2016/08/08 LET第56回全国研究大会

2016/08/08 LET第56回全国研究大会

LET第56回全国研究大会が 8月7日からの3日間に渡って開催され、ミント音声教育研究所は以下の3つの発表やワークショップをおこなった。

..[↓] 1

【ワークショップ】 TEDプレゼンなど，ウェブから取り込んだ好みの字幕付き映像で４技能（聴解読解発音作文）を授業内外で学習する試み

申し込み受講者24名＋スタッフ4名 / 写真は講師を勤める田淵

詳しくはこちら ⇒n20160807.html
　
【シンポジウム】 TED プレゼンや英語落語などの映像と字幕を利用して読解、聴解、発音指導を効果的に行う
ICT 授業実践

500人は収容できる大会場に60名余りの先生方が参加した

写真のパネリストは山口先生（早稲田大学）
　

写真はコーディネーターを勤める田淵

詳しくはこちら ⇒n20160808a.html
　
【研究発表】音映像を使った英語文法項目別例文コーパス
による教授法研究

詳しくはこちら ⇒n20160808b.html

また恒例の盛大な懇親会にも参加し多くの先生方や賛助会員たちとの交流を深めた。

きらびやかな明かりに照らされる懇親会場

挨拶にたった新会長の柳先生（名古屋学院大学）

大八木氏（元LET会長）による乾杯の音頭はノドの渇いた参加者に慈雨のように染み渡った。

大八木氏による乾杯音頭の前置き（要旨）

　LETには、だれかが決めたわけではないが、LLAのころからの伝統的なことが二つある。

　その一つは、小・中・高・大の間の壁がないことであり、さらに、教員・研究者・企業の人などのいろんな職種間にも壁がない。学会は完全な個人として活躍できる場である。

　二つ目の伝統は、教育研究を大事にする。実践的な授業と授業に関連のある研究を重視することである。

　そして今日、もうひとつ感じたことは、いま日本で最も先進的な授業や研究をしている会員がおられる学会ではないだろうか。

・・・と語られ始め、多くの参加者が (｡ Lﾟ)ゞと感じ始めた折を見計らったように、唐突に「はいではそう言うことで乾杯！」と結ばれ、会場に笑いが起こり、安堵が広がった。
　
今大会で3つの企画（ワークショップ、シンポジウム、研究発表）をおこなった筆者の田淵は、一方では大学などの教育機関に属しているわけでもなく、また他方では賛助会員になるほど手広く事業をしているわけでもなく、個人として参加して10年を過ぎるなかで、多くの知人友人を得て、教材・教授法開発を手がけつつ、理論面と実践面で多くの先生方のご教授を仰ぎ、協力をお願いしてきた。大八木氏のあげられた２つの伝統がＬＥＴに受け継がれてきていたおかげであったと、あらためて思いをはせた懇親会の乾杯であった。
　
　
　

..[↑] 2

2016.08.17 田淵龍二