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ももちゃんのひとりごと

7/31	今日のママはいつもと違っていた。　だってママの目には『めがね』がかかっていて、いつもとチョット感じが違う。ママは今朝、お仕事に出かける前、鏡の前でドライヤーをぶんぶんかけているときに、うっかりコンタクトレンズを落としたらしい。いつもなら・・・・すぐに『あったわぁー』って探し出すのに・・・・今日は見つからなかったんだって。　僕のパパもコンタクトレンズなんだけど・・・・ママより頻繁にコンタクトレンズの買い替えをしているんだって。えっ・・・・どうしてかって？パパはよくコンタクトレンズを落とすんだってさっ！　パパは目の細ーいママと違って、大っきな目玉だから・・・落ちやすいんだって・・・・・パパが言ってた。これは・・・・・・・パパがコンタクトレンズを落としたときの言い訳らしいけど・・・・ママはこの理由がちょっと引っかかるらしい。『ママの目がレンズが落ちにくいくらい細い』ってのは・・・ママにケンカを売ってるようなもんだよねっ！
7/30	僕のママはきれい好きだから・・・・１日に2回掃除機をかけることも珍しいことではないんだけど・・・・・僕にはお願いが一つある。僕がこの家に来て最初のころは僕が掃除機の音にびっくりするといけないからって・・・・ママがお掃除するたびにいちいち僕を違うお部屋にゲージごと避難させてくれていたんだけど・・・・・。　最近のママは僕が慣れてきたって勝手に思ってて・・・・僕がいるにも関わらず・・・・大きな掃除機の音をぶんぶんおんなじ部屋でさせている。というのも・・・・・・僕がお散歩した後ってのは・・・・ママに言わせれば・・・いろんなものが散乱してたり・・・僕のおやつのたべかすなんかが落っこちてたりするらしいんだ。そんなときママは・・・・・僕のお散歩が終わってからゲージに入ると・・・すぐに掃除機をかけ始めるんだけれど・・・・なんだか・・・・僕はとっても寂しい気持ちになるんだ。なんだか・・・僕がよごれの原因をつくってるみたいな・・・・そんな気がするからさっ・・・・！　落ち込んでいる僕に・・・・パパはこっそりつぶやいたんだ。『ママってちょっといやみだよね。そういうところは・・・・頂けないよね。』・・・・ってことは・・・・パパにもぼくとおんなじ経験があるのかなっ？・・・・・・・うん・・・きっとそうだよ。
7/27	近ごろ、ママはお仕事が忙しいこともあってママはあまり元気がないんだ。だからか・・・よく分からないけど・・・・・僕のゲージの外でのお散歩がいつもより少ないような気がする。　僕がゲージの外へ出れない→運動不足になる。→ストレスがたまる→食べ物でストレスを発散する。→そして僕はデブりすになる。ママが一番恐れている構図がここに出来上がる。ねぇ、だからさぁ・・・・ママもっともっとゲージの外のお散歩の時間増やしてヨォー！そういえば・・・・パパもママがお仕事が忙しくなると・・・・・ぜんぜんいいことがないって言ってたよ。　ママが疲れる→ご飯が作れない→パパの嫌いな外食が多発する。→ストレスがたまる。 →ビールでストレスを発散する。→パパのお腹が出て中年太りが悪化する。ここにもひとつ、怖い構図が出来上がる。ママぁ・・・お仕事なんかさっさと辞めて・・・・僕と一緒にお留守番しようよぉー！
7/23	昨日の日曜日はママのたっての願いで・・・・僕は久しぶりにママの写真撮影に付き合うことにした。ママは相変わらず、カメラを片手に抱えながら、僕のとっておきのスナップがほしいらしく、何度も僕に好物のコーンを持たせて可愛いポーズをとってといわんばかりに僕にカメラを向けていた。パパに言わせれば、ママの撮影した写真の約２／３は使えないショット・・・・・らしい。ママは写真を撮ってすぐは・・・・・いっつもおんなじことを言うんだ。『今日の出来はいままでで最高よっ！』ただ、写真をホームページににＵＰする段階になると、ママはいつもパパに『どうしてこのカメラって被写体がボケたりするのよ。』とか・・・・『このカメラって私が撮った瞬間と全然違うイメージに写るのよ。』とか・・・・・・カメラが原因で上手く撮れないかのように文句のいいたい放題らしいんだ。・・・・パパに言わせれば信じられないくらい自分の腕には自信を持っているママらしいんだ。　今日の出来はいったいどうだったんだろう。ママは僕に撮影が終わって・・・・・『ももちゃんいっぱい疲れさせて・・・ごめんねっ』って言ってくれた。僕はそんな・・・ママが大好きだよ。次回の撮影会も僕は頑張るからね。
7/21	昨日、ママはパパとお買い物に出かけて、『とてもおもしろいものがあったわ』と喜んでいた。パパのお話によると何でもこすると汚れが落ちる優れものの『スポンジ』らしい。ママは僕が長い時間お留守番してたにも関わらず、僕に『ただいまぁっ』て言ったきり、台所にこもりっきりだった。ママは台所のシンクや茶渋のついたコップなんかを手当たり次第、磨きつづけてしばらくすると、パパに『きてきてっ！ほんとによく汚れが落ちるわよ。』って見せびらかしていた。パパはそれを見て一言・・・・・・『それって顔もこすったら・・・・しみがとれたりして・・・・はははははっ』・・・・・・・・・パパの笑えない冗談にママは怒って・・・・夕食が焼肉からチャーハンに変わったのは言うまでもない。パパってほんとに・・・・いつも一言多いんだから・・・・・。
7/20	僕たちりすも夏の暑さは苦手だけどパパやママたち人間もこの暑さにはお手挙げらしい。　ママは最近、『夏バテ』って言う名前の病気にかかってる。　ママはパパがお仕事から帰ってきたら・・・・・『今日はとっても体がきつくて食欲もないし・・・・・・ご飯の用意も出来ないから・・・・外食しましょう』ってパパに言ってた。　パパは優しいから・・・・『いいよ。早く元気にならないと・・・・・これからもっと暑くなるから・・・・この時期は無理してでも・・・食べれるものを食べないといけないよ』ってママに優しい言葉をかけていた。　でもね・・・・でもね・・・・僕は本当のことを知っている。僕に言わせればママは昼間たくさんアイスクリームやゼリーなんかを・・・・・食べたいだけ・・・食べてるんだ。僕に言わせれば『どこが食欲のない夏バテなのさっ』て思うんだけど・・・・・・。でも・・・これは絶対パハには秘密なのさっ！僕はママが大好きだから・・・・本当のことはパパには言わないのさっ！
7/16	最近、僕は気がつくといつも何かを食べている。この間、ペット病院へ行ったときに久しぶりに体重測定をしてびっくりしてしまった。つい、この間まで１２０gのベストコンディションを維持していたはずなのに、ここんところの『脱毛騒ぎ』でママが僕にごちそうを食べさせてくれたもんだから・・・・ちょいと油断して太っちょになってしまった。僕たちりすは夏になったからってママのように薄着になったりすることはないから・・・・・あんまり気にすることはないんだけど・・・・毎朝、パパは僕のゲージを覗き込んで『デブになったなぁ・・・！ほんとに・・・・』なんて心無いことを言うんだ。　ゆいいつの仲間はおんなじようにお腹の出ているママなんだけど・・・・ママはパパに『飼い主に似るって言うけど・・・・ほんとだよねっ！』って言われて超不機嫌になってた。　僕はママがりすになったら・・・・お嫁ちゃんにしてあげたいくらい可愛いって思うんだけど・・・・・人間の美人っていうのはお腹がでてたら・・・・不合格なんだよね。
7/14	今日、僕はまた、パパのクルマに乗って病院へ連れていかれた。この間、ココの病院のとっても優しいお顔をした先生に僕は注射を打たれて、すこしだけ人間不信に陥っている。　でも、実はその先生に打ってもらった注射のおかげで、僕の“はげ”の部分に少しずつ、うぶ毛が生えてきてママは自分のことのように『よかった、よかった』って喜んでいる。　この間から・・・・ご飯のメニューも大幅に変わって、ぼくはいつの間にか、ママの偏食改善作戦にまんまとひっかかってしまった。いままでのように・・・たくさんのフルーツやヨーグルト三昧の日々とはおさらばで悲しいけれど・・・・ママがときどき食べさせてくれるスタミノンは今まで食べたどんな食べ物にも叶わない、美味しい味がする。　まぁ・・・・・いいか。　あんなに痛い注射をするよりましだよねっ。
7/12	僕の“はげ”が発覚して以来、ママは『食事に気をつけなきゃ』ってひとり言をいいつつ、僕の大好きなフルーツ三昧の食事を見直しはじめたみたいだ。ゲージの中にある、僕のご飯入れには今までとはちょっと違う感じのご飯が入っている。それは、ママがりす飼いのお友達から教えてもらった、栄養のある『鳩餌』という名前のご飯らしい。僕はおそるおそる味見をしたんだけど、見かけよりはずっと美味しいんだ。　それと、ママがネット通販で買ってくれた、りす飼いさんたちの間でとっても有名な『スタミノン』という名前の栄養強化食品は、とっても大好きな味だった。ママがちょっと指にのせてぺロッと舐めさせてくれたんだけど・・・・・『おぅー！デリシャス』って感じだった。本当はわんちゃんたちの栄養補助食品らしいんだけど・・・・僕たちしまりす友達の間でも大人気のものらしい。僕もママの要望にこたえるべく、偏食改善週間かんばるからね。
7/8	昨日、僕はパパとママと病院へ行った。そこには、たくさんの病気のわんちゃんやねこちゃんたちがいて先生の診察を待っていた。僕は患者さんの中でもとびきりちいさい珍しい患者さんらしくて、隣や前ににすわっている人からママは『そのゲージの中には何がいるのですか』と何度も尋ねられていた。ママはそのたびに、『しまりすなんです』って隠れた僕が見えるようにゲージを持ち上げて説明していた。　病院へついて、５人目くらいに名前が呼ばれてとうとう診察室へ案内された。　先生はママにゲージの外に出しても僕が逃走することはないですかと確認した上で僕はゲージの外にでることを許された。それから・・・体重測定をすると・・・僕は１３０ｇにまた増えていた。うっ・・・・またふとったかぁ！　ママにだっこされた状態で僕は先生の診察を受けたけど、僕の体のはげの原因が“偏食による栄養の偏り”なのか、それとも“小さな虫”が原因かは特定できないとのことだった。　それから先生はいきなりママに小声でつぶやいて・・・・僕のお尻がもちあげられたかと思った瞬間・・・・・・注射の針が差し込まれた。　　『聞いてないよぉー！』『訴えてやるぅー！』・・・・・ＢＹ　ダチョウ倶楽部　そうこうするうちに・・・・・診察は終わり・・・・ママに『よくがんばったわねっ』ってほめてもらった。結局のところ・・・僕のはげの原因は今日打った注射の結果いかんということで・・・・・来週の今日もう一度・・・・病院へ連れてきて様子をみせてくださいとのことだった。　帰りのクルマの中で、ママはパパに　『食生活をもっと偏りがないようにすることが大切だよ』って注意されていた。ママは『うん、心を鬼にして・・・偏食が治るように頑張る』っていってたけど・・・・・。　ママが鬼になるっていったいどういうことなのか・・・・・・・僕にはわからないんだけど・・・・・。パパはママが鬼になっても平気なのかなぁー？
7/6	急遽、僕は明日パパとママに連れられて病院へいくことになった。僕は元気なんだけど・・・・僕の体の３箇所くらいにおおきいハゲができていて・・・・・それは小さな虫が原因なのかそれとも僕の偏食が原因なのか・・・・お医者さまに診てもらうってママが言っていた。　パパに言わせると原因は僕が大好きな果物とか甘いヨーグルトは食べるのに・・・・もっと体を丈夫にするための動物性のたんぱく質(小魚やチーズ)なんかをたくさん口にしないからではないか・・・・って言うんだ。ママはもしかしたら・・・・・僕の体に小さな虫がついていて悪さをしているのではないかしらって言ってるんだけど・・・・・。その原因をつかむために・・・とうとう病院へいって確かめることになったんだ。僕はこの家にきてから・・・・・もう３回も病院へ行っている。一度めは・・・・・膀胱炎・・・・・二度目は・・・・・・いたずらにゴキブリのえさをかじったときそして三度めが・・・・・・・皮膚炎でも・・・・・病院ってとこはすごいよね。白い服をきたせんせいたちが僕たちりすやわんちゃんやねこちゃんの病気をちゃんとなおしてくれるんだ。　はやく僕も自慢のさらさらヘアーにもどりたいよぉー。
7/4	なんたって今日の気温は３４℃まであがったってママが驚いていた。僕のパパとママの住んでいる家は古いけれど屋根の高い家なので・・・・夏は外に比べて家の中はすこし・・・ひんやりする。夕方になると・・・・西の部屋の窓から涼しい風が吹いてきて僕はようやく食欲がでてくる。ママは僕が食欲がないことを気にしていろんな果物を買ってきてくれるけれど・・・・・やっぱり暑いときは・・・僕たちリスも食欲はおちるのさっ！　ママは心配でパパに聞いていた。どうすればいいかしらって？パパは言ったのさ。『ママが僕をとっても過保護に育てすぎたから・・・・いろんなものを出しても口が肥えてたべないんだよ。』って！『そのうち、お腹がすいたら・・・・食べるから大丈夫さっ』だって！　そうなんだ・・・・・僕のママは超過保護で僕のパパは超放任主義なんだ。
７／２	昨日から・・・・僕は暑さのせいで・・・あまり食欲がない。大好きなトウモロコシを食べる元気もない。　ママは風が通るように窓際に僕のお家を置いてくれるんだけど・・・・・夏の暑さは僕は大の苦手なんだ。去年、ママは僕が暑くて元気がなかったから、クーラーのかかった部屋で僕を涼ませてくれたんだけど・・・僕がその後すぐに体調をこわしてからというもの・・・・・めっきりクーラーとはご無沙汰だ。　元気のない僕をみて・・・・ママは僕に元気のでる特製ジュースを作ってくれた。それは・・・・・僕の大好きな桃の果汁にはちみつをちょこっといれた・・・・・めちゃめちゃ美味しいジュースだった。食欲のない僕でもすぐにたいらげてしまったほどだ。あーはやく・・・・涼しい季節がこないかなぁー。