2005年3月29日
「笠寺観音
(かさでらかんのん)
名古屋市南区
地図
撮影 OLYMPUS E-10

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尾張四観音のひとつである、笠寺観音。
あとの三つのうち、竜泉寺観音と、荒子観音
行って、甚目寺観音はまだ行ってない。
正確には笠覆時(りゅうふくじ)というらしいけど、
笠寺観音の方が馴染みがある。
ここは駐車に困った。あるのかないのか。
ないにしても、周りの道路が狭いところばかりで
路上駐車するところもない。すべてが駐禁で。
今回は短時間、路上にとめておいたけど、
もしかしたら、西門のすぐ北から入って行けた
のかもしれない。
上の写真は西門で、こちらは正面の山門。
手前の木は桜だっただろうか。
だとしたら、桜の季節はきれいだろう。
今はちょっと写真を撮るには残念だ。
ここも立派な仁王像が仁王門の中で
にらみをきかせている。
弘法大師(空海)にもゆかりのある寺のようだ。
開祖は善光上人で、733年というから、
かなり古い。
なくようぐいす平安京より前だから、奈良時代か。
こちらが本堂。
赤い旗がバタバタ激しくはためいていた。
この日は万博のゴンドラも止まるほどの
強風が吹き荒れていた。
本尊は十一面観世音菩薩で、
8年に一度しか見られない。
それじゃあ小六も二十歳になってしまう。
次は平成19年。
本堂正面。
たまたま写真に人は写ってないけど、
ひっきりなしに数人連れで人が訪れていた。
なかなか人気のあるお寺さんのようだ。
本堂が開いてるのは午後4時までで、
行ったときにはもう閉まっていた。
ちょっと残念。
でもしっかり賽銭のところだけ開いていた。
さすがだ、抜かりがない。
振り向けば旗の合間から多宝塔。
こういう建物はまだ見慣れてないので、
新鮮に映る。
観音寺にはわりとつきもののようだけど。
うーん、また木がぁ。
写真を撮ることを考えて植えられてる
わけではないことは分かるんだけど、
もう少しどうにかならなかったか。
もっと下がって望遠で撮ればよかったかも。
水かけ地蔵さん。
赤い帽子がよく似合う。
でも、どこに水をかければいいんだろう。
前掛け(?)もしてるし。
背中だろうか。
それとも、そもそも水をかけるようなもの
じゃないとか?
絵馬の数はそこそこ。
ここは受験はあまり関係ないだろうか。
厄除けとか商売繁盛とかかもしれない。
ハクモクレンもすっかり咲いていた。
路上駐車した車が心配で、
早々に戻る。
ちょっと行った時間も遅かった。


 尾張四観音巡りということで行ってみた笠寺観音。
 まずは行ったことで満足。
 ただ、帰ってきてから知ったところによると、松尾芭蕉や宮本武蔵関連の石碑などもあったらしい。それはしまった。二度行くことはないだろうから、見ておきたかった。

 毎月6のつく日は市が開かれたり、フリーマーケットがあったりもするらしい。
 地元の人に親しまれているところなのだろう。

 拝観料 無料

 名古屋市南区笠寺町上新町83
 052-821-1367

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