4.かぜに罹ったら
気をつけていたのに、かぜに罹ってしまったら次の方法を試してみて下さい。
食事の量を少なめにする事、市販のかぜ薬は服用しない事、足を冷やさない事、早めに寝る事などです。
@かぜのひきはじめ
〇大椎穴を温灸またはドライヤーで温める。足を温める。
(大椎穴)首を前傾させたとき突き出る骨(第7頸椎)の下。
〇大根湯、生姜湯、蓮根汁、ネギ味噌湯。
※子供の場合はおろしリンゴ汁。
Aのどが痛い のどがイガイガする
○大椎穴への温灸。
○梅干し湿布、長ネギ湿布。
B扁桃腺炎
○大椎穴へお灸。
○熱い大根湯、梅生番茶、食酢、里いもパスター。
※食酢…食酢を十倍の水で薄め、これでうがいをする。
Cせき(咳)
○大椎穴へ温灸またはお灸。
○キンカン湯、大根のはちみつ漬け、梅干し湿布、蓮根汁。
D鼻水が出る
大椎穴を、温灸またはドライヤーで温め、手の三里穴にお灸する。
○鼻全体を温める。足を温める。
(手の三里穴)肘を曲げたときできるしわの親指側端から、指三本分 手首寄り。
E鼻がつまる(鼻閉)
○百会穴、上星穴にお灸10〜20壮。
○印堂穴、迎香穴をつま楊枝の頭で10〜20回刺激する。
(印堂穴)左右の眉の真ん中。 (迎香穴)小鼻のすぐ外側。
F熱が出たら
○大椎穴とその付近にお灸する。
○高熱の時は指間穴をつま楊枝の 先で軽く10回ほど刺激する。
○梅干しの黒焼き、大根湯。 暖かくして当院へおいで下さい。
◆脉診流はり灸治療がよく効きます。