2016/08/08 例文コーパスによる教授法研究
|
例文コーパスによる教授法研究発表が行われた。
|
もくじ |
- 資料
- 反省
|
|
..[↓] 1 |
LET第56回全国研究大会が早稲田大学(東京新宿)で行われ、その第二日目に、例文コーパスによる教授法研究の発表をおこなった。
日時: 2016年8月8日 16:10〜16:40
所: 早稲田大学(東京新宿)11号館 6F Room 603
演題: 音映像を使った英語文法項目別例文コーパスによる教授法研究
Study for Teaching Methods through Sentence Corpus by Grammatical Category and Audio-Visual Media
参加者: 30名程度
発表の結論:
- ウェブが普及した今日、コーパスは一部研究者にとどまらない。語学授業の基本ツールの方向に進化しつつある。
- 一般的語学学習用の視点からすると、従来の代表格であった BNC や COCA のコンコーダンスのような作りでは不便であり、weblio や Seleaf や SCoRE の方向が望まれる。
- 言葉や文を文脈から切り離して学習することの弊害を取り除くには、文脈にアクセスできるアプリ設計が望ましく、その視点から考えたとき、BNC や COCA のコンコーダンスでの表示を 単語本位から文脈本位に置き換える必要があり、他方 Seleaf のような音映像付きの10〜20秒程度のスキット提示が求められる。
|
|
|
|
× | シンポジウムの撤収でドタバタしているまま発表会場に駆け込んで機材の準備をしていると持参したPCのネット接続が切れていることに気づき、あわててしまった。なぜなら発表の対象であるコーパスはすべてウェブ上のサービスで、それらを順に操りながら実証的かつ動的に説明していく段取りにしていたからだ。急いで手持ちのモバイル機の電源を入れなおしたが、通常接続までに時間がかかる。そこでとにかく準備したハンドアウトの比較表をスクリーンに映して説明を始めた。ここで冷静になれば良かったのだが、そのまま延々と比較表の説明をし続けてしまい、気が付いたら司会者から時間を告げられてはっとしても、過ぎた時間は戻すことができず、結論もそこそこに終わってしまった。 |
| |
× | 結果と考察をフリップにして置けばよかったのだが、動的プレゼンによる直感的印象に口頭の考察を加えることにしていたのが完全に裏目に出てしまった。 |
| |
× | 安定的な情報提供手段のバックアップとして静的フリップが必要であったと反省している。 |
| |
|
..[↑] 4 |
2016.08.17 田淵龍二
|
|