解答解説 正しい
前問は、 A-B⇒C(悪意)⇒D(善意) 第三者 転得者 だったが、 本問は、 A-B⇒C(善意)⇒D(悪意) 第三者 転得者 である。 そして、前問は、「 虚偽表示無効は、善意の第三者に対抗できない。この第三者には目的物の転得者(D)も含むので、Dが善意であれば、Aは虚偽表示無効を対抗できない。」とされた。 では、Dが悪意である本問は、Aは虚偽表示無効を対抗できるかと言うと、そうはならない。本問では、直接の第三者Cが善意である。とするとCから権利を譲り受けたDは、善意者の立場も引き継ぐので、やはりAは無効をDに対抗できない。 |
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