宇宙に興味のある方でしたらご存知と思いますが、
以前から本などで見かけていた「三裂星雲」の可視光の写真です。
この画像は赤外線3.6〜8.0マイクロメートルまで4種類の画像を合成したものです。
ちょっと難しくって、「何のこっちゃ?」ってカンジですかね・・・でも、美しけりゃいいんです。
赤外線を24マイクロメートルで撮ったものです。
全く同じ星雲を撮っているのに、赤外線を使うとこんなに違うんですね。
そしてこれも同じ"三裂星雲"ですが・・・
中央に明るく輝いているのが"生まれたての星"です
三裂星雲には"星の卵"が30個、"生まれたばかりの星"が120個あることがスピッツァーによって解りました。
ここはケンタウルス座の方向、地球から約1万3700年光年、「宇宙の宝石」と呼ばれている"RCW49"です。
スッピツァーによって中心付近の青い星をはじめ、約2200個もの若い星が見つかりました。
とっても変わったニックネームがつけられていて「宇宙の悪霊」と呼ばれています。
こうして見るとガイコツの目と口にも見えますかね・・
ここは"はくちょう座"の方向、約3900光年の距離にある"DR6"です。中央の"鼻"にあたるところでは活発に星が生まれてきているんですよ。