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台湾のサトウキビ鉄道を訪ねて その7

 やがて牧場のにおいがしてきて、休日だけ開業しているらしい食堂の建物などが見えてきた。終点の八老爺車站に到着。さきほど見たオリジナルの八老爺車站と違い、こちらは観光用に建てられた真新しいログハウス風の駅舎だ。「乳牛的家」という駅名表示?も、観光用に立てられていて、ベンチやゴミ箱に牛のような模様がペイントされている。

 駅舎の中は売店になっており、アイスクリームをはじめ、お菓子などが売られている。なぜか「北海道○○」という名前のついた飴も売っている。きっと台湾の人にはこの方が売れるのだろう。母はソフトクリーム、私はカップ入りのアイスを買い、椅子に座って食べた。ガイドの楊さんは小豆入りアイスバーを食べていた。
 すぐそばにテレビが置いてあり、特に気にしていなかったのだが、なんとそれはカラオケ装置だった。一緒に五分車に乗ってきた観光客がスイッチを入れて、大音声で歌い始めたのにはびっくり! 牧場にやってきてカラオケとは・・。
 母を喜ばせたのは、牧場を見学してきたらしい、おそろいの上下を来た保育園児たちだ。ベンチに座り足をブラブラさせながら、肉まんのようなものを食べたり、持参の水筒から水分補給したり。


(きゃしゃなプラスチックのスプーンがなかなか入らなかったアイスクリーム。おいしかったです。)

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