南部縦貫鉄道を歩く 4
(レール上に1本、すくっと
伸びる木は格好の被写体だが・・)

 歩き始めは、タンポポなど、小さな雑草ばかりだったが、すこしづつ丈の高い草の枯れたものや笹がレールにかぶさり、また廃線であることを実感させる、樹木が枕木の間から生えているところを歩くようになってきた。

  廃線から4年、もうこんなに木が生えるのかと驚く。春先なので、草の類は枯れて倒れているが、樹木はゴボウくらいの太さで2mになるものもある。新芽が芽吹き、すんなりと伸びた木は、とげがなくて親しみやすい。と思えるのは、ちらりほらりと単独で生えていた始めのうちだけ・・・?