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還暦過ぎてこんなことまで出来る時代になったかと驚いている男の書庫です。
日本の文化で育った一世代前の人間ということで言っていることに偏りは見られるかもしれませんが
そこは斟酌されてお受け止めいただければ幸いです。


★★2023年初頭に、思うこと★★

私は1940年生まれ。
だから今年で83歳まで生きたことになる。
あれもしたいこれもしたいでこれまで生きてきた人生だったが
すべて時の流れのままに生かされてきたように思える。
はたして自分は何をしたかったのか。
今までしてきたことは正しかったのか。
もっと別の生き方もあったのではないか‥
何れにしても私の83年。
花蠢かしたことがあってもよし。
後悔と恥ずかしさに打ちひしがれた時があってもよし。
何れの時にも私が「私」であり続けたのである。
そんな私が年頭に当たっては常に
「あけましておめでとう」と寿いでいるのは
単に慣習だけからではない何かがあるからだろう。


 ★★ 昔、思ったこと★★


人生は歩いている影たるに過ぎん
只一時、舞台の上で
ぎっくりばったりをやって
やがて最早噂もされなくなる惨めな俳優だ。
                 
『マクベス』五幕五場
                         (シェイクスピア作・坪内逍遙訳)





八五郎屋の書庫:目次) 

……………伊勢志摩の国「御座」あれこれ
 ☆ポエムコーナー… ………………20世紀の挽歌   男の独り言
                 …………
…………悪の詩     黄昏のソネット
                  ………………………去りゆく者の宴 愚痴の唄
       ……………………和魂の調べ
  ☆エッセイコーナー
……………打ち砕かれたホモ・サピエンス
                      ……………ホモ・サピエンスと平和
                      ………………ホモ・サピエンスのたそがれ
☆レビューズコーナー
……………………………………寸評集
                        …………………REVIEWS(in English)
   ウィリアム・ジェイムズの書架ジェイムズ経験論の諸問題
                                ………ジェイムズ経験論の周辺
                           …ウィリアム・ジェイムズに関する小論集
☆その他コーナー ………………………今、思うこと(バック)
                      

★‥番目の入室者の方へ★
人って皆、自分の言葉を持っていますよね。あなたにとっての言葉って何ですか。まさか・・・・‥ってことはないでしょうよね。『八五郎屋の書庫』にある作品はすべて立ち読み自由です。一応下記人物によって管理されておりますが、21世紀の海原に献じた以上、扱いはサーファーの手にゆだねられたものと思っています。

製作者 三橋浩(Hiroshi Mitsuhashi)