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ソニーサイバーショットT9レポート

基本的にはシャッターを押すだけのフルオート機。
シーンセレクトも付いており全部で12種類。通常はオートかプログラムにセットする。
オートとプログラム以外は全てアイコン表示。どうもアイコンが覚えられず、この手に機能は使ったことがない。
私は大抵プログラムにセットしたままにしてある。あと拡大鏡モードというのがあって、これにセットすると1センチまで接近できるのだが、マクロの切り替えだけで使えたらいいのにわざわざメニューからモードを変更しなければならないのは、マイナスポイント。
露出補正もそうで、いちいちメニューボタン押して露出補正というのは面倒。
背面の右下に再生時のスライドショーボタンがあるが、こんなのいらないから露出補正ボタンが欲しかった。

このカメラの売りのひとつに液晶の美しさがある。
確かに2.5インチの液晶は見ててキレイ。この液晶を活用しなきゃ損ということでスライドショーのボタンを設けたのかと思ってしまった。
前後するけど拡大鏡モードだと、レンズ面から1センチという距離で接写できる。
こういった接写に手ブレ補正は有効だけど、ひとつ気になったのが拡大鏡モードではISO感度が変更できない点。
これだけ接近すると三脚使うのも難しいし、これだけ拡大するとちょっとカメラが動いても手ブレする。
より早いシャッタースピードを確保するためにISO感度を上げればいいんだけど、それができないのはちと厳しい。
拡大鏡モードを選んで撮影してみた。
シャッタースピードが160分の1秒と手ブレするようなスピードではない。
感度はISOは80固定になったが天候が良かったので早いシャッターがきれた。
ただ、これだけ接近するとカメラを少し動かしただけでピンボケが発生する。
やはりISO感度も変更できるようにしてもらいたかった。
色々と不満な点はあるが、この携帯性に優れたボディーと手ブレ補正+高感度は、やはり魅力的!
このカメラが売れる要素は十分あるし、最近のカメラの中ではかなりのヒットになると思う。
そうなるとソニーの次のモデルが気になる所。コニカミノルタがカメラ部門から撤退し、開発協力をしていたソニーが新しいデジタル一眼レフを作るらしいが、こういうコンパクト機も続けて欲しい。
個人的には一眼レフタイプはニコンやキャノンといったカメラメーカーに任せて、ソニーはコンパクトタイプの進化した姿というのを追い求めてほしいね。
例えばR1なんかも良い例だと思う。あのモデルはコンパクトタイプのいきつく姿を現しているような気もする。
あと、次のモデルはカバースイッチを横開きにしてもらいたい。やっぱり縦だと使いにくい。実際、私は片手で構えてカバー開けた時に誤って落してしまった。
気軽にパシャパシャ撮るカメラだけに、こう言った点にも気を配ってもらいたいな。

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