灯台のページ
灯台めぐり
初めて身近に見た灯台が、能登の禄剛埼灯台でした。    この美しい灯台を目にして以来、とてもシンプルなのに、どことなく気品の漂う灯台の魅力にとりつかれ、禄剛埼灯台を皮切りに伊豆半島の石廊埼灯台、爪木埼灯台、静岡の御前埼灯台、志摩半島の大王埼灯台、安乗埼灯台、紀伊半島の岬灯台、樫野埼灯台、福井の越前岬灯台、丹後半島の経ガ岬灯台、出雲の日御碕灯台、四国の足摺岬灯台、室戸岬灯台、佐田岬灯台、長崎の樺島灯台、宮崎の都井岬灯台、鹿児島の佐多岬灯台、坊ノ岬 灯台、下甑島の釣掛埼灯台、礼文島の元地灯台などへの灯台巡りの旅が始まりました。このページでは、これらの灯台の写真を順次公開していきます。
灯台はおふくろ
岬の突端に一人ポツンと立つ白亜の灯台を見ていると、なぜか「おふくろ」の姿に重なってきます。               灯台は、どこへも行かず、雨の日も風の日も、同じ場所で、着飾りもせず、日没と共にピカッ、ピカッと静かに遠くまで光りを投げかけ、ひたすら船の航行の安全を願っています。それはまるで朝早くから夜遅くまで、かいがいしく家事をし、夕暮れには灯りをつけ、夕食を作って、家族の帰りをじっと待つ、母の姿のようです。                              次回は、長崎県五島列島福江島の大瀬埼灯台を撮影したいと思っていますが、なかなか実現しません。           このページの感想を jr3mix@mug.biglobe.ne.jp までお知らせ下さい。
北海道礼文島 元地灯台
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 元地灯台 北海道礼文島)
 北海道の北西端に位置する礼文島の元地灯台です。
 この尾根を手前に進むと高山植物で有名な桃岩があります。富良野のラベンダーを
 撮影し、一番の目標である桃岩の高山植物と利尻富士の撮影のために稚内から連
 絡船に乗り、礼文島に渡りました。アマチュア無線局JR8QLU和多壮平氏が岸壁
 に出迎えてくれました。桃岩のルート確認のために夕暮れ、元地灯台のある裏山に
 上がると、日本海に沈む夕日に赤く照らされ、白黒に塗り分けられた八角形の灯台
 が、ひっそり立っていました。緑の斜面のイブキトラノオが、見ず知らずの旅人に岩
 山の突端の灯台を案内するかのようにそよ風に揺れていました。
 ただ一人、夕闇迫る最北の島で灯台を見ていると、なんとももの悲しくなります。
                                        (7月中旬撮影)
所在地 北海道礼文郡礼文町元地
     北緯 45°16′54″東経 141°01′25″
初点燈 昭和29年6月1日
光度   350,000カンデラ
光達  34.5海里
高さ   水面〜灯火 210.7m (北海道内2番目の高さ)
元地灯台ライブカメラ 灯台周辺の今の様子を見ることが出来ます。
海上保安庁のMICS  全国の灯台の気象・海象データーほか。
日本海の気象状況  北海道から中国地方までの日本海の気象状況
*掲示板岬の灯台
礼文島富良野の写真を一部公開中