Part3不完全な意思表示
3 通謀虚偽表示
2 利害関係をもった第三者との関係 6
すぐ解説を見たい場合は、直ちに採点を押してください
□仮装売買の目的物を差し押さえた第三者
Aは、その所有する甲土地を譲渡する意思がないのに、Bと通謀して、Aを売主、Bを買主とする甲土地の仮装の売買契約を締結した。このあと、Bの債権者である善意のCが、甲土地を差し押さえた場合、AはAB間の売買契約の無効をCに主張することができない。(27)
正 し い
誤 り
解答解説
正しい
虚偽表示の無効は、虚偽の法律関係に利害関係をもった善意(虚偽表示であることを知らない)の第三者に対抗できない。
虚偽の売買目的物に差押えをしたBの債権者C(善意)は、虚偽の法律関係に利害関係をもった善意の第三者であるから、虚偽表示者AはAB間の売買契約の無効をCに主張することができない。
本問は、虚偽表示無効は、利害関係をもった善意の第三者に対抗できないの基本形である。
トップページ
一問一答リスト
4肢問題リスト
該当動画
該当テキスト