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10月のひとり言

10/21  僕のゲージのあるお部屋はママのパソコンや鏡台のあるお部屋なんだ。
ママは“ママのお部屋”っていうけれど・・・・僕に言わせれば“僕の部屋”にママのものがたくさん置いてあるって思う。
 パパには“書斎”という名のパパの部屋があるってママは言ってた。
今日、この僕の部屋に新しいものがやってきた。
ママは去年もずっと欲しかったけれど・・・・・・僕がいっぱい汚すかもしれないって・・・・・買うのを躊躇していたらしい。というのも・・・・昔・・・・・毛足の長いシャギーカーペットに僕がお散歩のたんびに粒餌やひまわりの種を隠しまわしてそのたびに掃除機をかけるのがとっても大変だったってママは言う。僕はそんなことした覚えはないんだけれど・・・・・・・・・。
この間からの朝晩の冷えに・・・・・ママはとうとうパパに相談して暖かいカーペットを買うことを決断したんだってさっ!
去年の教訓もあって・・・・・カーペットの毛足は無いに等しく・・・・・それでもって電気を入れると自然に暖かくなるしろものらしい。
早速・・・・ママは僕と一緒にお披露目をしてくれた。ママとふたりでそのじゅうたんの上に寝ころがると・・・・・・下からぽかぽかとあったかい感じでいい気持ちなんだ。
ここがママの部屋だろうと僕の部屋だろうとそんなこと・・・・関係ないくらい幸せな気分になれるそのカーペットはこれからの寒い季節・・・・・・僕のお散歩の寄り道コースになることは間違いないんだよね。
 ただ・・・・・・気をつけないといけないことは・・・・ママはその上でちょとばかし・・・・お昼寝をしてしまうので・・・・僕は踏み潰されないように気をつけないと・・・・・・。ほらっ・・・・・もうママったら・・・うとうとしてるよ。
10/19  すっかり、季節も秋に変わり、僕の背中にある5本の縞がきれいになってきたねって、ママが言う。僕はずっといつだって男前なんだよってママに言おうっておもったけど・・・・・実は僕は生まれてこのかた・・・・・一度だって自分の背中をみたことがないんだ。
だから・・・・ママに言い返すことができない。でもかっこ悪くなったって言われるより・・・ずっとうれしいから・・・・・・いいんだけど・・・・・・。
ママが言うには・・・・『夏に比べるとずいぶん毛並みもつやつやふさふさで・・・・良くなってきたじゃない』だってさっ!
『えっ・・・・ママ・・・・僕のこと毛皮のコートにしようってんじゃないよね・・・・・・?』・・・・・・まさかぁ・・・・・。
 秋って季節は僕は大好きなんだ。だって美味しいものがたくさんあるでしょっ!
僕の餌箱の中にママが入れてくれる果物もこの季節が一番充実しているんだよ。
 栗、どんぐり(ママが拾ってきてくれたものだよ。)柿、ぶどう(中でもピォーネは最高だよ.)みかん(ママは時々安いからって緑いろのみかんを買ってくるんだけど・・・・これはちょっといただけないよ。)りんご、くだものはよりどりみどりって感じなんだ。
 ママはこれから・・・・寒くなるから美味しいものたくさん食べて・・・・体にいっぱいいっぱい脂肪をつけて・・・・冬に強いからだをつくるのよって僕にいう。でもそういうママはパパにいつも・・・・怒られている。
どうやら・・・・ママはまだ・・・・秋なのに・・・・もう毛布に冬布団・・・・冬のパジャマとママの体は冬モードに突入しているらしい。パパ曰く・・・・・・『今から・・・・・そんな冬支度してたら・・・・・本当の冬がきたらどうするんだよ。』だってさっ!
・・・・・・・僕もそう思うんだけど・・・・。
10/13  2日おきにママがしてくれる僕のお家の掃除に僕は時々ママのことが泥棒にみえることがあるんだ。今日もいつものようにママが僕のお家を掃除してくれたんだけど、僕の藁ハウスに手がかかったとたん僕はママの手をちょっとだけ噛んでしまった。(僕的には甘がみだよ。)
その瞬間、僕の脳裏には・・・・・『あっ・・・・・僕がちょっとずつ集めた大切な粒餌や胡桃をママが盗もうとしているぞ!』とばかりに指令がくだり・・・・・僕の体は自然とママの指先に直行してしまう。
ママは『ももちゃんが一度お口にいれた・・・ご飯をママが盗るはずないでしょっ』っていうけれど・・・・・僕にはりすの耳に念仏なんだ。
そんな僕をみて・・・・・パパはママにそっとつぶやいた。
『今年はいつもの年より・・・・ももちゃんがタイガーモードになるのもはやいかもねっ!』だってさ。
ママはパパにそっとつぶやいた。
『あしたのお買い物で軍手をたくさん買い込んでおかなくっちゃ。
10/9 今日・・・・・僕は大失態をやらかしてしまった。
というのは・・・・・ママがせっかく僕をお散歩させてくれたのにも関わらず・・・・僕はそれまでずっとおねんねしてたもんだから・・・・・どうやら寝ぼけてしまったようで・・・・ママの右あしの小指をチョットばかし本気でかじってしまった。
 最近の僕はどうも・・・・・いままでより寝る時間が長くなってきたから・・・・目が覚めたときに僕じゃない僕が現れて・・・・・とんでもないことをやらかしてしまいそうになるんだ。
 ママは『えっーーー?ももちゃん今年はもうタイガーモードに変身しちゃうのぉー?』って泣きそうなお顔で僕のこと・・・・見つめていたんだ。
『ごめんよ。ママ・・・・・ちょっとした間違いだったんだよ。許してね。』
って思いでママを見つめてたんだけど・・・・・それからのママはすぐに靴下を履いて軍手をはめて・・・・・完全防備の体制だったのが・・・・・ちょっと悲しかったよ。
ママ・・・・僕のこと嫌いにならないでねっ。たとえ僕がみかけはタイガーに変身しても・・・・心の中はママのことが一番すきなんだから・・・・ねっ!パパよりもいっぱいいっぱい好きだからねっ!
10/7
 久しぶりの三連休ということもあってなか日の今日、パパとママは朝早くからお出かけする予定だったらしい。
当然・・・・僕はお留守番で・・・・・・こんな日はきっとママが何かいいものを僕に買ってきてくれると信じていた。
夕方近くになってパパのクルマの音が聞こえたかと思うや否や、ママはいつもの高い声で『ももちゃーん、いいもの買ってきてあげたよぉー』って僕のゲージに近づいてきたんだ。ママの手には・・・・藁(わら)でできたお家がひとつ握られていて・・・・その上・・・・中くらいの袋の中には僕の大好きな粒餌や『りすまんま』と言う名前の僕たちリスのおやつ(イチゴ風味)が3種類入っていた。
早速、ママは僕のゲージの中にその藁ハウスをいれてくれたんだけど・・・・今のところまだ前に買ってくれた古い藁ハウスが僕の本拠地になっている。
 ママ的には僕が喜んでこの家に入ったらうれしかったんだろうけど・・・・・今日の僕はちょっとばかしいつもの僕じゃ・・・なかったんだよ。久しぶりのママのお休みには・・・・パパとのお出かけも大事だけど・・・・・・『僕のお散歩は一体どうなってるんだよ。』って気分だったんだ。これって人間の世界では『パパにヤキモチ』っていうんだよね。
あんまり・・・・すねている僕を見かねて・・・・・ママは僕に久しぶりに『生卵の黄身』をおやつにくれたんだ。僕の大好物で機嫌をとろうなんて・・・・・甘いよって思ったけど・・・・・・やっぱり僕はこれが大好きだから・・・・・いつの間にか僕はママの手のひらの上で甘えんぼリスに大変身してしまったんだ。
 今度はちょっとばかし・・・・・クールなりすできめて・・・・・ママを翻弄させてやろーっと!
10/6  昨日の夕方、ついにママがネットで注文した北海道の美味しいじゃがいも『きたあかり』が到着した。ママはどうしても北海道で食べたあの味をもう一度経験したかったらしくて、宅配便代やらを考えればどうみても割高なそのじゃがいもをネット注文したんだってさ。
 ご多分に漏れず、当然僕の口にも入ったわけで・・・・・・感想・・・・・『いつものじゃがいもとどう違うわけ?』ってママとお話ができればきっと言ってたけど・・・・・ママが『ほら・・・・・ぜんぜん普通のじゃがいもとは違うでしょ・・・・・栗のような・・・お芋さんのような・・・・・なんともいえない味のハーモニー・・・・・・・・』なんてママが酔ったように語るもので・・・・・・僕はママのために・・・・・いつもよりたくさんかじって・・・・さも美味しそうにアピールしたんだ。
 でも・・・・そう思ったのは・・・・・この家の僕だけじゃなくて・・・・・ママ以外のもう1人の家族のパパもじつのところ・・・・・・そう思ってたらしい。
 ママは昨日の夕ご飯のメニューに北海道で食べたときと同じようにただ蒸しただけの『ジャガイモ』をテーブルの上にのせたんだって。パパはそのジャガイモを口にしながら・・・・・『まぁ・・・・美味しいけど・・・・・うーん』ってそのじゃがいもに関する感想はその一言だったってママが言ってた。実のところ、ママも実際僕の後に食べたときの感想は・・・・・『まぁまぁかな・・・・?』ってところが現実だった。
 観光地で食べたその味はきっと・・・・・そこの場所の空気やそこの人たちの上手な調理法なんかが加わって・・・・・美味しさに拍車がかかるんだろうってパパとママの結論だった。
 ただ・・・そのことに気づくのが遅すぎた。・・・3人家族の我が家にとって・・・・・10キログラムもあるジャガイモ1箱(ゆうに30個以上有り)は・・・・ちょっとばかし・・・・・計算外のものだった。
10/4  2日前の10月2日はママの○さいのお誕生日だったんだって。ママはお誕生日自体は全然うれしくないわっ!って言ってたけど・・・・・・違った意味で待ち遠しい日だったらしい。
パパはふぅーとため息をついていた。
パパのため息の原因は・・・・・どうやら誕生日プレゼントのことらしい。
ママは困った性格で・・・・・この間の試験のごほうびから・・・・・ほんとに日にちもたっていないにも関わらず、相変わらずもらえるもんだと思い込んでいる。
でも・・・・パパに言わせれば・・・・・『だからって僕の誕生日はいつからお祝いしてもらってないかなぁー!』って言うくらい・・・・ママは都合の悪いことは人一倍忘れることが得意なんだって。
でも・・・・今回ばかりは・・・・ママのお誕生日プレゼントはパパから『ほんの気持ちのプレゼント』って具合になったらしいんだ。
パパはママにセブ○イレ○ンで『生チョコケーキ=250円』を買ってきてくれたんだってさっ!
でも・・・・・ママはすごーくうれしかったって言ってた。
ママだって本音のところ・・・・・『そんなに高いものばっかり・・・・買ってもらえるなんて思ってなかったから・・・・。』
ところで・・・・・僕の誕生日ってのはいったいいつなんだろう・・・・・。僕はパパとママのところに生まれて2ヶ月くらいでやってきたから・・・おそらく4月生まれなんだろうってママが言ってたよ。
来年の4がつには僕のお誕生日パーティーをやってね・・・・・・・・・・・ママ。
えーっとプレゼントは僕の大好きなスタミノンの香りつき木の実のお家がいいなぁ・・・・・。