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時の話題2009-1
LAST UPDATE 2009-03-18
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今月の目次
◇印は《日々雑感新掲示板》より転載
ケータイトラブル持ち込み禁止令(09/1/31) ◇恩師との再会(09/1/22) ◇日系労働者派遣切りと子どもの教育(09/1/20〜09/3/17) ◇海外修学旅行生体情報採取事件(09/1/14〜09/3/18)


【ケータイトラブル持ち込み禁止令】vol.511《日々雑感より》
◆ケータイについて、文科省が「小中は持ち込み原則禁止・高校は校内使用禁止」という指針を通知した。いわゆる「ケータイ禁止令」だ。現場では、実現を危ぶみながらも、歓迎する声が多いだろう。しかし、気がかりは、「ケータイのトラブルは警察とかに言ってくれ」という、「ケータイトラブル持ち込み禁止令」としての安易な歓迎にならないかということだ。文科省も「ネットの危険性教育・ネットいじめ対策の徹底」を合わせて通知はしているが、子どもたちの命と人権を守る情報モラル教育を抜きにした、単なる「ケータイ狩り」は、逆効果にしかならないだろう。「ケータイトラブルばかりに対応していられない」という現場の大変さは、十分に理解できるし、同感もする。しかし、子どもたちを振り回し、追い詰めるケータイの落とし穴について、子どもたち自身が主体的に学び、話し合って自主的なルール作りを積み上げていく営みを、時間をかけて作り上げていくことが、必要な対策だと考える。(1474、09/1/31)[→1月目次]

【恩師との再会】vol.510《日々雑感より》
◆21日の生駒市人教研究大会特別講演は我ながら快調に語れた。時間内に終わったし、幸い好評だったようだ。若い教員の「情報モラル」の授業実践報告は、大変すばらしく、今後の展望が開ける頼もしいものだった。また、kurochanの中学時代に新任で来られ、陸上競技部の副顧問としても大変お世話になった熱血A先生が最前列で聞いてくださり、大変喜んでくださったA先生が、「変わってないね」と言ってくださったのは、kurochanにとっても大感激だった。(1470、09/1/22)[→1月目次]

【日系労働者派遣切りと子どもの教育】vol.509《日々雑感より》
◆18日、深刻な話を聞く。日系外国人労働者の派遣切りで、奈良県でも相当数が職を失うが、生活がなりゆかなくなったり、帰国の費用があっても、子どもたちに友達や恋人と別れさせなければならなかったりと、企業の都合で切り捨てられた労働者の家庭ね困惑と悔しさは、日本人としても辛く腹立たしい(1469、09/1/20)
県外教の研修会で、外国人保証人バンク事務局長の山本直子さんのお話をうかがう。外国人労働者の生活相談や雇用問題に地道に取り組んでおられる大変な実践者で、ちょうど2日前の朝日新聞朝刊トップ記事にも登場されたばかり。こういった方と教育現場の連携もまだまだ進めていかねばならない。(1507、09/3/17)[→1月目次]


【海外修学旅行生体情報採取事件】vol.508《日々雑感より》
◆大阪に続き東京入管も外国人高校生から修学旅行時に指紋などの生体情報を採取していたことが判明した。関西だけではなかったのだ。これまでも入管のさまざまな人権侵害が指摘されてきたが、真剣な反省と改善を要求する。(1467、09/1/15)
◆法務省の調査では、関西と関東で10名の高校生が誤って生体情報を採取されたというが、信じがたい。もし本当にそんなに少ないのなら、免除申請さらなされないままに各地で人権侵害が起こっているということか。(09/3/18加筆)[→1月目次]



























<アンカージャンプ用の画面余白です>