イタリア旅行記
2016年7月27日〜8月5日
F アルベロベッロ 編

5日目はフィレンツェから一気に南部のアルベロベッロまでの大移動。フィレンツェから「イタロ」という高速鉄道、日本で言えば新幹線ですな、これでローマ通り越してナポリまで列車の旅。この列車なんと彼のスポーツカーメーカーのフェラーリ製なんだって、同行の車ファンのおじさんが教えてくれた。「私はこれに乗りたくてこのツアーを選んだんです」って言ってました。おまけにいつの間にかフェラーリのモデルカー買いこんで「本物は買えないんで、イタリア製のモデルカーです」。やるなーおっさん。んー、私より若いのにおっさんはないかな、んにゃ大丈夫か、私はジジイだから。ナポリに着くと即チャーターのバスに乗り込み出発、今度は約312kmのバスの旅、夕方にアルベロベッロに着きました。でも大丈夫イタリアでは日の出、日の入りの時刻が日本と違って暗くなるのは8時過ぎ、充分観光出来ました。私はここが観たくてこのツアーを選んだんだからね。


イタロ(italo)
帰って来てから調べてみたらイタリアの鉄道は走る列車によって会社が異なっているようだ。
イタロは1912年に登場した高速列車いわゆる国鉄とは別の会社らしい。

先頭車両の流線形がスポーツカーで磨きぬいたフェラーリのラインなんでしょうかね〜

乗り心地は新幹線と同じでした。
この円錐形の屋根の建物が トゥルッリ(Trulli)と言ってこの地方独特の住居なのです。なんとメルヘンチックな雰囲気でありましょう。でも起源は領主に搾取されていた農民の税金対策だったという説もある。石を積んだだけの屋根は仮設住宅とみなされたらしい。
ナポリに着くと即バスに乗り換えてアルベロベッロに向かう。イタリアの南部東側は大平原の牧場、畑地が延々と続く、ひたすら走りに走って夕方に到着。
イタリアの気候は日本と同じようなものでしたから、車窓の風景も驚くほど似てました〜
イタロの車内
アルベロベッロに到着
フィレンツェ駅
みやげ物屋が並ぶ
市の中心地、行政府などが並ぶ普通の街並み、ポポロ広場など。
この町のトゥルッリの集落はアイアピッコラ地区とリオーネ・モンティ地区の2カ所、ここまでが前地区で現在も住居地区、下の写真は後者でみやげ物屋などに使われた商業地区になっておりました。
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