TUVラインランド

TUVラインランド

EMCC
TUVラインランドジャパンは自動車や機械の安全性試験やEMCの試験をやっている会社で平成15年10月20日から無線機の試験も始めたようです。TUVラインランドのテクニカルセンターはセンター北のようです。また、大阪にも営業所試験所がある他、九州にも営業所や試験所があるようです。テュフラインランドは、電気通信事業法にもとづく端末機器(電話機)の認証もやっているようですが、きちんと認証していなかったため、電気通信回線設備に損傷を与えるおそれがあるとのことで再発防止を求められていましたが、違反を繰り返したため平成26年7月18日に総務省から行政指導を受けたようです。更に、平成26年10月24日には電波法に基づく特定無線設備の認証業務において審査義務違反があり、他の無線設備に有害な混信を与える恐れがあるとのことで、報告徴収を求められたとのことです。また、先の総務省発表では「テュフ社」との略称が用いられたため、テュフズード(TUV-SUD)が、違反をしたテュフ社はTUV-SUDとは別会社である旨をすぐに発表していました。従って2回目の違反での総務省発表は、テュフラインランド社とされたようです。ちなみにTUVラインランドは2010年4月に発覚した医療用のシリコンバックに工業用シリコンが使用され多数の重大な医療事故が発生したPIP(Poly Implant Prothese本社マルセイユ)スキャンダルにも関係(フランスのPIP社がドイツのTUV-Rheinlandで認証を受けてCEマークをつけていたようです)したようで、欧州の医療機器規制が全面的に見直されたようです。国内でもPMDA(医薬品医療機器総合機構)やJAAME(医療機器センター)による認証が関係しているようです。

「TUV」はもともと蒸気ボイラーなどの製品安全を確認するドイツの機関で「技術検査協会の略称」のようです。19世紀には43のTUVがあったようです。今はTUVラインランド(62カ国に展開12500名)、TUV-SUDは(800拠点、15000名)、TUVヘッセンはTUV-SUDの子会社でEMCに特化、TUV-プロダクツサービスはTUV-SUDの子会社、TUV-NORD、TUV-ザールなど4グループのようです。ちなみに、ラインランド、SUD(南)、ヘッセン、NORD(北)、ザールなどは地域の名称のようです。

ドイツのEMCC DR.RASEK(社長がDr.NathaliaRasek)という会社も新横浜ファーストビル地下1階に事務所を作ったようですが、ISBも入っているようです。ISBはソフトやファームウェアの開発会社で横浜、天王台、大槻など某電機メーカーの工場の近くに拠点があるようです。新横浜駅は新幹線口ではなく、篠原口へ出ないと行けないようです。