ミント音声教育研究所
ホーム

ミント アプリ
ケーションズ

ホーム

映画映像シーン検索サイト
セリーフ

字幕付き動画再生サイト
トーキーズ

Googleでサイト内を検索
    
ミント名作劇場
日本の昔話
朗読絵本

「竹取物語」

群馬の昔話
朗読絵本

「猿地蔵」」

日本の名作
朗読
芥川龍之介

「トロッコ」

英語朗読絵本
マザーグース Mother Goose

映画
オズの魔法使い

歌「オーバーザレインボー」

映画
カサブランカ

シーン「君の瞳に乾杯」

英語で折り紙 Origami
折鶴 つる crane

ベクターライブラリ
公開作品一覧
英語作品
朗読絵本
ふしぎの国のアリス

第1巻

聞き取りドリル
オバマ大統領 就任演説

聞き取りドリル
オバマ ノーベル平和賞演説

語学ソフト
ミングル
リーダビリティ計測ソフト

ワーズピッカー
英単語拾い2

ゲーム
朗詠・百人一首
読み上げ&ゲーム

数独ナンプレゲーム
東海道五十三次
詰独 一人旅

数独ナンプレゲーム
富嶽36景 富士登山
詰独 次の一手

ユーティリティ
書き起こしソフト
ゆ〜ゆ バリュー

書き起こしソフト
ゆ〜ゆ ライト

書き起こしソフト
ゆ〜ゆ ビジネス

書き起こしソフト
ゆ〜ゆ アカデミー


2016/08/07 トーキーズとTEDでワークショップ


トーキーズとTEDでワークショップが行われた。


もくじ
  1. 資料
  2. before 人気のあったテーマ
  3. after 人気のあったテーマ
  4. 反省

..[↓] 1

LET第56回全国研究大会が早稲田大学(東京新宿)で行われ、その第一日目のワークショップのひとつとして、TEDプレゼンをTalkiesで利用する講座が開かれ、ミント音声教育研究所の田淵龍二が講師を勤めた。

日時: 2016年8月7日 16:10〜17:40
所: 早稲田大学(東京新宿)11号館 6F Room 601
演題: TEDプレゼンなど,ウェブから取り込んだ好みの字幕付き映像で4技能(聴解読解発音作文)を授業内外で学習する試み
講師: 田淵 龍二(ミント音声教育研究所)
受講者: 申し込み24名、アンケート回収19名
スタッフ: 4名ほど
..[↑][↓] 2
 1 資料もどる
もくじへ

..[↑][↓] 3
 2 before 人気のあったテーマもどる
もくじへ

90分という時間では、Talkiesの機能を十分に学ぶには不十分なので、あらかじめ6つのテーマを選び出しておき、さらにそこから多数決で3つに絞り込む方法をとってみた。そのおかげで、ポイントを明確にでき、受講者の満足度が高くなった。

最初に行ったアンケート設問


Talkiesの姉妹サイトであるクイッカーの回答画面
設問はプリント、解答と集計はウェブで行った


クイッカーの集計画面
クイッカーの集計画面(拡大)


希望テーマをウェブで集計したところ次のようになった
希望するテーマ(3つ回答) 取り上げたテーマ 
1Web News などを取り込んで活用 18
2多聴多読 16
3シャドーイング 9
4クローズテスト 8
5語彙文法項目別例文コーパス活用 8
6多言語対応 7
..[↑][↓] 4
 3 after 人気のあったテーマもどる
もくじへ

興味深かったテーマ(複数回答可) 取り上げたテーマ 
1Web News などを取り込んで活用 16
2多聴多読 9
4クローズテスト 8
3シャドーイング 3
6多言語対応 2
5語彙文法項目別例文コーパス活用 0
..[↑][↓] 5
 4 反省もどる
もくじへ

×会場の設備については事前に何度か確認を行ったが、思わぬ伏兵にあってしまった。それは「生徒機のヘッドセットがない!」ことだった。教室は普段語学には使用していなかったとのことで、生徒の過半は音声のない状態でのワークショップとなってしまい、申し訳ないこととなった。救いは、イヤホンを持っていた受講者が半分弱いたことだ。
 
テーマを複数提案し、選んでもらう方法は成功したと思う。講師としては「Web News などを取り込んで活用」に思った以上に得票があり、結果としても満足度が高かった。
 
直前のワークショップとの間に20分の休憩があったので、それを利用して受講者と意見交換しながら「今の内にTalkiesにアクセスして置いてください。」とお願いすることで、かなりスムーズに講習に入れた。
 
×上記の裏返しで、休憩時間から講習へ境目のない導入となってしまい、スタッフから「ちゃんと自己紹介や、趣旨説明をしてから始めるべきだ」との指摘を頂いた。まったくその通りだと反省した。
 
×テーマに採用した「シャドーイング」については、Talkiesの字幕表示・非表示ボタンの機能説明で終わってしまい、その機能でどの様に授業するのかの部分を省略してしまった。その結果「希望者」が9名であったものが、「興味深かった」が3名に落ち込んでしまった。機能だけでなく、どの様な授業ができるのかの実践的イメージがわく程度の踏み込みが必要だったと反省している。
 
講師としては多聴多読が本命だった。予想通り希望者も18名と最多だった。結果は9名にとどまってしまった。アンケートの記述に「選びやすい工夫を」「分野や長さもしぼれて授業に使えそうだ」「うまく活用すると、大変価値のある素材になる」などがあり、「うまく活用する」「選びやすい工夫」のあたりへのソリューションがまだまだ弱いと実感した。
 
語彙文法項目別例文コーパスSCoRE活用」にきちんと触れることができなくて残念なことになった。というのも、九州から来られたある高校の先生と話す機会があって、「語彙文法項目別例文コーパスSCoRE活用」の話をしたところ、「これならすぐにでも授業に使える。」「例文をコピペでプリントにしてクローズテストがすぐにできる」「それに音声付で、読み上げてくれるし」と盛り上がったからだ。
 
Web News などを取り込んで活用」の満足度の高さには、音質のよさもあるようだ。以前に比べて「不自然さ」が一気になくなった感があることも大きいと思われる。ある先生は「今までは HOYA の Global Voice を使っていたが、取り入れてみようと思う」と感想を書き込んでいた。「TOEIC の Reading Part に使用できそう」など、音声のない素材でもTalkiesに取り込めば音声字幕付で提示できることから、先生の授業イメージを広げることに成功したと思われる。
 
会場を回って手伝ってくれるスタッフが当初は1人でしたが、他の会議が早く終わり、3〜4人の先生が駆けつけてくれました。おかげで、途中で迷ってしまった講習者のフォローができ、感謝している。
 
このワークショップは翌日のシンポジウムとセットで行なった。それにより字幕付き映像利用というチャンク提示法の理論的背景と実践的教授法とTalkiesの操作習得の三者がうまく結合したと思っている。もし機会があれば、ワークショップを2コマ頂戴して、1回目が「Talkiesの操作習得」、2回目が「理論と教授法の授業実践」と連続したいと考えている。
..[↑] 6

2016.08.16 田淵龍二