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台湾のサトウキビ鉄道を訪ねて その2


(観光五分車の出発駅、中興車站。観光用に車站(駅)と名乗っているだけで、この建物はもともと製糖会社の事務所だったらしい)

  駐車場に車を止めると、ほぼ同時に観光バスが一台やってきて、十数人の人がおりてきた。やはり五分車目当てなのだろう。乗れるかもわからないのでのんびりトイレに入った。出てくるとガイドの楊さんが「列車は11時に出るって。午後2時の回は予約がないと走らないんだって。」と教えてくれた。やったー! やっぱりこういうことは現地で再確認しないと損をする。水色に塗られた平屋の建物に入り、窓口で切符を購入。楊さんはたぶん、五分車には乗らないで車で待っているだろうと思い、母と自分の分だけ買った。楊さん本人も乗らないつもりだったらしいのだが、五分車ガイドのおじさんに「まあせっかくだから乗りなよ」としきりに勧められたようだ。切符はないけれど乗り込んだ。「初めてだし、わるくないね」と言いながら。

         

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