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阪大ミス研が選ぶミステリ50冊+α
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ニューロマンサー
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ウィリアム・ギブスン
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早川SF文庫
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現存する最高のSFである三部作の第一作。シリーズは「カウント
・ゼロ」、「モナリザ・オーヴァードライブ」、と続く。SFの世
界を飛び越えて歴史を作った本作は、あくまでジェットコースター
ノベルでありながら、作中に横溢するイメージは絢爛たるコラージ
ュアートを構成し、遥かな高みに燦然と輝き続けている。
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竜と鼠のゲーム
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コードウェイナー・スミス
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早川SF文庫
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あなたはコードウェイナー・スミスの名を聞いた事が無いかもしれ
ないが、それでも彼がケネディ大統領の政治顧問であることや、ま
た彼の名付け親が孫文であることなどはまぎれもない事実である。
そして彼がプロミストなSF作家であった事もまた確かなことなの
だ。“比類なき”SF作家は数多くいるが、更に微視的に“比類な
き”SF作家こそ彼である。
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バーサーカー 赤方変位の仮面
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フレッド・セイバーヘーゲン
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早川SF文庫
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もはや忘れられつつある大傑作SFシリーズ。忘れられる一因は、
シリーズ中唯一の長編「皆殺し軍団」が、シリーズ中最も出来が悪
いことと無関係ではないだろう。なんかそういうことってあるよね
。そういえば「ファファード・アンド・グレイマウザー」シリーズ
も、第一巻だけハズレだった。関係ないか。
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楽園の泉
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アーサー・C・クラーク
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早川SF文庫
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最も信用性が高い科学的基盤の上に、最もストーリー性を持つ物語
を構築する、最も偉大なSF作家。その作品の与える感覚は、例え
ば「ER」に似ている。他の作家のSFを読んでいて、“同じネタ
でクラークが書いていれば”と思うこともしばしば。長編は上記を
推したが、短編を読みたい向きには「白鹿亭奇潭」がお薦め。
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蓬莱学園の魔獣
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新城十馬
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富士見ファンタジア文庫
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いきなりとんでもないものが出てきたと思われるかもしれないが、
貴方が“SF”を求めているのなら、本作はその期待に十二分にお
応えすることを保証しよう。溢れるペダンティズム。娯楽性には全
く問題なし。“この作品は前作の続編なので──”と書かれていて
も気にしちゃいけない。もっとも「──の犯罪」も面白いけど。
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風の白猿神
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滝川羊
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富士見ファンタジア文庫
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埋もれた大名作。それも物凄く深く埋もれている。しかしこの作品
は富士見ファンタジア大賞でみごと大賞を受賞したのだ。“該当作
なし”の定位置である大賞を! 表紙および挿し絵がいのまたむつ
み先生であることからも、この新人(当時)作家に対する編集部の
意気込みを感じることができるであろう。
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ハードワイヤード
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ウォルター・ジョン・ウィリアムス
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早川SF文庫
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この作品に対する評価は時に低い。サイバーパンクブームに乗って
書かれた無内容な作品であるというのがその理由だ。だが、読んで
面白いことを重視しない奴らには、好きなことを言わせておけばい
い。本作が最高にカッコいいこと、それこそが唯一かつ絶対の評価
基準であることを僕は知っているし、貴方もすぐに知るだろう。
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バベル17
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サミュエル・ディレイニー
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早川SF文庫
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SFとは何か。普通の人にはどうでもいい科学的な事実を捻り合わ
せた排他的な何かなのか。ある意味ではそうだが別の意味ではそう
ではない。SFとは、もっと、“いっちょブワァーっと行ってみよ
うか!”というものなのだ。あるいはSFに対するもっとも優れた
説明は、“思いもよらない物語”かもしれない。
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サンティアゴ
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マイク・レズニック
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創元SF文庫
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早い話が大宇宙活劇である。賞金稼ぎの物語であり、SFである。
著者のレズニックは非常に優れた娯楽SF作家であり、そして(例
によって)それ以上である。超待望の「キリンヤガ」もついに出た
し、レズニックをもっと読もう。早川FTの「一角獣を探せ!」は
ファンタジー派に。なんとハードボイルド・ユーモア・ファンタジ
ーだ。
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どんべえ物語
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畑正憲
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角川文庫
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寒風吹き荒さぶ原野に一人家を建て、その生態は全く未知である体
長3メートルの猛獣と暮らす男。ああ、なんとSF的な設定。しか
もこれは全くの実話なのだ。本書を一読すれば、ムツゴロウこと畑
正憲さんが、あやしいテレビタレントではなく、日本が最も世界に
誇れるサイエンティストの一人であることが納得できるだろう。
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