2005年9月13日
「呼続公園と富部神社
(よびつぎこうえん と とべじんじゃ)
名古屋市南区
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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南区にある呼続公園へ行く。
何か特別な目的意識があったわけではなく、
なんとなくというか、ややぼんやりした目的のもとに。
場所としては天白区に近い。笠寺観音のすぐ近く。
まず最初に富部神社へ。
ここは公園の南側になる。
それほど古いものではなく、創建は1603年。
江戸幕府が開かれた年だ。
津島神社からの枝分かれらしい(勧請)。
駐車スペースらしきところが2台分あったけど、
とめていいのか分からず、近くに路上駐車。
本殿は当時のものがそのまま残っていて、
国の重要文化財に指定されている。
桃山時代の建築様式を今に伝えてるものらしい。
なかなか格式を感じる。
ただ、神社仏閣は江戸時代くらいのものだと
まだ新しいと感じる。
本殿前。
あ、賽銭、車に忘れた。申し訳ないです。
この紋、見覚えがあるようなないような。
境内にある御神木の大楠の木。
けっこう巨大。
そういえば、境内に高砂車山車を格納した
山車蔵があったはずなんだけど、
見あたらなかった。
というか、探すことを忘れてた。
忘れてばっかり。
社務所の横に竹ぼうきなどがたくさん並んでいた。
掃除する気満々。
そんなにいるのかな、と思ったけど、
近所の人総出で掃除する機会が
あるのかもしれない。
竹ぼうきは久しぶりに見た気がする。
高校の時の掃除の時間を思い出した。
あれで尻を叩かれたり、野球やゴルフして遊んだり。
社務所兼民家という感じ。
この横にある黄色い花、よく見かけるけど
名前が分からない。
境内に咲いていた黄色い花。
野菜の花だと思うんだけど何だろう。
キュウリの花かな。
カボチャやヘチマとはちょっと違う。
夏の終わりに夏の宿題の朝顔の終わりを見た。
今年も朝顔は育てられもせず、
咲いてるところを写真に撮ることさえできなかった。
これで勘弁してもらおう。
富部神社からもつながっている呼続公園。
ここはグラウンドと南ふれあい広場だと思う。
いや、違うかもしれない。
グラウンドはそうだけど、南ふれあい広場ってのは
また別のところにあるのかも。
車が気になったのでいったん戻る。
公園横の新郊中学。
懐かしい放課後光景だ。
中学時代のテニス部を思い出す。
この学校はいまどき珍しく(?)
フェンスのようなものがなくて、
呼続公園とつながったようになっている。
どこからでも出入り自由自在。
でもこれくらいオープンな方がかえっていい。
しかし、生徒も外へ出放題で、
部活の連中も公園をうろついてた。
ここが一応公園の無料駐車場なのだけど、
最初に通ったときはチェーンがかかっていて
入れなかった。
二度目に来たときは何故か開いていた。
看板を読んだら、不正停車の車が多いから
原則、有料施設(グランドとか)利用者だけ
使っていいようなことが書いてあった。
しかし、どのタイミングで開いたり閉まったりするのか
分からない。
うかつにとめると閉じこめられるかも?
遊具コーナー。
充実してるとは言えないけど、
それなりに遊具はある。
公園の中心にある曽池。
さほど大きな池ではない。
一周歩いても10分か15分くらい。
釣り人少々。
この池を中心とした地域は大昔から人が住んでいた
ところだったようで、縄文時代の土器や住居跡が
見つかってるそうだ。
そのあたりのことは、笠寺の見晴台考古資料館
資料などがあると思う。
池の住人のアヒルと
カモ(カルガモだったかな)たち。
人にメシをもらってるのか、がぁがぁいいながら
寄ってきた。
しかし、アヒル系にあげるものは持ってないのだよ。
まさか猫のカリカリは食べないだろうし。
あ、猫発見。
よし、カリカリ投入だ、
と思ったらすでにカリカリが投下されたあとだった。
しかも食ってるのは首輪した飼い猫だし。
おーい、ノラのメシ食べてあげるなよー。
キミは家で食べなさい。
公園にあった、少女の像。
木の上の方を指さしている。
何かいいものを見つけたか?
今回の(一応)目的だった旗掛けの松を発見。
池のほとりの北東あたり。
おー、これがそうか。
かなーり立派な大松だ。
源頼朝が京都へ上洛する途中、
ここの松に旗を掛けて休んだと言われている。
本当か嘘かは分からないけど、
そんな伝承にふさわしい、良い姿をした松だった。
一見の価値有り。
が、大河で「義経」放映中にもかかわらず、
ここを訪れる人はいない。
特に宣伝してる様子もない。
近所の人でも知らないかも?
かろうじて小さめの石碑が松の根元に建っていて、
源頼朝公旗掛松と、薄く彫られているのみだ。
近寄ってよく見ないと何が書かれているかも
よく見えない。
もう少し立て札でも立てて宣伝しても
いいんじゃないかと思うけど、
義経ならともかく頼朝となると
わざわざ見に訪れる人は多くないか。


 このあたり一帯は、縄文から鎌倉時代、江戸時代、そして現在に至るまでの長い歴史を持った土地で、隠れた名所旧跡がけっこうある。
 今回寄れなかったけど、少し北へ行けば愛知の県名の元となったと言われる年魚市潟(あゆちがた)を見下ろす景勝の地、眉間山白豪寺もある。
 街道は鎌倉街道が一部残っていたり、東海道と塩付街道が交差してるところなどもある。
 少し東には、桜田勝景の桜田八幡社があり、その南には笠寺観音や見晴台遺跡、さらに東に進むと松尾芭蕉の句碑が建つ千句塚公園もある。
 そういったいろんな時代の歴史が入り交じっているところが面白い。

 あえてここを目指して行くほどのものではないけど、ついでがあれば、歴史に思いを馳せながらこのあたりを巡ってみるのもいいかもしれない。
 呼続公園はちょっとした桜の名所でもあるようだ。

 所在地: 名古屋市南区呼続
 時間: 終日開放
 休み: 無休
 入場料: 無料
 駐車場: 基本的になし(一部あり)
 散策時間: 30分〜1時間

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