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時の話題2006-6
LAST UPDATE 2006-09-24
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◇印は《日々雑感新掲示板》より転載

ニュースを見る視点(06/6/27) ◇日本は荘園制社会?(06/6/22) ◇マラウイの教育と朝日新聞(06/6/19) ◇9条の会〜奈良県内にも続々と結成(06/6/10〜24)


【ニュースを見る視点】vol.321《日々雑感より》
◆あまりに暴力的な犯罪が相次いでいる。大学生も大変だとテレビは語る。被害者には同情するし、加害者には怒りを覚える。しかし、その直前にはテポドン疑惑が続けて流されていた。イラク撤退後の次なる標的準備を日米政府が演出しているように見えてならない。加えて、国防や公安強化を求める世論形成の匂いもするのだ。「ニュースとは、世論に迎合もしくは誘導するために選ばれるものであり、都合よく増幅されるものでもある」という大衆操作の視点が忘れられてはいけないと思う。雑誌コルサールに中傷キャンペーンを張られ、見知らぬ子どもにまで石をぶつけられたキルケゴールは、あなたは何を知っているのか?と問うたが、今の自分に問い返し、冷静な判断をしていかなければ、どこかの大学生と同じ穴のむじなになってしまう。(788、06/6/27)[→6月目次]

【日本は荘園制社会?】vol.320《新掲示板レスより》
◆日本は資本主義国家か?というテーゼですが、資本主義とは何かというところから論じなければなりませんね。森元首相はとりわけ失言で有名でしたが、「神の国」発言にも相当呆れたものです。高校時代に一つ下の後輩が、「日本は選挙区を基盤とする荘園制社会だ」と喝破していたのを思い出しますが、祭政一致の無責任統治という側面も指摘すべきですね。(古川浩一さんへの新掲示板レス、06/6/22)[→6月目次]

【マラウイの教育と朝日新聞】vol.319《日々雑感より》
◆その日、ユニセフ奈良県支部主催の行事があり、アフリカのマラウイ共和国での教員体験を元海外青年協力隊員が講演したという記事が翌朝の朝刊に載っていたが、朝日新聞奈良県版の記事には問題がある。毎日新聞奈良県版と読み比べてもみたが、報道の視点が全くといって違う。朝日はマラウイの教育の劣悪さを面白おかしく書いているだけなのだ。子ども達とサッカーをした楽しい思い出もあるという話を書き添えてフォローをしているつもりのようだが、劣悪な教育条件の背景には何等ふれてはいない。毎日もこの点は掘り下げてはいないのだが、少なくとも偏見を助長しかねないような記事にはなっていない。マラウイに行ってみたくなったという参加者の声で記事を締め括っている。kurochanは参加していないので講師がどんな話し方をしたのかは分からないが、新聞記事の持つ影響を考えれば、朝日のあの記事はやはり問題である(普段は朝日も毎日もわりあいすきなんだけどね)。ということを、元海外青年協力隊員としてアフリカに行っていた知人に話したら、かつて現地マラウイで教育批判をする日本人隊員がいたため、すべての日本人隊員が退去することになったことがあるという話を教えてくれた。マラウイの教育は批判されるべき問題をはらんでいるのかもしれない。しかし、今朝の朝日記事はいただけない。(787、06/6/19)[→6月目次]

【9条の会〜奈良県内にも続々と結成】vol.318《新掲示板レスより》
◆今期国会は会期延長がない見通しで、改憲も教基法改悪も共謀罪適用も遠退いた感がありますが、時期総理によって強引な採決が画策されているのではないかと心配しています。現総理が退任間際に何かを仕出かすと予測する向きもあり、政治的な激動がありうると構えています。「9条の会」は確実に成果を上げていると思いますが、今後もその運動の継続発展が期待されます。みなさん、現場で頑張りましょう。(ようちゃんへの新掲示板レス、06/6/10)
◆県内各地にも九条の会が結成されていってますね。今後もまだまだ気を許せません。改憲・教基法改悪・共謀罪新設という「戦争をできる国にするための総仕上げ」を、何としても阻止しなければと思います。(ようちゃんへの
新掲示板レス、06/6/24)[→6月目次]



























<アンカージャンプ用の画面余白です>