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・ピンク色は休診日です。
・黄色は矯正の日です。
・日曜日は午前の診療です |
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<歯の基礎講座>
歯の基本的構造<虫歯のできかた<虫歯になりやすい場所<虫歯の進行度
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歯の健康のために
あなたは髪の毛が伸びたりしたら切りますよね。
それも毎月、1~2ヶ月おきに。ではどうして歯に歯垢や歯石という
ばい菌が付着したらきれいにしないのでしょう??
髪の毛も大事でしょうが、歯は全身に影響を与える大事な器官ですよ。
料金の問題?それとも歯科医院が怖い?
何でしょうか?歯って失ってはじめてその大切さを実感する
方が多いようです。そうならないためにも少しだけ歯の知識を知り、おいし
く食事ができれば幸いです。失ってからでは遅いですよ。
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(奥歯の断面図) |
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注 意 事 項 |
★左図で根の周りの組織(セメント質、歯根膜、神経・血管など)は拡大図として書いてますので、実際にはこんなに大きくはありません。 |
例)歯根膜の厚さ
機能している歯
0.18~0.25mm
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★歯髄って一般的には神経と言われていて図のように複雑に入り組んでいます。例えて言うなら、木の枝の様に入り組んでいます。
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★神経・血管など歯髄などのように
入り組んでいます。 |
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上記では3つの輪の条件(歯、糖質、虫歯菌)と時間が関係してます。
つまり、3つの条件が重なっている部分と3つの条件が長時間重なれば虫歯になります。いわゆる歯があってその表面に食べかすが長時間付着し、虫歯菌(ミュータンス菌)が繁殖すれば虫歯になります。
では虫歯にならないためにはどうするの?
①上の図のようにどれか一つ取り除けば虫歯にはならないよ。っと言っても歯と細菌は口の中にあるものなので取り除くことは不可能でしょう。ではどうすれば良いのでしょう??糖(食べかす)を取り除くことです。でも完全に取り除くのは無理です。朝、昼、晩の食事、間食などを考えると、常に口の中に糖が残っているいる状態です。細菌はその糖を栄養源にし酸を産生しているのです。ただ、唾液の作用により酸性になったままではなく、中性に少しずつですが戻ります。しかし、その間にまた間食をしてしまうと酸性になってしまい、口の中は酸性のままになり脱灰します(虫歯)。
一番大切なのは、糖は食べる量ではなく食べる頻度を少なくすることです。長く口の中に糖を残さない事です。食生活をきちんと身につけ間食はなるべくさけた方が良いでしょう。もし、間食するならそのあとは必ず歯を磨きましょう。
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②細菌を取り除けばよい。細菌はプラーク中にいて、そのプラーク中でどんどん酸を産生しているわけだから細菌を取り除けば良いのです。つまり、ブラッシングでプラークを取り除くことです。ブラッシングで歯の表面をきれいにすれば虫歯になりません。
ブラッシングの重要性がわかりますね。 |
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図説1,2 |
■化学的にはどうなっているの?
歯質の脱灰である。
歯の硬組織はハイドロキシアパタイトCa10(PO4 )6(OH)4 (リン酸カルシウム)という
結晶からなります。
その結晶が分解されてカルシウムが溶け出す(脱灰)ことである。
乳酸
↓
Ca10(PO4 )6(OH)4 →→→ 10Ca+ + 6(PO4)2- + 2H2O
カルシウム
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■歯の表面では下図のようになります。
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それぞれの色は次の事を表しています。
水色 |
エナメル質表面 |
黄色 |
プラーク |
ピンク色 |
唾液中 |
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上図を理解するには、ある程度の知識が必要な為簡単に説明します。
要はS.mutans(ミュータンス菌)が糖(食べかす)を栄養源としプラーク(歯垢)と乳酸(酸)を作りだし、プラークはさらなる糖を栄養源とし乳酸はエナメル質の表面を溶かし虫歯作り出します。 |
図説1 |
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一般的には飲食したあと唾液の緩衝作用により再石灰化を促進する。
口腔内では |
「脱灰 |
← |
再石灰化」 |
を起こしている。 |
→ |
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図説2 |
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専門的には3大う蝕(しょく)領域といわれ、
次の3つの場所があげられます.
1, |
隣接面う蝕 |
2, |
小窩(しょうか)・裂溝う蝕 |
3, |
歯頸部う蝕 |
↓
これじゃわからないよー
↓
以下の表をご覧下さい。
上の3つの領域を詳しく説明すると5つにわかれるよ。
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次の5つの場所が非常に多いです。 |
1, |
歯と歯の間 |
隣接面う蝕 |
図説1 |
2, |
かみ合わせの面の溝 |
小窩(しょうか)・裂溝う蝕 |
図説2 |
3, |
歯と歯ぐきの境界線の領域 |
歯頸部う蝕 |
図説3 |
4, |
上の前歯の裏側 |
小窩(しょうか)・裂溝う蝕 |
図説4 |
5, |
奥歯の頬側の溝 |
小窩(しょうか)・裂溝う蝕 |
図説5 |
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図 |
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解説 |
図説1 |
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左図は歯(前歯)を外側からみたものです。
歯と歯が接触している場所が非常に虫歯になりやすいです。奥歯も同じようになります。
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図説2 |
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図は上の奥歯をかみ合わせの面からみたものです。
みてもわかるように溝の部分が虫歯になりやすく、しかも線と線がぶつかっている場所は溝が深くて虫歯に非常になりやすい。さらにそこを削ってみると以外に深い虫歯になっていることが多い。
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図説3 |
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図は頬側からみた図です。
歯ぐきよりによく虫歯を見かけます。
歯磨きをしないとよくこの領域に歯垢がたまり歯が白濁したり茶色になります。
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図説4 |
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わかりにくいかもしれませんが、まず鏡を見て下さい。
大きな前歯が真ん中にあると思います。
その隣の歯でしかも裏側です。
図では平面的ですが歯の裏側は丁度盛り上がっており、それがぶつかったところで虫歯を作りやすいです。 |
図説5 |
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上下奥歯の2本(親しらずを入れると3本)は大抵頬側に溝があり、その溝は深いのでよく虫歯になります。 |
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下図をご覧下さい。進行度は歯のエナメル質から進行していきます。 |
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↓ |
つまり |
↓ |
エナメル質(C1)→象牙質(C2)→歯髄(C3)→根だけが残っている状態(C4)
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↓ |
ただ、C0というものもあります。詳細は、解説を読んで下さい。 |
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C0 |
要観察歯と言われ、歯の表面が白濁している状態です。これは歯を削らず様子を見る程度の歯で、歯みがきで治すことも可能な歯です。
この原理は「再石灰化」といわれているものす。 |
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C1 |
表面のエナメル質が溶かされます。浅い虫歯なので、ほとんど痛みはないですが、冷たいもの熱いものにしみることはあります。 |
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C2 |
虫歯が象牙質まで達しています。歯の硬さは、エナメル質より柔らかいので進行が早く、冷水がしみるようになります。
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C3 |
虫歯が歯髄まで達しています。大きな穴が空き、歯髄炎を起こしているため激しく痛んだり、歯髄が死んだりしています。 |
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C4 |
虫歯の進行により、根だけが残っている状態です。歯髄が死んでいるときは、痛みが感じませんが、根の先で化膿して膿んだ腫れて独特な悪臭を放ちます。あまりひどい状態であれば、抜歯をする事があります。 |
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