注: 文字用の領域がありません!
−7月2日−
【またまたイトウ釣り遠征!】
〜北海道 道北の河川 三日目〜
いよいよ今回の遠征も最終日となりました。
正直2日間共に予想をしていた状況より悪い状況で対応しきれなかった感が有ります。
こうなったら最後の手段。初めてのイトウを釣ったあの場所のさらに奥へと向います。
夏なのに長袖、手と首と顔に虫除けスプレーをたっぷり塗って防虫ネットで完全防備。
常に藪蚊&アブと一緒に釣りをする訳ですから、これでも多少心もとないくらいw
装備を整えいざ藪漕ぎですが、前回来た時から一週間ほどなのに背丈伸びてる(´д`;)
北海道の草木はたくましい様で・・・ そういえばタンポポとかも異様に伸びるんだよなぁw
まぁそれは置いておいて、背丈以上に伸びた藪を掻き分け奥地へと進みます。
今回はほとんどのルアーイトウ仕様に変えてきてます。何時イトウが釣れても心配無し!
後はランディングネットだけですが、これはもう少し届くまで時間掛かりそう・・・
今回もランディングにのみ若干の心配が残ります。まぁ、掛かったらの話ですがw
とりあえず、ここは水深も無く幅も余り無い場所。
管理釣り場でお世話になってるスプーン、リバーオールドのウルトラベスパで攻めてみます。
まずはチビヤマメとでも遊ぼうとの考えです。
今回も一投目から反応が有ります。小さいながらも綺麗なヤマメちゃん。
そしてヤツ、ウグイも果敢にスプーンへと攻めてきます(´∀`;)
う〜ん、やっぱり小さくても魚の反応が断続して有るってのは良いですなぁ(´ω`)
まれに「グンッ!」と大きなアタリが有りますが、大抵は良型のヤツw
前回イトウは釣れた場所周辺も念入りに探りますが、残念ながら今回はイトウは留守でした。
よ〜し、今回はドンドン奥へ進むど!道など無いので自分で道を作りながら奥へ奥へ。
とは言え背の高い藪は厄介で、さらに水際のほとんどが木が生えていて釣りができません。
この過酷な環境こそがイトウなどの魚達を守り抜いてきた理由の一つなんでしょうね(´∀`)
お邪魔しま〜すとばかりに奥へと進む。そんな中、ようやく釣りの出来そうな場所を発見。
でも左右上下ともに木が生い茂っている為、普通のキャストは出来ません。
そんな時に役に立つのが、ブッシュの多いダムのフローターで覚えたボウ&アロウキャスト。
前へのスペースさえあれば飛ばせるこのキャストは、北海道の藪漕ぎ釣行では役に立ちますわ(´∀`)
このキャストを活用しこのポイントでもアタリを稼ぎますが、どうしてもチビヤマメとヤツしかHITしません(´д`;)
そんな時、遠くからゆら〜と大きな魚影が!イトウか!?と姿を隠して覗き見ると・・・コイでしたorz
「紛らわしいんだよこの野郎!ヽ(`Д´) ノ」とコイに文句を言っても仕方ないですし、
メータークラスの巨ゴイが間違ってでもベスパに食ってきたら酷い事になりますw
仕方なくこのポイントを捨て、コイが泳いできた奥地げとまた進みました。
次のポイントも藪と木の間の小さなスペース。竿と少しだけ体を出し、気配を消しながら魚を狙います。
聞こえてくるのは先日同様セミの声だけ。他は不気味なくらいに静かです。

何投かの後、またも大きな魚影が2つ近づいてきました。
またコイか?と思いながらも姿を隠し見てみると・・・今度はイトウだ!ヽ(´∀`)ノ
サイズは共に70cmほどでしょうか。ペアでのそ〜と泳いでいます。
息を殺して目の前を通り過ぎるのを待ち、少し時間をおいて泳いでいった方向でルアーをキャスト。
ゆっくりゆっくり引いてくると・・・片方の一匹でしょうか、なんと追ってきましたΣ(゚∀゚;)アヒャヒャ
「食え食え食え食え〜!”#!”#」と念を送ると、イトウがルアーの目の前まで近寄り
大きな口を空け「パク、パク、パク、パク」となんと4回も!!


食いそびれやがりました・・・orz


4回目はかすかにスプーンに触れたので、反射的にアワセてすっぽ抜け頭の上の木にフッキングw
姿を見せる訳にはいかないので隠れたまま見てると居ってきたイトウは
「あれ〜?エサ何処行った〜(´・д・)?」とばかりに周りをキョロキョロしてます。
なんでしょう、このうっかり者っぷりはw 暑さでダレているのも有るかもですね(´∀`;)
暫くするとそのまま泳ぎ去り、逸る気持ちを抑えつつ引っ掛かったルアーを回収。
さっきのヤツ、もしくはもう一匹のヤツよ食え!と再び同じ方向へキャスト!
表層近くをゆっくり・・・ゆっくりと引いてくると・・・今度は遠くでアタリが。

「グン・・・」押さえ込まれるような重いアタリ。

おもいっきりアワセるとロッドにズッシリと重さが伝わり、いきなり水面が炸裂しました。
「グワン・・・グワン・・・グワン・・・」と独特なファイトからイトウだと確信。
追い合わせをしっかりし、ドラグを少し調整。ただ今回はそれほど緩める必要もありません。
こんな事はあろうかと、ラインもフックもイトウとガチで勝負のできる強度にしてきました。
一番の問題は岸際に冠水しているブッシュ郡、これに突っ込まれると厄介です。
これに走られない様、イトウを制御しながら寄せてこないといけない訳ですが、
一度イトウを釣っている事による余裕、そしてタックルを信じてファイトできる余裕、
この二点は大きかったですね。余り心配する事無く手前まで寄せる事が出来ました。

「フハハハは、今日の俺は一味違うぜ!よーしパパ、記念にファイト中の動画でも撮っちゃうぞ!」



と、余裕をぶっこいてイトウのファイトをデジカメの動画を撮るべく左手で操作。そこで初めて気がつきました、

「デジカメ持ってちゃライン巻けないYO!ヽ(`Д´) ノ

余裕ぶっこいてた様ですが、やはり心では焦っていた模様ですw
デジカメを放り投げ(耐水耐ショック仕様w)ファイトを再開します(´∀`;)
イトウは手前まですんなり寄って来ましたが、流石にデカイだけあって此処からが大変。
手前まで寄せても「ビッタンバッタン」と大暴れして再び潜る、逃げるを繰り返します。
それでもやはりこの新しく使用しているゼナックのロッド(エギングロッドですがw)
イトウの首フリをしなりで良く吸収し、走りをバッド部でしっかり止めてくれるので安心してファイト出来ます。
そろそろランディングを考える訳ですが、足場が高く今のランディングネットでは届きません(´д`;)
かと言って降りて水に入るも、水深的にウエーダーで足が付くかが微妙な感じですし・・・
ちょっと出っ張っている部分に足を掛けランディングを試みますが・・・
足場が崩れてあやうく入水ネタを披露するところでした(´д`;)ヒィー
こうなったら足場を作るしかない!幸い斜面は少しだけ角度が有りました。
その斜面を踏んで踏んで踏んで踏みつけて固め、二段ほど足場をつくりました。
その足場が崩れない事を祈りつつ、身を乗り出してランディングを試み・・・
なんとか無事にランディング成功!(´∀`)フゥー
ここでは足場も悪く優しいリリースも無理なので、近くの浅い水深の場所まで移動。
水につけながら針を外し、測定してみると自己記録更新の76cm!
流石にこのクラスですと、今のランディングネットでは小さすぎる・・・
相当前に注文しているイトウ専用大型ランディングネットの完成はまだか!?(´д`;)
リ・ガズィに乗りながらνガンダムを待ってたアムロの気持ちが良〜く判りましたわorz
今回も至近距離で追い合わせをしたものの、やはり針は軽く刺さっていただけでした。
アメマスなどは針が簡単に貫通しますが、イトウの歯周りの硬さは尋常ではありませんね。
その後は蘇生作業の後にリリース、今回も元気良く泳ぎ去っていきました。

そこで今回最大の事件が発生「しゃー!ヽ(`Д´) ノ今日も良い一日であった!!」
そう思いながらカメラや釣り具をバッグに片付けていると、なにやら後ろの方で物音が・・・
「ガサガサ・・・バキバキバキ・・・」何かが藪漕ぎしながらこっちへ近づいてきます。
熊か!Σ(゚∀゚;)ヒデブ いや、釣り人の可能性も否定できないよね・・・
そう思いながらも熊スプレーの安全装置を解除し、いつでも発射できる態勢にw
熊鈴を鳴らしながら近寄ってくる大型生物に質問を投げかける。

「熊ですか〜?それとも釣り人ですか〜?(゚∀゚;)アヒャヒャ」

半ば意味不明な私のその問いに答えは返ってきませんでしたww

ギャ━━(゚∀゚;)━( ゚∀)━(  ゚)━(;  )━(゚ ; )━(∀゚; )━(゚∀゚;)━━ス!!!!!

熊スプレーを構え人が居る事を知らせる為に声を出し、最悪の場面も想定し待ち構えてました。

「ガサガサ・・・ガサガサ・・・バキバキバキバキ・・・バキバキ・・・」

多分数分だったでしょうが、ひたすら長く感じました。
その未確認の大型生物は森の奥へと消え、今回は事なきを得たのでした(´∀`;)ハハハハ・・・
時間はまだ早かったですが、流石にこんな事があると奥に進むのはちと怖いw
イトウもゲットできた事ですし、今日はここで終了する事にしました。


早めに揚がったら、あとの楽しみはやはりコレ!地元の食材を堪能しようのコーナーw
今回もそばの名産地、幌加内のお蕎麦屋さん「霧立亭」
今日は「とろろそば」、そして気になっていた「そばの実かまぼこ」
まずはそばをストレートで・・・そしてとろろで・・・

ウマ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

そしてそばの実かまぼこをパクリ・・・

コレマタウマ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

酒のつまみにも合いそうですね。そばの風味が効いててほんのり甘〜いかまぼこです。
大変おいしゅ〜ございましたっ!ヽ(゚∀゚)ノ
今回も色々ありましたが、最後の最後でまたもイトウをゲットでき大満足の釣行でした。
その後も奥へ進めばもう一匹くらいは釣れたかもしれませんが、それにあの謎の未確認大型生物・・・
鹿だった可能性も有りますが、今後も周囲を注意しながらの釣行が必要ですねぇ(´д`;)
とりあえず北海道で藪漕ぎ釣行する皆さん!熊鈴&熊スプレー必須ですぞ!ヽ(`Д´)ノ
−戻る−



1 2 # 4 5