4日目の午前はピサを観光したあとトンボ帰りのフィレンツェ観。かつてヨーロッパ第一の都として君臨したフィレンツェ。今もルネッサンスの華やかなりし往時そのままの街並みと、「花の都」と称されたルネッサンスの栄光に輝いた建築や美術品が残されている。1400年代のイタリアのルネッサンスの大パトロン、メディチ家を抜きにフィレンツェを語ることはできない。
名実ともにこの町を支配したメディチ家はフィレンツェで銀行家、政治家として台頭した大富豪で、イタリアにとどまらず、ヨーロッパ全体に影響を及ぼした時期もある。ルネッサンス期のフィレンツェの芸術、文化はメディチ家の繁栄と庇護ののもとに花開いたと言える。

イタリア旅行記
2016年7月27日〜8月5日
ベッキオ橋  屋根付きの橋で橋の欄干にへばりつく建物、以前から興味深々、絶対見たいものの一つでした。
下右の写真、ウフィツィ美術館の3階の窓から見てその意味が分かりました。橋の屋根部分は2階通路でウフィツィ宮から対岸のピッティ宮まで廊下で渡ることができるようになっているようです。一階部分、通常の橋の上は庶民の通路。2階の屋根付き通路は特権階級用ということでしょうか。橋の両側には彫金細工や宝石店が並んでいるということでした。
行ってみたかった〜、縁はないけどな。
D フィレンツェ 編
ドゥオーモ広場から南に500mほど移動してシニョーリア広場に向かう
大理石のモザイクですよ。建築サイズのモザイクですよ。   下の彫刻群も驚異的ですね〜
メディチ家の紋章の彫像が外壁に施された建物。
ドゥオーモ/カテドラーレ

豪勢かつ荘厳な建築に圧倒される。
1296年から172年間の歳月をかけて建設された。
白、ピンク、緑の大理石で幾何学模様に装飾された大聖堂で、私に言わせればこれはまさに「工芸品」である。
シニョーリア広場にはヴェッキオ宮があります。この建物はかつてのフィレンツェ共和国政庁舎でした。
この地区は今も昔もフィレンツェの行政の中心なのです。
下の写真右はランツィのロッジアという屋根付きのオープンスペースがありルネッサンス彫刻の屋外ギャラリーになっているが、もとは共和制の市民集会の場所だったそうである。

まずは、花の都フィレンツェを一望できるミケランジェロ広場に到着。フィレンツェの南東の小高い丘にあるミケランジェロ広場からはルネッサンス時代の華やかなりし街並みが往時のまま眼下に広がる。手前を横切るアルノ川を目で辿れば、かのベッキオ橋も見えるではないか。
橋の上は観光客で一杯。
残念ながら橋を渡ることはできなかったが、現地で色んな角度から見られたのでその概要は良く分かった。
時間調整の関係で、予定外のベッキオ宮の内部見学が出来た。
中庭の中心にはイルカを持つ天使の噴水がありました。
向かう先はフィレンツェの象徴 花の聖母教会 ドォオーモ 
広場を後にして市内に向かう、市内にはバスは入れないので郊外でバスを降りて歩いて市内に
都   市