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第三中間期 テーベ大司祭国家

ピネジェム2世


在位年代;? -前944年頃 (※諸説あり)
誕生名;ピ・ネジェム (喜ばしきもの)
即位名;プスセンネス?
治世;21年 (※諸説あり)

王朝の首都;テーベ 
埋葬地;テーベ対岸・王家の谷(最初の埋葬地はハトシェプスト葬祭殿) 
出身地;テーベ

家族構成; 父・メンケペルラー 兄・スメンデス2世 妻・彼の姉妹と姪

既に第19王朝の終わりごろには王族の墓暴きが盛んに行われており歯止めが利かなくなってしたが、ピネジェム2世の時代には、それらの破壊された墓の修復が行われ、被害を受けたミイラが一箇所に集められた。これが、現存する貴重な王たちのミイラを保存する「ロイヤル・カシェ(王家の隠し場所)」となった。

神殿内に墓を作る伝統はここでも生きていて、彼と妻は、ハトシェプスト葬祭殿の敷地内に埋葬されたようだが、のちにロイヤル・カシェに移動させられている。


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