ダメザウルス指南
その3:ゲームにハマってみる
ダメな人たるもの、普通の人が遊んでいるようなゲームだけで満足するわけにはやはり行かないでしょう。
勿論ザウルスには市販品からオンラインのフリーソフトまで、楽しいゲームがたくさんあるにはあるのですが、
やはり多くのダメな人たちはそれだけでは飽き足らず、ある者はPC版の「ダメな人御用達ソフト」をザウルス用にコンバートして悦に入り、
またある者はエミュレータを使ってコンシューマゲーム機のソフトをザウルスで動かして一人ほくそ笑む・・・・と言った具合にダメゲームライフをエンジョイしているようです。
てなワケで今回はエミュレータで遊んでみることにします。え?「ダメな人御用達ソフト」の方がいいですか??
まぁそう仰らずに、少々お付き合い下さい。
ザウルスで利用できるコンシューマゲーム機のエミュレータと言えば、NOZ様の
Emulator for Zaurus(NOZ's Home Page内の1コーナー)
で公開されている物が有名ですが(てか、いみふめはそれ以外知りません)、今回はその中からGBエミュレータの「gnuboy for Zaurus」を選んでみました。
さて、GB本体があってもゲームカートリッジがなければ遊べないように、エミュレータのプログラムだけあってもGBソフトのROMイメージファイルがなければ意味がありません。
ここで、良くエミュレータ系のWebサイトで目にする「ROMイメージは自分の持っているカートリッジから吸い出すこと」とゆーお約束が出てくるわけですが、
昔っからのバックアップマニアで家には各種ゲーム機に対応したバックアップマシンがゴロゴロしている、なんて言うごく少数の人を除き、
カートリッジからROMイメージを吸い出す手段を持たない人が殆どでしょう。
ただ、GBだけはつい最近までバックアップ機が販売されていたので頑張って探せば吸い出し環境を手に入れることも可能です。
まぁ、そんな理由もあってGBエミュレータを選んだんですが、流石にコレを読んでいる全ての人が吸い出し環境を用意できるわけでもないでししょう。
かといってそーゆー人のためにここで市販ソフトのROMイメージなんか配ってしまうと、
warazじゃなくて
warezサイトになってしまう ので、そーゆー訳にもいきません。
で、要は他人の著作権を侵害しなければよいわけですから、ココはひとつ、皆さんのためにGB用のプログラムを作ってみることにします。
流石にゲーム一本は無理ですがザウルスにちなんで「恐竜キャラクタがちょこちょこと動くデモプログラム」なんてどうでしょう?
ROMイメージはこちら→[Download]
・・・嘘ですごめんなさい。以前作ったプログラムを引っ張り出してきただけです。
キャラクタもホントは恐竜じゃなくてただの「ワニ」です。つか某ゲームのぱくりです。
(コラ
最近はGBDK(註:GBの開発ツール)全然弄ってません。
イマイチ判りづらいですが、ちゃんと実機上で動いています
単なるデモプログラムなのでキャラクタの操作は出来ませんが、コレでもれっきとしたGBソフトですからメモリカートリッジに転送してやれば実機で動かすことも出来ます。
では、いよいよコレをザウルス上で動かします。
ザウルスでGBソフトが動く!!
スピード的には実機に較べてかなり遅いです。ザウルスに搭載されているCPUは決して非力ではない(特にeザウルス系)のですが、
GBを快適にエミュレートするにはまだパワーが足りないのが現状のようです。
E21をCPU2倍速でブン廻した上で目一杯フレームスキップさせてもまだ実機の速度に及びません。
オマケに音も出なければ、そもそも動作しないソフトもあります。とても「ザウルスでGBゲーム三昧」という状況にはほど遠いですが、
それでも、本来動かないはずのソフトがザウルスで動いてしまうと言う快感には代え難い物があります。
思考ゲームのようにスピードを要求されない物ならコレでも結構楽しめますし、実はWeb上には世界中の人が作ったGB用のフリーソフトもかなり流通しているので、
ROMイメージの吸い出し環境を持たない人でもエミュレータの楽しさを充分味わうことが出来ます。(但し、くれぐれもwarezには手を出さないでくださいね)
トラブルが起こっても誰も責任をとってくれない(勿論いみふめも一切責任は負いません)、常に「自己責任」と言う言葉のつきまとう世界ですが、
メーカーのお仕着せから外れた世界で遊んでみるのも、また楽しいものです。
戻る 次へ 前へ