ザキール・フセインは、北インドの代表的な打楽器であるタブラの、世界第一人者です。彼
は、ジョン・コルトレーン(ts, ss)や、ビートルズのジョージ・ハリスン(g, vo)やに影響を与えた、シ
タール奏者のラヴィ・シャンカールのサポートで知られる、タブラ奏者のアラ・ラーカの長男であ
り、幼少より英才教育を受けていたそうです。
　1952年に生まれたザキールは、1960年代に米国に住んでいたこともあり、多様な音楽性を
身に付けています。現在は、欧州の音楽家に請われ、様々なCDにゲスト参加しています。日
本でも、渡辺香津美(g)のCD「レゾナンス・ヴォックス」に参加しています。