リコー

リコー
日本テレビ    
JR新橋駅銀座口から徒歩5分、日比谷線東銀座駅から徒歩5分、汐留駅から徒歩5分にリコーの本社があるようです。リコーシステムセンターは品川、リコーテクノロジーセンターは神奈川で、神奈川には新横浜事業場もあるようです。半導体デバイスのリコー電子デバイスもあるようです。
リコーはコピー機の業績悪化に伴うリストラ策として、平成29年に埼玉事業所(八潮市)や東京都品川区の拠点は閉鎖。銀座の本社は大森事業所に移転、研究開発機能は海老名事業所に集約、情報システム事業などは横浜市都筑区の拠点に集約するなど4拠点を来春までに閉鎖・移転し、国内従業員の1割近い3000人規模の配置転換を行い、30億円程度の経費を削減するようです。

RICOHは平成29年に物流会社のリコーロジスティックス(精密機器輸送、売上700億円、従業員3000名)の売却や、リコー電子デバイス(電源ICなど半導体デバイス)の売却などで数百億円の資金確保を目指しているようです。

RICOHは、中小企業など自社内にIT専任者が確保できない企業向けにネットワーク環境の導入構築から運用保守まで提供するサービスを10万社以上に導入し、平成29年からは無線LANを追加したようです。コピー機など事務機の顧客向けに、キャノンマーケティングジャパン、富士ゼロックス、コニカミノルタなども注力しているようです。

RICOHがPENTAXブランドで販売している個人向けカメラ事業を縮小し車載用に絞り込むようです。なお、キャノンニコンはレンズ交換式デジカメで堅調な売上げを確保しているようです。ちなみに、PENTAXは大正8年に旭光学工業としてスタートし、平成14年10月1日に社名をペンタックス(PENTAX)に改称。平成20年3月31日にHOYAに吸収合併され、平成23年7月1日にRICOHがHOYAのイメージング・システム事業を買収し(医療機器関係はHOYAがPENTAXブランドとして継承)、平成23年10月1日にペンタックスリコーイメージングを発足、平成25年8月1日にリコーイメージングに改称しているようです。

コピー機複合機 国内出荷台数(2016年)
台数シェア 昨年比
リコー 26.6% +0.2%
富士ゼロックス 25.7% -1.5%
キャノン 19.1% +0.7%
シャープ 9.3% +0.0%
コニカミノルタ 9.2% +0.6%
その他 10.1%
出荷台数はペーパーレス化の進展により、昨年比3.6%減の58万3474台となったようです。

コピー機複合機などの事務機比率(2017年)
メーカ 事務機器比率 事務機器売上 連結売上 事務機器
利益
連結利益
RICOH 88% 1兆7920億円 2兆0288億円 827億円 34億円
富士フィルム 47% 1兆1200億円 2兆4000億円 910億円 1120億円
Canon 53% 1兆8080億円 3兆4015億円 1690億円 1507億円


日本テレビはすごく立地条件が良いですね。日本TVも民間放送です。日本テレビの送信所は東京タワーですがスカイツリーへお引っ越し。送信ネットワーク構築などは日本デジタル放送システムズが関係し、デジタル放送推進協会にも参加しているようです。日本テレビ放送網、中京テレビ放送読売テレビ放送などは読売新聞社の系列のようです。