シャクティーの活動が終わった後も、
シャクティーのメンバー同士の交流は続いていまし
た。
ザキール・フセイン(
タブラ)と
ヴィック・ヴィナヤカラム(
ガダム)は、鉄壁の凡インド・
リズム・セクションとして、色々なアルバムに参加しています。この2人の他にインド人
パーカッション奏者を2人加えたメンバーで来日したこともあり、この時にCDも制作しています。
シャクティーの音楽は、この
パーカッション2人のリズムも凄いインパクトですが、
マクラフリン(
ギター)と
シャンカール(
ヴァイオリン)のコラボレーションというイメージが強いグループで
した。しかし、
シャンカールと
マクラフリンが共演した記録は、
シャクティー解散後、発表され
ていません。
シャンカール(
10弦エレクトリック・ダブル・バイオリン)のアルバムに、
ザキールと
ヴィックが
参加しているアルバムが何枚かありますが、いずれも純インド音楽かポピュラー音楽のかの
両極端なものになっています。
最も
シャクティーの音に近いイメージは、
マクラフリンと
ザキールの共演盤で、その中でも
「
メイキング・ミュージック/ザキール・フセイン」(1986)と、「
ザ・プロミス/ジョン・マクラフリン」(1995)の2枚は、後の
リメンバー・シャクティーに、直接繋がるアルバムです。