2004年11月12日
「天王川公園
(てんのうがわこうえん)
愛知県津島市
地図
撮影 OLYMPUS C-2100UZ

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雨上がりということで山はやめて、公園にする。
公園周りと池の野鳥を撮れるものかどうかを
試みるために、天王川公園へ行く。
家から車で約1時間。
津島市の中心に近い場所にある公園で、
藤棚と桜で有名なところだ。
駐車場は3ヶ所あって、
100台くらいはとめられるようだ(無料)。
写真のここは第3駐車場。
公園の中心は大きな丸池。
その周りに藤棚や子供用の遊具などがあり、
遊歩道も整備されている。
思っていたより人がたくさん歩いていた。
小中学生の通学路にもなっているようで、
なかなか賑やかだ。
いかん、これじゃあゆっくり鳥なんて撮ってられない。
ちょっと思惑が外れた。
となりには、かつて天王川の入り江だったところ
があり、500年前までは津島湊という大きな
船着き場があったらしい。
このあたりは埋め立て地なんだそうだ。
織田信長や秀吉もここを訪れたという。
晴れたり曇ったり、
今日は落ち着かない天気の一日だった。
寒くもなく暑くもなく、
歩くにはちょうどいい気候だ。
紅葉がきれいな木はあまりなかった。
池の横には子供用の公園がある。
トイレもここと、あと2ヶ所ある。
総面積が東洋一らしい藤棚。
 長さ275m。
藤が満開のときは見応えがあるだろう。
人出も相当なものらしい。
藤棚の下に座っていた猫。
見た目が野良っぽかったが、
首輪をしてたので飼い猫だろう。
きっと、一日このあたりで
のんびり過ごしてるに違いない。
そういえば猫のエサを持っていくのを忘れた。
いつでもどこでも写真用に猫エサは
持ち歩きたいところ。
藤棚のとなりは竹林。
この先に第2駐車場がある。
池の中之島にかかる橋。
中之島にある、
詩人ヨネ・ノグチの像。
津島出身で世界的に有名な詩人。
らしいが、私は知らない。
中之島手前のスイレン。
シーズンにはきれいなスイレンの花が咲くという。
やっと今日の目的である鳥発見。
カモだと思うけど、何ガモだろう。
けっこう遠くて、シルエットでよく見えない。
マガモか別のカモか。
木々の間でもさかんに鳥の鳴き声がしていた。
姿は見えず。
アヒルとサギ?
サギはコサギとかかな?
売店ではアヒルのエサも売っているらしい。
木の枝にとまってる鳥を撮れたのは
初めてかも?
これは何モノだろう。
セキレイかと思ったけど、ちょっと違うみたい。
ヒガラのような違うような。
背中が見えてないからはっきりしないけど、
シジュウカラだな、きっと。
おっ、飛んでるところを撮れたぞ。
名前なんて分からなくても満足。
あ、サインはVだ。
って、古っ!
それよりやっぱり名前が気になる。
キミはなんて名前ですか?
カモメかなぁ。
カモメって海にいるもんだと思ってたけど、
普通に池にもいるんだろうか?
今ひとつ収穫が少なかったので、
ハトにも参加してもらった。
一本足(打法)といえば、大豊どうなったんだ?

アヒルボートも借りて乗ることができる。
30分1,000円って、高くないのか?
相場?
今日は誰も乗ってなかった。
ふと空を見上げると青空だった。
秋晴れの空は優しい青をしている。
天王川公園の案内地図。
北西側にあったところをみると、
ここが正面入り口になるのか。
私がとめた第3駐車場は左下の端。
目の前を推定カモメが通過。
ぎりぎり間に合った。
というより、入り口付近を撮っていたら、
たまたま前を横切って入っただけ。
C-2100UZでは飛んでる鳥を撮るのは難しい。
やっぱりE-100RSが欲しくなる。
今更の150万画素だけど。
公園をいったん出て、
周りを散策してみることにする。
このへんは歴史も古く、
昔の屋敷なども少し残っている。
ここは堀田家の屋敷。
堀田家といえばこのあたりでは有名らしい。
建物は江戸時代からのものとか?
どこかに申し込めば中を見せてもらえる
らしいけど、誰でも見られるのかどうかは不明。
公園から少し歩いたところに津島神社がある。
津島の天王さまと呼ばれ、
地元では親しまれているようだ。
信長、秀吉とも大事にしたらしい。
なかなかに立派な作りだ。
この楼門は秀吉が寄進したとか。
ここでも七五三だった。
着物を着たちびっことその家族。
週末は晴れるようだ。
こっちはお稲荷さんか?
奥の朱色の鳥居からして。
朱色は絶対的な色だと感じる。
何か心惹かれる。
さざれ石と、その由来が書かれた立て札。
「君が代」に出てくる、あのさざれ石だ。
そういえば、さざれ石って何だろう
なんて考えたことなかったな。
御神木である、大銀杏。
うん、確かに大きい。
普通サイズがどれくらいなのかは
よく知らないのだけど、
これはかなり巨大かもしれない。
そろそろ日没が近づいてきた。
天王寺公園にとめた車に戻って、
次へ移動する。
時間があったので、
津島から西に少し走ったところにある、
木曽三川公園に寄ってみた。
これは展望タワー。
が、やっぱり時間がなかった。
前を通り過ぎただけ。
駐車場に入りそびれて、
何か変なところに来てしまった。
遠くに見えてるのが木曽大橋。
木曽川と揖斐川の間に
千本松原があった。
その松にとまるカラス。
カラス撮ってどうする、私。
河口に鳥発見。
しかし遠いなぁ。
これもカモということは分かるものの、
何ガモかは分からない。
カルガモかなぁ?
なんか飛んでるな。
とりあえず撮っとけ。
何ものかは判別できず。
また見覚えのない小さな花を見つけた。
1cmくらいなので、普通は見逃してしまいがちだ。
さて、何だろう?
海辺や河口の花はお手上げだ。
日没。
今日はここまで。

 天王川公園は地元民に人気の公園のようで、いつも人が多そうだ。花のシーズン以外にも普通に。
 池の周りを歩いている人も多かった。
 散歩コースにちょうどいい感じで、ゆっくりあちこちを見ながら歩いて1時間くらいだろうか。
 写真を撮るための公園ではないようだ。私以外にそんな人はいなかった。観光気分の人も見かけなかったような。時期はずれだし。
 わざわざ出かけていくなら、やはり藤と桜の季節がいいだろう。しだれ桜が300本と、うこん桜もあるらしい。
 天王祭りは、7月の第4土曜、日曜で、これも賑やかな祭りなんだそうだ。

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