●大野 昭之(元教員、西三田団地在住)
「天皇陛下のお治めになる御代が永遠に続くように」と意味する『君が代』を平気で唱う教師が、平和教育、民主教育を行っていると私は信じない。同様に自衛隊の存在を合憲とする憲法学者も信じない。
●小林 忠太郎(『平和原論』、栗谷在住)
あの敗戦後、この島々の住民が、直接戦火を受けずに生きられたのは、平和憲法の恩恵。世界に誇るべき、この憲法を変えて、米国と並んで鉄砲をうてる『美しい国』を目差す輩が首相の座に着くことは断じて許せません。
●池谷 彰(生田教会会員)
「憲法改正」という妄言
安倍氏が首相にえらばれて、愈々「憲法改正」の手続きに政府自民党が着手することは目に見えている。我々は「改正」という言葉に騙されてはならない。紛れも無く「改悪」なのだ。「教え子を戦場に送るな」という言葉が、再び真実味を帯びてきた今日この頃である。
●高山 和美(塾講師、西三田団地在住)
現憲法の「平和主義」って、とっても素敵。前文を読むと感動しちゃう。戦争って殺し合いでしょ? 気に入らない奴を暴力でねじ伏せようとすること。私は戦争の被害者になるのも加害者になるのも嫌。だから9条を守りたい。私は今の憲法が好き!
●竹内 龍行(元生田在勤)
“戦争に参加しよう”と思っている人は、憲法九条を変えればいやでも戦争ができます。日本国は60年間戦争をしないできた国です。世界に誇るこの憲法九条を戦争体験のない世代の人達に是非知ってもらいたい。改憲するとどうなるか。人を殺し、殺される兵隊に行かなければならない。それでもあなたは憲法九条を変えますか?
●清水 英子(寺尾台在住)
私は、子や孫を持つ一人の大人として、政治に敏感でなければと考えています。無関心でいる事は戦争する事を、子どもや孫に強いる事になるからです。平和と豊かなくらしを未来に残しておかねばと痛感しています。
●新海 紀子(元西生田中学校教員、南生田在住)
「憲法が、九条が変えられる? そんなことあるはずがない」と思っていました。大変な犠牲を払って得た日本国憲法、とくに九条は世界に誇れる日本の宝です。ボンヤリ者の私も、これだけは絶対に守りたい。後世に悔いを残さないために。
●畑 有三(専修大学名誉教授、三田在住)
太宰治の小説『斜陽』中の「私は確信したい。人間は恋と革命のために生まれて来たのだ」という言葉が、私を文学研究に導いてくれました。誰もが「恋と革命」を生活の課題にしていけるためにも、憲法第九条は貴重です。
●杉本 京子(保育士、生田在住)
どこの国の戦争でも、一番大切な子どもの命や暮らしが危険にさらされます。憲法9条は61年間戦争のない自由で平和な日本を支えてくれています。我々大人の責任でこれからも子ども達に戦争のない日本を残していきましょう。
●友添 小太郎(三田在住)
江戸川柳に『眠っても うちわの動く母ごころ』という句があります。
お母さんが子供を寝かせている風景ですが、子供が眠っても尚うちわを止めないで扇ぐ母の心、この母を悲しませる最大の悲劇が戦争です。
つい先日、家族を失い戦火に追われ逃げ惑うレバノンの人が「二人の兵士が拉致された事で病院や教会まで破壊し、罪のない人々まで殺戮して、何が解決できるでしょうか」と泣いているテレビニュースを見ました。
『九条の会』は思想、信条、宗教、与野党を問わず戦争に反対する人々の集いです。皆様こぞって参加しましょう。
●イルカのおばさん(介護職、三田在住)
殺したくない、殺されたくない。我が子が殺されないように、人を殺さないように。友人も知人も、日本の人も、世界の人も、皆そうでありますように。この一点に立って今、私ができる事、それは『9条』を守ろうという事。
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