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西沢森林軌道を歩く 7

 途中、河原が広くなった所で昼食。少し時間が経てば歩く人々の渋滞が解消されてくるかと思ったけれど、30分足らずの休憩時間では状況は変わらず。時間は午後1時過ぎ。目の届く限り、来た道も行く方も数珠繋ぎ。かと言って、日暮れまでに音取大橋には戻らなければ難儀するに違いないので、のんびり構えてはいられない。

 渋滞の列に、ちょうど車の渋滞に割り込ませてもらう時のようにお互い気をつかいながら入らせてもらう。同じく車の時のように、入らせてもらったのだからノロノロしては申し訳ないとせっせと歩く。だけどやっぱり車の時と同じで、後ろの人の様子を見てペースが速くないとわかれば、こちらも少し力を抜いてみる。そのすきに木々を見上げてみる。岩壁の苔をじっと眺めてみる。

 河原の落下レールをまた見つけた(上の写真)。しかし、先ほど流れの中に見つけたレールといい、このレールといい、対岸の西沢森林軌道からじかに落下してきたにしては場所がおかしい。
 素人の私なりに考えるのは、
1.西沢森林軌道の奥の方のレールが落下し、沢の強い流れでここまで流されてきた?
2.こちら側の岸にも、軌道があった?

 森林軌道の載っている地図が今のところ入手できていないので、推測しかできませんが、わかったら改めて書くつもりです。

 


(晩秋の渓谷に数少ない、お花を見つけた)

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