・2008年3月時点の状況報告

新風舎が倒産して、
書店に(わずかとはいえ)並んだ
自分の本は全て消えてしまうのか?と
残念に思った。

何軒かの書店をのぞいてみたら、
まだ1冊2冊おいてあり、うれしかった。
向ヶ丘遊園駅前の文教堂書店には、
まだ数冊あるようです。

あと、ネット上でも
アマゾンには2冊在庫があります。

今年(2008年)に入ってからも、
手に入れたいという御連絡が何件かあり、
ありがたく思いました。

このブログは、
去年(2007年)の10月と11月に営業したときの話を
遅れながら書いています。
今年に入ってからも営業したかったけれど、
出版社が倒産してはどうしようもありません。

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・営業その33

11月半ば。
なんとなく行く気にならずにいたのだが、
高校に通うとき利用していた
田園都市線沿線に営業してみることにした。

たまプラーザ駅で下車。
駅前のショッピングセンター内の書店へ。
棚を見て少しウロウロしてから、
レジ脇で作業していた女性店員に話しかけた。
その人が、別の年配の女性を連れてきたので、その人に説明する。
「この周辺なら、
向ヶ丘遊園に思い出のある方もいらっしゃるかと思います」と。
注文はもらえなかったが、チラシを渡した。
感触は悪くなかったが、どうなったか・・。

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・営業その34

次に、市が尾駅で下車。
私が十代の頃にあったはずの書店はなくなっていて、
駅の反対側の書店へ。
昔ながらの書店だが、今回初めて入った。

レジにいた女性に話しかけると、
奥から店長の男性を呼んできた。
エプロンなどせず、セーターを着ているので、
始めはお客さんかと思った。

本の説明をすると、
「この辺では遠いからね、
川崎の方ならとにかく・・」
と、あっさり拒否される。

あわてて、自分は近くの高校の卒業生であり、
沿線で育ったということを付け加えたけれど、
情にひびいて「オー、そうかそうか、○○高出たんだー!」
なんていう方ではなくて、あきらめた。

ふと、その朝たまたま見たテレビの占いを思い出した。
「○○座、ラッキーパーソンは薄着の人です!」
店長さん、セーターだったなあ・・。

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・「向ヶ丘遊園モノレール はしらのはなし」2007年3月時点の在庫状況

私が確認した、書店での在庫状況です。
書店にて手に取ってみたい方は、ぜひどうぞ。

狛江ブックセンター 3冊
新百合ヶ丘 ヴィレッジヴァンガード 3冊

向ヶ丘遊園の文教堂は、
レジ前に積んであったのがなくなっていました・・。
売り切れた?

図書館でも読むことができます。
川崎市立図書館(麻生・多摩・宮前・高津・・中原・川崎)
すべて郷土資料あつかいとなっているようで、
貸し出しはできません・・。
館内にてご覧下さい。

また、神奈川県立図書館の「かながわ資料室」にも
あるようです。

     

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はしらのはなし・営業日誌(2007年秋) その10