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バラ語るはしらのはなし・4

 向ヶ丘遊園モノレールの跡をたどるはなし、2019年5月のバラの花などをめでながら。

 ↑はしら29番、2003年5月、撤去工事中。右の写真は現在。木の後ろに白い花がたくさん見えるのは、モノレールの橋脚モニュメント。今は、からんだバラが成長して見えないくらい。
 モニュメントができたばかりのころはこちら→
 

 ↑はしら34番。左は2003年11月、はしら34番の切り口が残っていた。 
モノレール跡には、オバQやパーマンなど、藤子プロのキャラクターの像がところどころに置いてあります。この切り口をうまくコーティングして、キャラクター像の台座に残したらよかったのに・・なんて思ったりします。右は2019年現在。
 

 ↑はしら35番、2003年。35番の右側に、わずかに青く見えるのは、寝転んでいるおじさん。右は現在のだいたい同じ場所。ベンチが設けられ、育った木が心地よい木陰を作っています。モノレールがあった頃も、季節によっては影を作っていて、夏にはいくぶん涼しく移動できました。
 けた3のはなし→


 はしら37番。左の写真は2002年。右の写真は現在。ここにも橋脚モニュメントがあり、バラがからんで立っています。その足元には、グラウンドカバーの植物、リュウノヒゲが植えてあります。地味な「草」ですけれど、ひっそりと、でもたくさんの、薄紫の花を咲かせます。そして美しい瑠璃色の実をつけます。
 小田急線の駅から歩いてくると、このあたりでひと休みしたくなるでしょう。
モノレールに乗れば、空中散歩の楽しさにキョロキョロしているうちに、数分で到着してしまった距離です。

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