■アイスランド・サガ −ICELANDIC SAGA |
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家系図はさらに複雑さを増していくが、ここではあんまり細かい人物関係は紹介しない。
物語はとかく長い家系の説明から始まっているので、家系図を書けば大体のところストーリーは端折れるのである。…
フルートと離婚したあと、ウンは、親戚に何の相談もなく、ヴァルガルズという男と再婚する。ヴァルガルズは、あまり性格のよくない男で、夫婦の間に生まれた息子・モルズも、皆からは好かれなかった。
一方で、アースグリームという男がいた。
この男には、ソールハラという娘がいた。ニャールは、息子のひとりヘルギのために、この娘に求婚に行く。婚約がとりつけられ、祝宴にはウンの親族、グンナルも招かれる。
祝宴のあと、アースグリームは、息子ソールハルをニャールのもとに養子に出した。
ニャールには3人の息子と庶子の息子がひとりいたが、庶子ホスクルドをのぞき、これで全ての息子たちに配偶者があてがわれたことになる。