インド海軍 艦艇 一般開放


インド海軍艦艇一般開放 2012年6月7日


コルベット「カルムク」(INS KARMUK P64)
艦長 海軍中佐 ヴィヴェク・ダヒヤ(CDR VIVEK DAHIYA)

■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3
当日一番目を引いたのが、このコルベット「カルムク」。
まともに艦影を撮れたのはこれだけで、あとは艦影が重なってしまい…ボツです。

名前: コーラ級コルベット カルムク
就役: 2004.02.04
仕様諸元
艦種: コルベット
排水量: 満載1,350 t
全長: 91.1 m
全幅: 10.5 m
喫水: 4.5 m
機関: SEMT-ピィールスティック18PA6V280ディーゼル2基、可変ピッチプロペラ・スクリュー2軸
速力: 25 ノット
航続距離: 16ノットで4,000浬
総員: 106〜134名
兵装: Kh-35(SS-N-25)対艦ミサイル16発(KT-184 4連装発射機4基)
76mm単装1基オート・メラーラ コンパクト砲
AK-630 30mmCIWS2基
Igla-1E携帯式SAM
艦載機: ヘリコプター甲板のみ
センサー・
FCS:
MR 352 Pozitiv-E 対空レーダー1基
MR-123 火器管制用レーダー 1基
Garpun-Bal 対空/対水上レーダー 1基
BEL1245 航海レーダー 1基
電子戦装備: BELAjanta P Mk.II ESM用 1基
デコイ
PK-16 16連装チャフ発射機2基
NPOL対魚雷用曳航式デコイ1基





シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

シヴァリクに乗艦する前の警備所。
警備兵がINSASを担いで一人立っていました。




シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

シヴァリクに乗艦すると、すぐに艦首に案内されました。
士官の本艦に関する説明の後、撮影した主砲です。
オート・メラーラ社製76mm単装速射砲です。
主砲はステルス性を考慮したシールドになっていました。




シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

シヴァリク艦首より右舷側を撮影。
オート・メラーラ社製76mm単装速射砲の後ろには
シュチーリ (SA-N-12)SAM単装発射機3S90(ミサイル24発)が1基配置されています。




シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

シュチーリ SAM単装発射機の後ろにはRBU-6000対潜ロケット12連装発射機2基配置されています。
この対潜ロケット発射機は子供の頃、旧ソ連艦艇の模型を作っている時、何度も手にしたパーツです。
実物を見る事が出来て何故か感無量でした。




シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

艦橋の両舷にはPK-16 16連装チャフ発射機×2基が配置されていました。




シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

今年2月に沖縄で起きたインド海軍による自動小銃を向けた向けないの騒ぎ…
それでもこの屈託のない笑顔で実弾入りのINSASを見せてくれる、この警備兵が私は好きだ。
基本軍隊なんだから当然と言えば当然、当たり前の事なんですよね。




シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

艦内見学を終えたところで後部ヘリ甲板に案内され、振舞われたのがこのビスケットとチャイティー。
どちらも美味でした。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

当日、シヴァリクの右舷に接舷されていたのがインド海軍の駆逐艦ラージプート級駆逐艦ラーナ D52です。
元々はソビエト連邦で開発された大型対潜艦で、北大西洋条約機構(NATO)の用いたNATOコードネームでは大変有名なカシンII級です。

画像でもお分かりの様に艦対空ミサイルの発射機、M-1ヴォルナSAM連装発射機(V-601ミサイル×32発) が見えます。
また対空ミサイル発射機右下には艦対艦ミサイルがP-15M「テルミート」の輸出型のP-20「テルミート」が見えます。
この辺りの兵装を見ると冷戦時代のソ連艦艇を彷彿させますよね。

P2Jから撮影された写真でしか見られなかった艦体や兵装が目の前にあるんです。
画像中央やや右側にはRBU-6000対潜ロケット12連装発射機も写っていますねぇ〜
なんか一人で興奮してワクワクしちゃいました。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

ちょっと興奮気味ですが、ラーナには護衛艦にも米海軍艦艇にも完全に見る事が出来なくなった魚雷発射管が装備されているんです。
PTA-53-615連装魚雷発射管×1 基の画像です。
対潜用魚雷と言う事にはなっていますが、これは絶対対艦用の長魚雷ですよ…と勝手に決め付けています。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

ラーナに搭載されている電子戦機器。
こんな事を言っては失礼ですが、怪獣に破壊されるウルトラ警備隊のレーダーの方がマシに見えますね。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

この艦の特徴ともいえるV型ファンネル。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

ラーナの近接防空火器はAK-230対空機関砲からAK-630対空多銃身機関砲へ換装してあります。
この火器も共産圏らしさが出ていて恰好いいですよね。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

ラーナの艦橋付近です。
大きな船体の割には小さい感じがしました。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

この辺の配置を見るとソ連艦艇の雰囲気が出ていますね。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

対潜ロケット発射機RBU-6000「スメールチ2」です。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

艦橋側面に貼ってあった艦名板。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

この駆逐艦の最大の特徴と言っても過言でない、P-20「テルミート」対艦ミサイル発射機。
因みに、このミサイルは北朝鮮がたまに日本海に向けて発射実験するシルクワーム地対艦ミサイルと同系です。
シルクワーム地対艦ミサイルは中国製で多くの国々で使用されています。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

ラーナを後方より望む。
後方に配置された艦対空ミサイルの発射機、M-1ヴォルナSAM連装発射機(V-601ミサイル×32発)が勇ましいですね。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)
■撮影日時:2012.06.07
■撮影場所:海上自衛隊 横須賀 Y3

ラーナのヘリ発着艦誘導指揮所。



一般公開時、艦上で配布されたサンバイザー


シヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)のサンバイザー
画像では分かりにくいかもしれませんが、キャップのツバ形状にカットされています。
両隅の金属にゴムひもを通したものを配布していました。




ラージプート級駆逐艦 ラーナ D52 (INS Rana)のサンバイザー
画像では分かりにくいかもしれませんが、キャップのツバ形状にカットされています。
両隅の金属にゴムひもを通したものを配布していました。



一般公開時、艦上で配布されたシヴァリク級フリゲート シヴァリク F64 (Shivalik)のパンフレット