なし」の基本を大切にして参りましたが、通信業と言う新しいスキームの中では実際的に人と接し学ぶべき環境は少ないままであり、日進月歩の通信業の中で物への関心も如何に「もったいない精神」を説いても身につかないまま、ただ若さの一生懸命さだけで、振り向いたらNTT全国1位という実績におぼれた傲慢な会社になろうとしていたのが弊社の現実でした。
 創業社長をはじめとする経営陣・全スタッフが知らぬ間にスピードと効率の中で翻弄されて、何のために会社を作ったのかを猛省し、起業の原点を全員で見つめ直すための膨大な時間の中で生まれてきたのが、「人とのふれあいからの学び」・「物に対する愛着創造」を「壊れていくものに命を吹きかける事業の創出」「知力創造を古き知恵に求める事業の創出」をすることで体得していくことでした。
                                   (以下、略)
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 こんな主語と述語も合ってないような文章が、延々3枚にも亘って書き綴られていたのだ。びっくりしたよなあ。


 観光地

 2007/8/3

 鑑賞することはもちろん、手に取って調べたり、気に入ったものがあれば買うことだってできる観光地、それが古本屋。
 最近では、新婚旅行に古書店ツアーを組むカップルも増えている......はずがない。

 国際マラソン

 2007/8/3


 沿道沿いの住民が最も恐れる日。ランナーの走行前に、うっかり道路の向こう側に渡ってしまったら最後、何時間も戻ってこれなくなる。

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