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時の話題2006-2
LAST UPDATE 2006-02-17
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◇印は《日々雑感新掲示板》より転載

「奈良サィ」の差別スレ(06/2/16) ◇皇室典範改定見直し(06/2/14) ◇ウチナーチューの主体性(06/2/13) ◇独学では学べないこと(06/2/8〜9) ◇公的機関による差別と犯罪〜防衛施設庁・麻生外相・大阪市・尼崎入居差別訴訟(06/2/7)


【「奈良サィ」の差別スレ】vol.304《日々雑感より》
◆「奈良サィ」という、中高生や10〜20代の若者が日々たくさんのスレッドを立て、多くの書き込みをしているサイトがある。携帯電話からしかアクセスできない。たわいもない投稿も多いのだが、悪質な投稿もまま見受けられ、身近な生徒たちの中にも、実名をあげて中傷されたという者が少なからずいる。機種名が表示されることもあり、生徒間の深刻なトラブルが発生している高校も県内にある。kurochanも時折のぞいては監視しているのだが、昨夜は極めて悪質な差別スレッドを発見した。とある地名を明示して被差別部落だとし、名指しで脅迫し、差別意識をむき出したおどろおどろしい書き込みがなされている。「養護学校へいけ」などと、障害者差別をからめた暴言までが吐きかけられているのだ。画面コピーをとり、サイト管理者へ削除依頼のメールを送った。できれば、単に削除をさせるより、携帯電話の個体識別番号から投稿者を割りだし、罪を自覚させて強く反省と謝罪を求める取り組みが必要なのだが、被害者本人の訴えと、警察・裁判所の力を借りて投稿者の割りだしをする間に、数多くの閲覧者があのスレッドを見ると思うと、あまりに苦々しいのだ。間もなく削除されるとは思うが、あの画面コピーは伏せ字を加えた上でいろいろな機会に使ってやろうと思っている。(738、06/2/16)[→2月目次]

【皇室典範改定見直し】vol.303《日々雑感より》
◆皇室典範改定問題は、現天皇の直系男子皇族誕生の可能性がでてきて、小泉首相も時期にはこだわらないと発言し、実質見送られることになったようだ。この間の議論で、皇族は国民とは別格の存在で、姓も基本的人権もないので、憲法14条との関係においても問題はなく、男系にこだわることも許されるし、むしろ世界でも類をみない伝統だという主張がある。ならば、どうして側室の伝統をやめたのか、開かれた皇室などという演出をするのか。まさに、ご都合主義の伝統ではないか。また、神話上の初期大王(天皇)のみならず断絶疑惑が随所にぬぐいきれないのだが、連綿と続いたY染色体とは聞いて驚きだ。女系・女性天皇の議論以前に、天皇制が必要かどうかの議論をしてもらいたいものだ。ニューズウィーク日本語版にできて、一般のマスコミにできないのはなぜなのか。それこそが天皇制の本質だと思うのだが、如何だろうか。(737、06/2/14)[→2月目次]

【ウチナーチューの主体性】vol.302《新掲示板レス》
◆沖縄に関するヤマトンチューのさまざまな闘争は、理念の向こう側にある地元民の生活実態をどう再構築するかが抜け落ちているということなんでしょうね。そしてそれは、経済的繁栄の地域しわ寄せ下支えの構造にあぐらをかいていることへの自覚に欠ける独善的キレイ事ということになるのでしょう。かつて沖縄独立論が熱く説かれていましたが、経済的自立の可能性で論評する以前に、その主体性をこそヤマトンチューは受け止めるべきだったのでしょうね。地域の自立経済と豊かな社会を担おうとする主体性を素通りした議論、ましてや表層的な観光・教育・芸能の沖縄ブームは、土地の切り売りと同じく、「痛み」抜きの虚しき遊び友達しかもたらさないんでしょうね。(eatyhiroさんへの掲示板レス、06/2/13)[→2月目次]

【独学では学べないこと】vol.301《新掲示板レス・日々雑感より》
◆人の弱みにつけこんだり、崖っぷちの人間に追い撃ちをかけておきながら、平気な顔でのうのうとしているやつがいる一方、さりげなく救いの気遣いができる人もいる。(タクシー代をまけてくれた運転手さんの話は)我が身はもちろんですが、生徒たちにも聞かせてやりたい話です。苦い涙を噛み締めたことがない者は、単に「カネを得した」としか受け取れないかもしれませんが。社会の縮図でもある学校生活での生徒の人間関係にも、残酷さと温かい気遣いは様々な形でたち現れ、他人への関わり方や、身の守り方にも時代の変化を感じてしまいます。表面的なスタイルの変容は当然でしょうが、本質においては変わらぬ価値があると思うのです。しかし、損得を越えた対等で温かい人間関係を築き育てようとする姿勢が、保護者や教員からでさえ失われ始めているのではと(自分のことを棚に上げて)危惧しているkurochanでありました。(Kubocchannさんへの掲示板レス、06/2/8)
◆今日は学校で二度ほど激怒。クラブとクラスでだ。自分の身勝手な言動が仲間にいかに迷惑をかけているか、無自覚すぎるからだ。昨年始まった文科省の高校卒業程度学力認定試験は、かつての大検に比べ、ハードルは随分低くなっている。様々な事情を背負わされた者にはとても助かる制度ではある。場合によっては僕も勧めるのだが、この制度は、高校中退を安易に助長しかねない代物でもある。これらから、学校とは何か、という問題が浮かび上がってくる。橿原夜間中学に通う重度障害者の藤本隆二さんが語った言葉が一つの答になるだろう。「勉強は独学でもできる。でも独学では学べないことがある。それは人間関係だ。だから僕は夜間中学へ行く。」(735、06/2/9)[→2月目次]


【公的機関による差別と犯罪〜防衛施設庁・麻生外相・大阪市・尼崎入居差別訴訟】vol.300《日々雑感より》
◆防衛施設庁談合事件は、各企業への発注工事割振り表までが作られていたというから、構造的詐欺であり、ライブドアのホリエモンでさえ驚く国家犯罪だ。◆日本の歴史的国家犯罪に荷担してきた靖国への天皇靖国参拝を麻生外相とともに唱える石原都知事は、社会的弱者をせせら笑い強権的な手法で市民をねじ伏せる許し難い政治家だ。◆大阪市のホームレス強制排除も社会的弱者をねじ伏せるものであり、公的機関による差別行為に他ならず、差別を助長するものでもある。◆公的機関による差別助長を認定しなかった尼崎入居民族差別訴訟は、13年前のペコニルさん入居差別訴訟判決と同じく、その点が不十分なのである。(734、06/2/7)[→2月目次]



























<アンカージャンプ用の画面余白です>